猫箱ただひとつ

物語追求blog。アニメ、マンガ、ギャルゲーを取り扱ってるよ

思考の種子

アニメはなぜメタ表現作品が少ないんだろ

ここで言う「メタ」とは、「物語/キャラが物語/読者について言及する」ことを指している。

増田の妖精、とPsychopath

良心が異常に欠如し、他者に冷淡で共感しえず、慢性的に平然と嘘をつく。 行動に対する責任が全く取れなく、罪悪感が皆無で、自尊心が過大で自己中心的で、 口が達者で表面は魅力的…… wikiによれば犯罪心理学者のロバート・D・ヘアは以上のようにサイコパス…

「年を取れば涙もろくなる」とは一体どういうことなのか。

「年を取れば涙もろくなる」これは一体どのように説明すればいいのだろう? この言葉は「取るに足らない出来事でも年をとる事で泣いてしまう」といったもので、ドラマティックでもなんでもない味気ないワンシーンだったとしても、ぼろぼろと涙してしまうこと…

共感性羞恥は物語読みに必要なスキル?

『共感性羞恥』というワードが去年話題になった。 これは「他者の恥ずかしい行為を見て、それを見ている自分もまた恥ずかしくなること」を指したものであり、話題の起因となった[マツコ&有吉の怒り新党 ](2016年8月24日放送) が10-80代500人にアンケートを…

アニメを見ない生活 on ICE!!!

そういえば最近アニメを見ていない。 夏アニメ終了時からアニメを見る敷居が時間的に気持ち的にも高くなって、「このままだと今期は見ることはないかも」と周りに話していたが、なんだか実現してしまった感じである。

作品対談お疲れ様でした

先日の作品対談お疲れ様でしたー。 質疑応答の繰り返しは楽しく、あっと言う間の4時間でありました。時間の流れはなぜこんなにも早いのかってくらいに深夜に突入したときはすこし驚きつつ(笑)また自分なりの当該作品への考えを深めることができたのは大きな…

相手が『無敵くん』かどうか判別するための2つの基準

無敵くんの判断基準 以下のサイトによれば『無敵くん』とはこのような存在らしい。負けることがない/負けを認めないからこそ無敵、だから無敵くん。 無敵くんとは、SF作家・山本弘氏の小説「神は沈黙せず」に登場する造語で、「ネット上の掲示板等での議論に…

ノベルスフィアをプレイするタイミングが難しい

『無職転生』熱が蘇ってきており、ちょっとした休憩や移動時間の合間に文章を追いかける習慣がついてきた。と思ったらするすると最終決戦を迎え、最終回に到達し、無職転生ってそういうお話だったのね……知ってたけど改めて突きつけられるとそうだよね……うん…

異世界転生で得られる教訓は「今までの全てを取り替えることで人間の行動は変わる」という考え方(無職転生~本好きの下克上)

*両作品はほんのすこし触れる程度。 異世界転生と環境 『無職転生』『本好きの下克上』『この素晴らしい世界に祝福を!(アニメ)』『Re:ゼロから始める異世界生活(アニメ)』を読んでいると目をひかれるのは転生者は前世とは違う行動を取っていることであ…

『お前がそう思うんならそうなんだろ』の使いドコロ

お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな 元ネタはどうであれこのフレーズは今では至るところで見かけるし、主に相手の主張を封じる煽りとして、はたまた答えは人それぞれなのさてめーは黙ってろという文脈で使用されることが多いように思う。

クンフー論は創作論だったのだなあと、思う。

海燕さん達の造語である「クンフー」を私が好き勝手に解釈して、いろいろ考えていたことがあった。それは一言でいえば「楽しいを活性化させる」にはどうすればいいのかな?ということであり、もうすこし長い文章で語るならば以下のようになる。 1)クンフーを…

ゲーム民族のように、物語ユーザーも物語に対するアプローチがそれぞれ違うはずなのである。だから「物語民族」の分類が欲しくてたまらない

1)ゲーム民族 以下、スパ帝国氏の記事が大変興味深かった。 ▼ ゲームが強くなる100の知恵++ | スパ帝国 この記事は、ゲーマーを「意思決定」「研究」「管理」「軍人」「操作」「ロボット」「消費者」7つのタイプを民族と呼びならし、ゲームに対するアプロー…

対立する記事(=思考)をもっと増やしつつ、肯定と否定を繰り返したい

このブログでは基本的に「1つの考え」を「1つの記事」に収めるようにしている。これは反対意見を斟酌して無闇矢鱈長文にならないように、他記事で引用する時主張がコンパクトのほうが便利なこと、そして一番の理由は私自身が想起しやすくするためだ。 記事…

あらゆるものを好きになりたいという願いは、あらゆるものを好きになれないという前提から始まる

なんて無理なお話なのでしょう 「あらゆるものを好きになりたい」と思っている人はいるだろう。 私もその一人で嫌いなものをどうにかして好きになり、「嫌い」という状況をなくしたかった。嫌いな人間、嫌いな信条、嫌いな口癖、嫌いな音楽、嫌いな虫……それ…

両手が崩れ落ちる感覚をもう思い出せない、からってその気持ちも忘れちゃうんですか?

以前、私には「両手が崩れ落ちる」感覚を幻視できていた。それは手首から肉片がめくれて血がどばどばと流れだす時もあれば、砂のように両手がさらさらと崩れる時もあった。肘の先からなにもない感覚だけがあった。 これは、別にしたくてしていたわけじゃない…

理解できない《他者》が大好き。例えばそれは『強盗、娼婦のヒモになる』の母上だったり『はつゆきさくら』の小坂井綾だったり

(はつゆきさくらの一コマ) 他者とはつゆきさくらとゴトショフ どんなに気持ちを汲もうとも理解できない "他者" とでも呼べる人間が好きだ。 今までの経験と知識をもってしても「君がなぜそう考えるのか?」が意味不明だし、その説明を求めて密なコミュニケ…

あの、勝手に撮るのやめてくれませんか?

なんの断りもなく写真を撮られるとムッとしてしまう自分がいる。でも考えてみればただ写真を撮られただけなのにね?なぜこんなにも「嫌」って思ってしまうんだろう。なぜ脳がちりちりする感じがするのだろう。実際、物理的な、被害なんて無いのに。 パシャパ…

人は簡単に変わるかもしれないけど、そう簡単には変わらないのかもね

人間はなにかしらのキッカケによってそれまでの歩んできた過去とは別人と思える人になることがある。 それは死する体験によって人生の有限感を獲得し"イマ"の一秒一秒を大事にしはじめたり、何らかの神秘体験が宗教の回心を促したり、人との出会いで内在化す…

思い出が美化されるのは、美化されないとやってられないから

幾年か前の環境は私にとってあまりよいものとは呼べず、むしろ悪いものでさえあった。退屈で、つまらなく、いかに嫌気が差してしまうのかを同グループに所属している友人と愚痴るくらいには無駄な時間の連続だった。 それは日記も付けていることから間違いな…

あまりにも他者を自分の思い通りにできると思っている人はキモイ

以下のツイートを読んで、思う所をぐりぐりと。 「あなたのツイートは読んでいてツラい」とか、別に伝えてくれなくていいので、ツラいと思ったら、その時点でミュートかブロックしてくださいね。 Twitterは自由に発言できて、自由に繋がりを選択できるツール…

気持ちって必ずしも肉体と同期するわけではないかも

以下のイラストを見まして表題通り考えたわけです。

『芸術上の盲人』とは、物語を読むこと=銀行通帳の残高を眺める無感動な人間

*そろそろこの概念について整理する。 1)芸術上の盲人とはなにか 『芸術上の盲人』は「物語を読む」のと「銀行通帳の残高文字列を眺める」ことがイコールでありこの2つの行為に差異がない人間のことだと定義する。物語を読んで別世界の体験に浸ることもなけ…

私の思考方式は「四次元ポケット」のようなもの、かもしれない

以下の記事を読みまして、認知優位+各種能力によって個々人の「頭の中」はやはり違うことがわかります。 →あなたの思考は音声?テキスト?それとも…? ~「頭の中のアレクサンドリア大図書館」反応まとめ~ - Togetterまとめ 読んでいて興味深いです。 認知…

そんな考え認められない、絶対に認められるわけがない

どうしても認められない考えに出会った時 たまにどうしても認められない考えがあります。主張されるだけで「違うよ」と否定してしまうものがあって、私はそれを絶対に許すことができなくて、毒づきたくなる気持ちが湧き上がってしまう。 その考えや態度がと…

類推が苦手ならば、他者を理解するのもまた苦手

類推とは、「一方と他方の類似点を元にしてそれらを推し量る行為」のこと。 これは思考・対象把握に貢献し、巨きすぎて全容不明なものや複雑すぎてよく解らないものへの理解の道すじになるものです。人の心もまた同じであり、自分の価値観と他者の価値観に類…

恋する乙女と守護の楯(瀬之本久史氏)のイラストをはじめて見たとき拒絶感があった

2007年にAXLから発売された『恋する乙女と守護の楯』。タイトル名すら私は知らなかったけれど、本作はPS2版に移植されていたため「イラスト」だけはよく知っていた。ゲームショップでよく目にした。 ある時ある人が「恋楯おもしろいよ」とすすめてくれたのだ…

優劣の意識のまなざし

最小限生活主義――それは物を持たない生活様式を目指し、いかにクオリティ・オブ・ライフを上げられるかを趣味とする人たちの事。(ここから派生していかに働かず最大幸福を得るという向きもあるそうで) この様式自体はおかしくもなんともなく、この思想が気…

我々はライター買いはしても、ライター批判せずにいられるか

「アニメは脚本一人だけで物語を作っているわけではなく、シリーズ担当や監督も関わりながら創り上げられている。なのに(賞賛であれ批判であれ)脚本家一人のせいにするのはおかしい」というお話。

今求められているのは「おすすめ100選」ではなく、読者のフェーズに合わせた超超厳選別なのだよ!

ONE ~輝く季節へ~ True Stories オリジナルサウンドトラックアルバム 15.08.04 ChambersRecords/HOBiRECORDS (2003-11-21) Amazon.co.jpで詳細を見る ・現在サブカルコンテンツは過剰に溢れているため読者である私たちはそれをうまく享受できない状態に陥っ…

アジャスト型がアジャストしているのは物語世界である(?)

*思考の整理もかねて 「アジャスト型」と「引き出し型」という読者タイプの便宜的な区分けがある。 アジャスト型とは順応力を高めて作品に合わせて楽しむタイプであり、引き出し型は自分がストックしている"読み方"でもって楽しむタイプのことだ。 以下、ア…

ネタバレの範囲は人それぞれだからこそ、読書案内を書くのは難しい

ネタバレの範囲って人それぞれどこまで許容できるのか変わってくる。 ストーリーの核心的な情報、次回のアニメ予告といったものまでを避ける人もいるし、逆に前述したものを全て開示して欲しいと望む人もいる。 最近知って驚いたのだけど、「ネタバレを望む…

ギャルゲーに2ヶ月かかる人なんているのだろうか

私だよ。 それ、私のことだよ(白目) さいきん*1『キラ☆キラ』や『Rewrite』のお話で盛り上がってて、「懐かしいなあ」「久しぶりに起動してみようかな」と過去作品を起動してみたら一作品に2ヶ月余裕でかかっている事実が判明してしまった。 自分の記憶だ…

あなたは本棚を晒せる?

何かで見た誰かのインタビューに「僕は友人が来るたびに本棚を布で覆います。だって自分の頭の中を見せたくありませんから」という文言が今もなおこびりついている。(誰が言っていたんだっけな) 本棚を晒すことが苦手という人はやっぱりいる。私もすこし苦…

「好きを諦める」というユリ熊嵐の逆的考え方

「好き」という気持ちは尊い。 他者に親しみを覚え好意を寄せる恋から、思想や芸術、景色や土地を愛でることは素敵なことだと感じるし、何かを好きになること、何かを愛することはわたしがわたしであるために必要なものであり、わたしがわたしであると証明す…

言葉の世界で行なわれることは、ただ正しいだけ

(TVを見てふーんとしている天音さんの図) 言葉というものはメタ性質を持っているので、例えば何が正しいのかどれが正しいのかを追求していくと「その☓☓は正義か」「正義とは何か」「正義を有するにはどうすればいいか」「正義の資格をお前は持っているのか…

100%の力を持って作品探求する場合、一体どこまでできるのか

作品を全力で探求する場合、どんなことが可能なのか考えてみたい。

パーソナルスペースと自我

パーソナルスペースというものがある。他者が近づくと不快に感じる空間のことであり(文化や個々人によって差はあるが)一般的には親密な相手にはスペースが狭く、敵視している相手には広いと言われている。 ――先日、あるお店にて座り並び待っていたことがあ…

コミュニケーションを技術に落とし込むことが流行っていたなと思い出す

2010年前後、コミュニケーション、コミュ症、質問術、会話術、ぼっち、友達がほしい系の話題がやたら多く、ネットではそういう情報が毎日溢れていたように記憶しています。実際どうなのかな私の印象論かもしれない。 何にせよそういった友達ほしい系の記事は…

読者と作品の関係は、アーチャーと衛宮士郎の剣戟と、どこか似ている。

あらゆる読解を試みて作品の最奥に到達せんとするプレイヤーと、そんなプレイヤーを嗤うかのように屈服させんとする作品達。 この2つの関係は『Fate/stay night』における衛宮士郎とアーチャーの剣戟とどこか似ていると思うのだ。作品の基本骨子の想定が甘け…

ゲームAngel Beatsが発売された今だからこそ当時の考察・批評をまとめる

ゲームAngel Beats!発売をおめでとうございます。あ、私は買ってないけど、シリーズ完結したら一括購入する予定です。いつ出揃うんだろ楽しみ。 そんな未来のために、2010年にアニメAngel Beats!が放映された当時の考察やら批評やらを自分の為にまとめておき…

アイドルに恋してる人は、自分で作りあげた観念を好きになっているだけなのではないか

アイドルに恋人ができると泣き喚いたり憤ったりする人がでてくる。自分でこしらえた相手の印象と、現実の相手が"ズレ"はじめてその"ズレ"が決定的なものになってしまったから。

作者が装置ならば、読者もまた回路にすぎない

作者は装置であることを以前に言いました。 ↓ 作者は物語を生み出す〈装置〉でしかない。3905文字 - 猫箱ただひとつできれば元記事読んでからどうぞ。

映画館が嫌いだと言って2年が経った

映画館が嫌いな理由は「音が汚い」「値段が見合わない」「マナーが悪い観客に不満が募る」の3つです。 映画館の最大の魅力はその設備でしょう。20mを超す大きい画面に、サウラウンドSystemによる家では絶対に流せない立体感ある大音量・音響の2つがポイン…

誰かに教えられてまで作品の「答え」が欲しいわけじゃない

読者は往々にして答えを求めます。 それはミステリー小説のような明確なトリックの答えから、登場人物の行動の意味、心の中でどう思っているのか、この物語はなんなの?という曖昧模糊なものまでに「答え」があると仮定し探し求めます。 『はつゆきさくら』…

今回も選別する!2015年夏アニメ46作を未視聴で9つまで減らすのだ

前回4月にてアニメ選別の仕組みを作ってみましたが、まーやっぱりまだ粗いのでうまく機能してくれなかったように感じます。"だいたい"でいいならばこの方法でもいいと思うんですけどね。 (この記事さ) 毎期のアニメ量が多いのでそろそろ「選別の仕組み」を…

SEOによって「考察」「書評」「レビュー」の意味が劣化したという仮説

*仮説。実際はどうなんでしょうね。 SEOによる考察やレビューの言葉について 前提として言葉の意味は変質するものです。本来の意味が変わってしまい現在では別の意味、それも反対側の意味として使われているなんてこともざらです。言葉は生き物といわれる所…

ヘスティア視点で見るベルくんは可愛いさ100倍だと思う

*たまにはだらっと 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のベルくんが可愛い。可愛いのである。なんでだろ? なんでベルくんを可愛く思えるんだろ? と考えると多分これ「ヘスティア様の視点」で見ているからだと思うんですよ。 ベルくん…

なぜ「評論家気取り」というレッテル張りを彼らは使うのか?

*めんどくさいので評論=批評としておきます。*この記事もレッテル貼りの循環に陥っていなくもない。 評論家批判をする人たちがよく使う理屈↓ 1)評論家気取りを批判するとその人も評論家気取りという無限地獄 アニメを見てこなくそにけなす評論家気取りうぜ…

「このアニメ展開もう見飽きたよ」という知識の非可逆性を乗り越えるためにできること

*きほんてきに無期限工事中 今まで追っかけてた一回性について土台を固められてきたと思うので、ここらで「知識の非可逆性」から「感受」も含めまとめておきます。本記事は主に仮説であり荒唐無稽と捉えてもらっていいです。 下の過去記事をまとめ 物語は人…

言葉にできる楽しさなんてウソだよ、秘密はまとっているだけで力をくれるような気がする、なあ黒桐、神秘はね神秘である事に意味があるんだ。

*空境、漫画版エヴァ、ぼっち侵略、セミラミスが入り交じる記事。ネタバレはしてないつもりですが気になる方はお気付けを。 *4650文字