目的
内蔵をいたわりたくなり自炊率を上げたいものの、毎回作って毎回洗うのは面倒。
なので食材を吟味しつつ、手軽に作れるものを探し求め、三ヶ月続けて食卓に残ったレシピの一覧です。備忘録の体であります。
本記事の料理法は面倒くさがりな私がやっているもので、別段信憑性があるとか、科学的に正しいわけではない事もあるでしょう。もっといい方法がある、以下の条件に適したレシピを知っている、という方がいたらぜひアドバイスお願いします。
条件
・一週間食べれる量を一度で作れる
・小麦NG
・豆系NG(毒性と抗栄養素をもつため大豆を原材料とする醤油、味噌も同様)
・乳製品NG
・食品添加物NG
・人工甘味料NG
・加工調味料NG(コンソメ、だしの素、ソース等)
・美味しいこと!(←これだいじ)
(1)白米
電子炊飯器でなくともご飯は炊ける――むしろ電気よりガスを使ったほうが美味しいし、米を浸水させる必要がないので今は圧力鍋をチョイス。
この器具ならば(洗うのが面倒なので)無洗米4合+水850mlに、火を入れておおよそ30分で出来上がり。
冷凍するならば「安全弁が下がったあと」すぐに冷凍容器に詰めて――つまり蒸らしの時間は必要ない――すぐさま冷凍庫にいれると後日レンチンしても美味しく頂ける。
ほっかほっかの時に冷凍するのがコツ。
米4合ならば(メーカーにもよるが)冷凍容器八つ分は手堅く、600Wならば3分20秒のレンチンでちゃんとあたたまる。一人暮らしならば3合くらいが量的にいいはず。
・使用器具
思ってたよりサイズは大きいので1~3人前ならこれで十分。 2年程つかっているが、まだパッキン交換には至っていない。
(2)パキスタンカレー(っぽいもの)
<材料>
油
玉ねぎ 2個
にんにく 一玉
しょうが 適量
トマト 3個
(お好みで)肉
5種のスパイス
塩 大さじ1
(1) 鍋底1cmくらいまで油を注ぎ――まずは4つのスパイス――コリアンダー、ターメリック、クミン、カルダモンを入れ香りが立つまで弱火でじっくりと煮る。
コリアンダー:大さじ2
ターメリック:大さじ1
クミン:小さじ1
カルダモン:小さじ1/2
(2) 香りが立ってきたらみじん切りにした玉ねぎ、すりおろしたにんにくとしょうがを入れ、玉ねぎに色がつくまでじっくりと煮る。
(3) 次に、トマト3個をミキサーにかけピューレにしたものを投下、馴染むまで煮る。(面倒ならトマト缶で代用)
(4) 仕上げは塩大さじ1、ガラムマサラ大さじ3/4をいれて、少し置いて完成。肉をいれたければ(この時に)火を止めて、投下し、予熱で火を通すとぱさつかず柔らかい仕上がりになる。
(補足)トマトベースなので骨付きチキン、鶏肉モモが相性よし。豚牛の合い挽き肉でも美味い。サラダのドレッシングソースとしてもいける。
最近はここにナスとパプリカ、人参をいれて美味しく頂いている。なにを入れても包み込んでくれる器の広さがこの料理にはある。カレーって素晴らしい。
レンチンで一食分あたためる時、「バター」を入れるとリッチに、「ココナッツオイル」をいれるとエキゾチックな風味を醸し出すのでオプションとしてどうぞ。
ちなみに仕上げのガラムマサラを入れないと、2ランクほど味が落ちるので面倒くさがらず投入してほしいところ。
使用器具はスロークッカー。
こいつは電気によってとろ火調理を可能にしてくれるナイスなやつ。ガスを気にせず家を空けられるし、食材をいれる容器は陶器なのですんなり汚れが落ちるので洗うのも幾分か楽。
最初は鍋で作っていたんだけど「火のお守りつらい」「ガスコンロだと弱火でもすぐ温度が上がってしまう」「油でぎとぎと鍋を洗うのイヤ」といった点からこちらに変更。
注意する点は、この価格帯の製品では「タイマー」がついてないので別途用意する必要があること。なければないでそこまで――製品の性質的に――問題ないかもしれないが。
(3)鶏ガラスープ
<材料>
鶏ガラ1.5kg
人参2本
玉ねぎ2個
にんにく一玉
しょうが適量
昆布1パック(70g)
干し椎茸40g
(1)解凍した鶏ガラを(固まっているので)手で分けていき、沸騰した鍋にいれ表面に軽く熱を通す。この処理をすませたら、鶏ガラを鍋から全て出し、残ったスープのアク取りをはじめる。
※本当は鶏ガラのくさみを取るために流水にかけ、内蔵を取るといった作業も必要なのだそうけど、こちらの環境では問題なく美味しいスープが出来上がるので私は省略してる。
(2)アク取りが終わったら、鍋に全ての材料を入れて煮込む。24時間たったら完成。
※問題は鶏ガラの量が量なので、私のところでは圧力鍋とスロークッカー2つを使って、分けて、調理している。もしも寸動鍋があるならばここから先は読むのは不要。
(3)残ったスープを半々、食材も半々にわけ、圧力鍋とスロークッカーそれぞれにいれる。この時、水位が足りなければ容器の八分目まで水を追加。
(4)圧力鍋ならば2時間、スロークッカーならばLow(低火力)で24時間煮込めば完成。
(補足)塩を一切いれていないが、これだけで十分おいしいスープになる。干し椎茸と昆布をいれことで味の密度が一層高まっているのだが、ただ味覚が――加工食品等によって――強い味になれてしまっていると物足りなく感じるかもしれない。
(4)キャベツのトマト煮(口に入れたらロールキャベツ)
<材料>
キャベツ1/2
トマト3個(トマト缶代用OK)
牛ひき肉400g
玉ねぎ一個以上
(お好みで)にんにく3欠片
塩 大さじ1
キャベツ、玉ねぎはざく切り。トマトはピューレにして鍋(私はスロークッカーを使用)で煮込む。
弱火で6時間もすればいい感じになるので、仕上げに塩大さじ1投下。火を止め、牛ひき肉をいれ、予熱で火を通す。完成。
オプションでオリーブオイルを垂らせばフレッシュな香りが。
(番外)時間があるときのサイドメニュー
鯖缶+アボガド
<材料>
アボガド1個
玉ねぎ1個
鯖缶1個
酢 適量
オリーブオイル 大さじ1
(1)玉ねぎを細切りにし、レンジで3分30秒加熱
(2)アボガドの果肉をとりだし、ブロック状に切る。
(3) (1)(2)に加え、鯖缶、酢、オリーブオイルをすべて混ぜ合わせ完成。
(補足)酢は、バルサミコ酢(白)が癖がなく合わせやすいでの重宝してる。また酢ではなくしょうがのすりおろしでも美味い。
これは所要時間10分でできるけど、包丁出すのもいやーって時は、手を出さないようにしている。そういうときは鯖缶ひとつあけるだけで終わり。
かぼちゃの素焼き
かぼちゃ
かぼちゃ一玉500円で売られている時によく作る料理で、一口サイズに切断し、スロークッカーに入れるだけ入れて――水はいれない――そのまま6時間ほったらかしで完成。
出来上がった直後はおいしい!
のだけど冷蔵庫にいれた翌日は味が落ちてしまうのが難点か。またスロークッカーより、鉄フライパンで素焼きしたほうがもっとおいしいので時間があるときは出来るだけこちらで。
おいしくない残りかぼちゃはパンプキンスープにするといい感じ。(ただし牛乳は使わず水でのばすだけ・・・でも牛乳使えるならばそちらのほうが美味しいはず。水だけだとどうも芯がない味になりがちなんで)
そしてそれを先述した「キャベツのトマト煮」に(適量)いれると、かぼちゃの甘さとトマトの酸味があわさって美味。
使用器具
ハンドル部分が鉄剥き出しではなく持ちやすい木材を使われているところに目をつけてこれに。当時は4800円だったののと、何度もフライパンを買っては捨てることがイヤだったのが購入するきっかけ。
一年ほど使っていますけど、不満はなく、これで作る目玉焼きのおそろしさ。最初の数ヶ月油膜をつくる作業+洗剤を使わないで洗うことを厭わなければという条件ですが。
おわり
メインメニューはがっつり量を作れるので、一人分ならば確実に一週間はもつはず。(一応素人ながら栄養価も気にしています)
夕食時は「メインメニュー1~2つ+ご飯」、オプションで卵or焼き鮭orサイドメニューを追加する食事を三ヶ月続けているが不満点はなし。お腹いっぱいになるし、ちゃんとおいしい。ただNG要素が多すぎるので一週間に一度はなんでも食べてOkとしている。ゆるい。そして味噌おいしすぎ。
◆
あんま~り、こういうブログテーマと関係ない記事投稿するのって迷うくちなんですけどついに書いてしまった感が。まあでも、これくらいならばギリギリセーフなはず…。
ってことで、他にもおいしいレシピ教えて頂けると大変喜びますので、ぜひぜひ。
・段落SKIP