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マジ恋の恐るべきところはその調和力、つまりアニメ化は#3

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マジ恋記事シリーズ

マジ恋のバカやろうwww(るーすぼーい氏を声優に起用し以下略) #1

 

 

あらゆるものを飲み込むマジ恋

 

本作のすごさは「混沌な世界ながらも破綻していない」ところ。

学園モノを舞台に――武士娘が決闘を繰り広げ、白馬で登校し、ロボットは喋り、麻生太郎(らしき人物が)総理を務め、ビルゲイツ(らしき人物)が戦いに参加するギリギリなものから、「気」といったドラゴンボールの世界観を導入し怪光線を宇宙に放つ。

そしてそれらにはディティールは与えられておらず、「なぜ百代は衝撃派を撃てるのか」「武士娘とはなんなのか」「なぜロボは喋るのか」といった理由は瑣末なものだと切って捨てられる。ある意味ファンタジー文学。我々は目の前にある事象をそのまま受け入れる必要があるし、kanonの奇跡のように論理的な答えを求めてはいけない。それは沢尻エリカAirまで幅広いパロディも含まれる。

このように色々混ざりすぎていてもうよく分からない作品で、普通ならばこんな見境なしのごった煮つまらないはずなんだが・・・面白い

そう面白いのだ。しかしどこが?なぜに? と考えても明確な答えはでてこない。

おそらく「◯◯があるから面白い」ではなく、作品に散らばる要素の調和の取り方が凄まじいため、無茶苦茶な展開のオンパレードでも破綻せずENDINGを迎えられるのだと思う。

だって、ローゼン閣下が武術に覚えがあり主人公たちとタッグを組んでバトロワっつーのはどんな物語なんだよ!! そしてそれに何ら疑問に思わないこの紡ぎ方は本当恐ろしいと思う。

 

 

アニメ化は困難では?・・・

 

つまり、何が言いたいかというと『真剣で私に恋しなさい!』は簡単にメディアミックスできる作品じゃないということ。

例えばアニメ化した場合、武士娘、バトル、豊富なパロディといった分かりやすいものをピックアップし画面に押し出してしまう懸念がある。それは画面映えするしインパクトがあるため手っ取り早くマジ恋ワールドを作成できる。

けどもしもマジ恋の本質がこの「調和力」だったならば、いくら見栄えのする要素を持ってきても全く意味がない。意味がないどころか接続さえできず要素要素が宙ぶらりんのようになっても不思議ではないだろう。

そこの理解がない場合―――いいえ例え理解があったとしても「画」でどのようにアレを表現出来るのか疑問だ。ここを遂行できないのならば、アニメ化は失敗する可能性が極めて高い。

逆にいえば、アニメで十全にマジ恋ワールドを表現できたのならば、それはもうほんっとーーーーーに賞賛に値すべきで、私は見てみたいアニメ化の一つでもある。

でどうやら2011年に制作されたみたいなので――いや知ってたけどね――怖いもの見たさで見たさしかない。ワクワクが止まらない。

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 (了)

 

 

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