私的満足度:★★★(3.7)疑似客観視:★★★(3.8) 私のWHITE ALBUM2の評価は、高くない。 むしろ低いのは「良い点」と「悪い点」がぶつかり合い、際立ったものが削れてしまったからだろうか。 とかく両方とも書いていく。 (1)雪菜さえいなければ・・・ (2)自罰を…
GWに重なるようにDMM50%キャンペーン.はじまりましたね。 私的におすすめしたいものと気になった作品を列挙していきます。 Canvas 15th ANNIVERSARY PACK Canvas 15th ANNIVERSARY PACK通常価格 7,800円↓ 3,900円 【収録作品】 ◆CanvasDVD 〜セピア色のモ…
*といいつつ一般ゲーも扱います。
幸せとかくそくらえなので 映画『Hector and the Search for Happiness』*1は、題名どおりヘクターなる精神科医が幸せをさがすお話。 彼はことあるごとに「あなたは幸せか?」と人々に訊ねるのだけど、これはなんだか変な質問じゃないだろうか。 *1:邦題:し…
※重篤的なネタバレ注意
目的 内蔵をいたわりたくなり自炊率を上げたいものの、毎回作って毎回洗うのは面倒。 なので食材を吟味しつつ、手軽に作れるものを探し求め、三ヶ月続けて食卓に残ったレシピの一覧です。備忘録の体であります。 本記事の料理法は面倒くさがりな私がやってい…
※ネタバレ注意 幸せとはなにか?――答えは多種多様あれど、私はこの定義で十分だと考えている。 ・衣食住+活動(他者交流-好奇心-達成可能目標)=幸せ なぜ労働するかというと自分に餌をやるためであり、餌を与えなければ人は死んでしまう。餌とは文字通りの…
(1)クロデイに対するうんざり感はどこからくるのか 女の価値は胸!尻!外面!―――主人公はそれを事ある事に俎上にあげてはヒロインにセクハラをし(その時分に流行った面白くもなんともない)パロネタとホモフォビア(=同性愛者嫌悪)が蔓延しているのがギ…
私的満足度:★★★★おすすめ度:★★★★ (*2016/03の下書きを今頃になって投下する人がここに) フリゲを漁ればいつでもどこでも名前が出る『ふしぎの城のヘレン』。ようやく重い腰をあげてプレイしたんですが……あ、面白いぞこれ……。 まず戦闘が楽しいです。敵と…
当たり前のことだが、物語を「見る」ことと「語る」ことは違う。 全然違う。 「見たもの」は語れないし、語ったとしても「見たものを語った」というふうに落ち着いてしまう。赤色を見たときそれを「赤色だ」と言うことは出来ても、赤色の感覚を言葉には出来…
ナルキッソス 総評 やがて、わたし自身のことですら、まるで他人のように眺め、リアルとして認識できなくなった。 ――セツミ/ナルキッソス
週刊少年ジャンブで連載するには?人気を上げるには?ライバルに勝つには?――そんな漫画家の試行錯誤を描くのが『バクマン』であり、いわゆるメタ漫画・メタ週刊少年ジャンプ(以下WJ)である。 「面白い漫画は連載し、つまらない漫画は打ち切る」という強固…
殺人犯として追われる主人公が真相を暴くミステリー作品。でありながら弱々しいタッチで『夢』を描こうとしたのがPP -ピアニッシモ- 操リ人形ノ輪舞である。
躁鬱病(双極性障害)、統合失調症、偏執病……あるいは認知症のような脳機能障害等……によって人格が変わってしまった者をそれでも「その人」だと見做せるだろうか? 十年前からこれについて考えていたけど、私は無理だという結論を下していた。
*ネタバレ注意 ――それは、妄執と狂気に至る愛。
(1)内面類推と萌えの関係性 「萌え」とは明確な定義が決まっておらず、発言者によってゆらぎがある言葉だ。私自身は深い感情に出会った時に、それも可愛いの最上級として使っている。 今回はそんな萌えの発動条件・因子はどこにあるのか?と興味をもったの…
――もみの木に願えば願いは叶う しかしそれはやっぱりただの御伽噺で、飼っていたうさぎは生き返らなかったし、奇跡は起きなかったのだと、主人公は語る。
ま、そこが良いところでもあるんだけど、欠点でもある。
全クリではないですけど、とりあえずクリアしましたので感想を箇条書きで書いていきます。 *ネタバレ注意。
もしもまだ筆で文字をつくるのが一般的で、それ以外の(まともな)選択肢がなかったならば、私はこんなにも文章をしたためることはしなかっただろう。 日記も手紙も書くことさえ億劫となり、趣味――つまり楽しむものとして捉えていたかは怪しいと思う。
遥彼方は、末期癌だ。 すでに助からない身の上でそれでも余命を伸ばそうと投薬治療を受けている。抗癌剤の副作用は絶えず身体をむしばみ、がらんとした暗い部屋で、バケツ一杯に吐瀉物を溜め込む姿は―――彼が一人で生きていることを突き付けてくるようでさえ…
ある作品の中で、ある物語を引用する、それはさして珍しくない。 しかし引用にもタイプがあり、物語の内部構造と密接に絡む場合は重層的な印象を与え始める。
アニメってメタフィクション少なくないよね?―――といってたら今クールで『Re:CREATORS』が出てきて興奮しています。 物語のキャラクターが現実世界にやってきて「うそ…私、こいつらに慰み者(=娯楽)にされている??」と認識したり、「あいつは漫画『閉鎖…
ここ最近アニメを見る習慣が死んでいたが、ようやく『鉄血のオルフェンズ』を見終えたので感想を書いていく。 *ネタバレ注意 「届かない」物語。
先日、こんな記事を書きました。 ▼ 親指シフト(=NICOLA配列)は指運びの悪さを感じる。八日目感想 意訳すれば「NICOLA配列は打鍵していて楽しいものの、どうも指がもたつく印象があり、また拗音+長音記号が打ちにくい」といったものです。 不満があるなら…
*ネタバレ注意
*ネタバレ注意
(1)概要 1999年にエウシュリーから発売された『戦女神』、これに新要素・新展開を追加したのがリメイク作『天秤のLa DEA~戦女神MEMORIA~』である。