猫箱ただひとつ

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アオハライド2話感想。共有を求める相手

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<アオハライドの一連エントリ>

 

多様性の理解

 

槙田悠里のぶりっ子に嫉妬し愚痴る明日美―――に双葉は本音を言ってしまう。それは彼女にとっては大きな転機であり、友達ごっこが終わる瞬間でもあったのだと思う。

とはいえ、このままなし崩し的に明日美とチエの関係性が終わるのが厭だったのか、放課後、双葉は二人に駆け寄り言葉を紡いでいった。

 

双葉「あ、あのさ こないだはごめん。私の言い方も悪かったと思う」

双葉「でも、あれが本音だった」

双葉「嫌われるのが怖くて、今まであすみたちに本気でぶつかれなかったけど、私の本心だった」

明日美「双葉の気持ちはわかったよ。んーで思ったんだけど、あれが本心なら、やっぱ双葉って私には面倒かも」

明日美「双葉が悪いとかじゃないけど、ただ、あたしらとはノリが合わないだけだから」

明日美「バイバイ」


――アオハライド2話

 

この時、私はもっと「キツい」言葉がでてくると思ったんですよね。友達という関係性をぶっ壊すための強い言葉、もう元通りにはならないと決意した言葉、お前とはもうつるまない決意の宣言――そういうものが明日美の口から吐き出されるのだと身構えてすすらいた。

それに双葉が明日美に言った本音は、明日美からすれば傷つくものだっただろうし(例えそれが正しい言葉だとしても)明日美が怒っても不思議はなかった。

 

けれど、明日美はこう言うんですよ

 

明日美「双葉の気持ちはわかったよ。んーで思ったんだけど、あれが本心なら、やっぱ双葉って私には面倒かも」

明日美「双葉が悪いとかじゃないけど、ただ、あたしらとはノリが合わないだけだから」

 

――アオハライド2話

 

私の好感度めりめりあがってるんですけどどうしてくれるの明日美さん! 

彼女みたいなタイプで、この年頃で、友達にああも嫌悪感込められた言葉ぶつけられて「私と双葉は合わないだけなんだよ。双葉が悪いわけじゃなくてさ」なんて言えちゃう?! 言えないよ! なにこの人すっごい好きだわ。

これも一つの多様性の理解なのだなあと思っちゃう。

  ◆

双葉はこの一連のやりとりを「みんななかよく!って頑張っても出来ないこともあるんだなあ」と結論付けるわけなんだけど、ええ?注視するところってそこなの?ってやや驚く。双葉にとって「本音で話しあえばすべてがうまくいく」思考でも持ちあわせていたのだろうか。そして今回その幻想が幻想だったことを知ったということなら納得はできるんですけどね。

 

共有の積み重ね

 

あの頃教わらなかったことを知っていく。割り切ることも強さなんだって、私は今日知ったよ

私はあの頃よりは、きっと強い

どうしてかな、今、ものすごく、洸に会いたい

中学の頃の田中くんじゃなくて、今の洸に

あの時、洸と何かを共有できたみたいな感覚をもう一度感じたい

 

――双葉.アオハライド2話

 

一話で双葉は「あの頃には戻れない(=もうあの田中くんはいない)」と自覚し中学の初恋は終わった。でも、それでも今現在の彼と共有する感覚を感じたいって思うのはどういうことなのだろう。「現在の洸」といろいろなものを積み重ねていきたいと思えるほどの、魅力を洸は持っているってことなんだろうか。

双葉にとって「馬渕洸」とはどういう存在なのか興味深い。

 

<アオハライドの一連エントリ>