猫箱ただひとつ

物語追求blog。アニメ、マンガ、ギャルゲーを取り扱ってるよ

妹を大事にするお兄ちゃんlove(俺妹~ゆきうた)

スポンサーリンク

f:id:bern-kaste:20170715204448j:plain

 

引きこもり妹はえっ☓なイラストレーターで俺の小説の担当絵師だった?!―――アニメ『エ口マンガ先生』が面白いです。まだ5話だけど全体的によく出来ていて、なによりお兄ちゃんの妹愛が伝わってきて涙ぐむ。

妹を大事にしているお兄ちゃんってほんといいよね……大好き。それも恋情ではなく家族愛の距離感で描かれるとぐっとこざるを得ないというか、私の琴線に触れざるを得ないというか。

「わたしの為にどうしてここまでしてくれるの?」という疑問には「だって俺はお前の兄だから」としれっと言う彼がかっこよすぎる。本来兄だからって毎日、朝食を用意したりなんてしない。こんなにも紗霧を愛してくれるわけじゃない。

けれど正宗はそう思うことが当然のように振る舞うわけですね。それは無根拠で盲目的な姿勢だけど、理由がない主張って(時に)心揺さぶられるものなんだなと。

全力でひとつの事を信じられるのって、周りにもそのことを信じられる<場>を作るし、紗霧自身、なぜ彼がここまでしてくれるのかピンとこないものの「その想い」だけは納得している。

―――兄さんは、私を大事にしている、と。

人が前を向いて歩くのに必要なのはこういう他者との接続だよね……ありったけの生きる力がそこにはあると思うんだ。

ただ紗霧は家族ではなく「女」として愛して欲しいみたいなので、「妹」として愛したい正宗からすると複雑なのでしょう。

いずれにせよ、妹愛に満ちた物語で、お兄ちゃんっていいな……って何度も思いました。もちろん妹・紗霧もとても可愛いです。兄に懸想するものの伝わらなくて「むー!」ってなる所とか、一人床ドンし続ける姿、ノリノリにはしゃぐ(ED時)な彼女を見ると癒やされてしまう。「兄さん」っていう呼び方も大変よろしい!

『エ口マンガ先生』は兄妹二人とも大好きなので、このままラストまで視聴していきたい所。

 

そういえば、adv『ゆきうた』も妹を大切にする兄が出てくる。

兄・秋臣はふだん素っ気ないし、ぶっきらぼうな男の子なんだけど、ちょっとしたシーンで妹を慮ってるのが分かるんですね。

妹・菜乃がぐずってたら「お前はそんな顔似合わん」と頬を引っ張る、痛い、でも菜乃は菜乃でお兄ちゃんが自分を大事にしているって分かってるからイヤじゃない。むしろ自分の状態にいち早く気づいてくれる事が嬉しかったりする。

妹が困ってたら手を貸し、妹もなにかあったらすぐお兄ちゃんに相談できる関係性を二人は築いているからこそ、こういった乱暴なスキンシップでも愛情の裏返しとして機能しますし、なにより見ていて微笑ましくなってしまう。

最後はついつい妹を甘やかしてしまって、「育て方間違ったかなあ」とぼやくお兄ちゃん(秋臣)が可愛すぎるのも見逃せないポイントです。

長谷川兄妹の距離感、好き。

 

逆にアニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』は兄妹の仲が悪い。(最初は)

妹・ 桐乃はことあるごとに「死ね」「キモイ」と兄を罵倒するし、時には物理的接触(暴力)にも訴えかけてくる非常に非情な女の子。それでも兄・京介は彼女を大切にするとこが涙腺にきてしまう。

だってさー、ここまで嫌悪をぶつけられてそれでも一途に大切にするってもうすごいよ。本当すごいよ。お兄ちゃん欲しいランキング1位に入ってしまう程の人柄の良さ、性格の良さ、行動力。そしていつ如何なる時も妹に惜しみない愛情を与える京介のこと嫌いになる人いるの?いやいない!(反語)

――すると桐乃の性格の悪さが際立ってくるんですが、あれは"確認行為"だと考えると納得できます。つまり「どこまでやれば」兄は私を嫌いになるのか。「どこまでやっても」兄は私を思い続けてくれるのか。

そんな愛情を確認したいが為にやってるんだとすれば、いじらしく、可愛い妹なんじゃないでしょうか。アニメだと(うっすら)と京介に向ける恋情も見えてくるので、余計、そういった儀式が彼女には必要だったのかもしれない。

京介にとっては黒猫との・・・。ごほん。

いずれにせよ恋情に発展しようがしまいが、包括しようがしまいが、『妹愛』(=大きく見て家族愛)を描く作品私は好きだなあと痛感しますね。

 

「家族愛って、一番強い愛情なんでしょう?」


――入巣蒔菜/グリザイアの果実

 

 

 関連記事

eroge-pc.hatenablog.jp

CARNIVALはひとつひとつ取り払い、こなかなは精一杯の物語を信じた(+魔女こいにっき.11eyes)

 

(雑話)

 それがキリスト教による恋愛至上主義が蔓延った社会で、それとは「別」の価値を見出してしまう行為だったとしても、私にとってはやはり恋愛よりも家族愛のほうに価値を置きたくなってしまう。人間が作るもの――価値――なんてすべからく解体出来てしまう事を分かっているものの、これだけは信じていけたらいいな。