ゲームレビュー-こなたよりかなたまで

こなたよりかなたまで考察――無限のように生きる――

遥彼方は、末期癌だ。 すでに助からない身の上でそれでも余命を伸ばそうと投薬治療を受けている。抗癌剤の副作用は絶えず身体をむしばみ、がらんとした暗い部屋で、バケツ一杯に吐瀉物を溜め込む姿は―――彼が一人で生きていることを突き付けてくるようでさえ…

物語における『世界観』は十全に使い切るべきか?と言われればそうではないが、そう思ってしまうのは何が原因なんだ(甲鉄城のカバネリ~こなたよりかなたまで)

※『こなたよりかなたまで』『甲鉄城のカバネリ』ネタバレ注意 Q,「世界観が十全に使いきれていない」という不満はどこ?(こなかなからカバネリまで)