幸せとは「ずっと」を有された言葉

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幸せとかくそくらえなので

 

映画『Hector and the Search for Happiness』*1は、題名どおりヘクターなる精神科医が幸せをさがすお話。

彼はことあるごとに「あなたは幸せか?」と人々に訊ねるのだけど、これはなんだか変な質問じゃないだろうか。

*1:邦題:しあわせはどこにある

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一週間を乗りきるずぼら料理リスト(随意更新)

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目的

内蔵をいたわりたくなり自炊率を上げたいものの、毎回作って毎回洗うのは面倒。

なので食材を吟味しつつ、手軽に作れるものを探し求め、三ヶ月続けて食卓に残ったレシピの一覧です。備忘録の体であります。

本記事の料理法は面倒くさがりな私がやっているもので、別段信憑性があるとか、科学的に正しいわけではない事もあるでしょう。もっといい方法がある、以下の条件に適したレシピを知っている、という方がいたらぜひアドバイスお願いします。

 

条件

・一週間食べれる量を一度で作れる

・小麦NG

・豆系NG(毒性と抗栄養素をもつため大豆を原材料とする醤油、味噌も同様)

・乳製品NG

食品添加物NG

人工甘味料NG

・加工調味料NG(コンソメ、だしの素、ソース等)

・美味しいこと!(←これだいじ)

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幸せの定義(Angel Beats! 1st beat)

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ネタバレ注意

 

幸せとはなにか?――答えは多種多様あれど、私はこの定義で十分だと考えている。

・衣食住+活動(他者交流-好奇心-達成可能目標)=幸せ

なぜ労働するかというと自分に餌をやるためであり、餌を与えなければ人は死んでしまう。餌とは文字通りの食べ物であり、安息をあたえる宿、社会的な身だしなみが該当する。

生命(=肉体/精神/社会性)維持の次は、他者と交流し、そしてその者と「達成可能だけどやや難しい(興味ある)目標」をもつことが肝要である。大勢が拍手する意義深いものでも、逆に社会的価値がうすい趣味でもなんでもいい。とにかく誰かと一緒に(やや難しい)達成可能な(興味ある)目標に向かうことで人はじゅうぶんな幸福を覚えるものだ。(ようするにエピックウィンを起こしたいので困難な企画、簡単な作業ではダメということでもある)

こう考えると仕事とは「労働」と「活動」の2つの側面を持っており、前者の天秤が傾けばひどくつまらないものに、後者に傾けばとても楽しいものになりえる。また「活動」がうまくいっていれば――その時間はとても楽しく、有意義なものなので――それを人は生きる意味と見做す(錯覚)し、逆にいえば特権的な生きる意味なんていう下らないものを望む必要性はなくなるのだ。

生きる意味があるから生きるのではなく、楽しい一時を手繰れる瞬間に人は生きたいと思うのである。そしてそれを「幸福」と呼ぶのではないか?

――adv『Angel Beats! -1st beat-』は、これをめちゃくちゃ簡単に満たせる世界である。

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