猫箱ただひとつ

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アニメはなぜメタ表現作品が少ないんだろ

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ここで言う「メタ」とは、「物語/キャラが物語/読者について言及する」ことを指している。

例えばキャラクターが「ねえキミ。ワタシの声聞こえてるんでしょ?」と画面の向こう側へ呼びかけたり、「知ってたさ。俺が物語の"キャラクター"だってこと」と自己言及する。

あるいは『物語』が読者を組み込んだ前提でお話を進めたり、読者が『読者』として介入しなければいけない状況が発生する――直接的・暗喩的問わず――表現がなされた作品群をここでは「メタ表現」ないし「メタ作品」として取り扱おうと思う。

具体的な例では、『MR. ROBOT』『トゥルーマン・ショー』『SCE_2』『メタルギアソリッド2』『四月馬鹿達の宴』といったものが分かりやすいだろうか。

かすってる程度なら『Ever17』『俺たちに翼はない』もよいかもしれない。

私の観測範囲が狭いこともあるだろうが、アニメという媒体はそんなメタ表現をなかなか見かけないように思う。

あっても悪趣味に表現された『劇場版EVANGELION  Air』くらいしか私には思いつかないのだけど、他になにかありましたっけ…。

 

逆にゲーム・小説は「メタ」を匂わせる作品は10本やれば1本当たるくらいには多い印象がある。探せば簡単に見つかるし、探さなくても気づいたら当たる感じ。

けれど――ここ数ヶ月はまともに見れていないんですが――アニメは1クール10本見ても中々そんな作品に出会わないし、年間通しても一本も無かったということもある。

観測範囲の問題を組み入れても、それでもやはり、アニメという媒体はメタ作品が少ないような気がする。

なんでだろ?……

最初は「映像媒体」はメタ表現が出来ないわけじゃないけど"しにくい"媒体だと考えていた。逆にゲーム等はしやすい媒体だと。

これは形式的にゲームは読者が物語に「介入」できるからであり(操作・決定)、その距離感の差が媒体毎の採択される表現に繋がるのではないか。また「映像」とは客観性を強める形式であり「テキスト」とは主観性を強めるものだからADV/小説はメタしやすいのではないかと。

いやでも『MR. ROBOT』(ドラマ)とか見ているとそんなこともないんじゃないかなあ……という気もしてきてよくわからなくなってくる。うーむ。

(そんな感じでひとまずここに考えを置いておわり)

 

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