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猫箱ただひとつ

物語追求blog。アニメ、マンガ、ギャルゲーを取り扱ってるよ

2015年秋アニメ総括をだらだら語る

アニメレビュー アニメレビュー-2015年クール毎の評価
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2015年秋アニメの総括を書いていきます、

と思ったら完走したアニメ少なすぎ?……

 

 

未だ続いているアニメを消去すれば、実質3作品しか見れていないという。

いろいろ虫食い状態で見ていた作品はあるんですけど――ヘヴィーオブジェクトや庶民サンプル――ただ、ちゃんと全話観たアニメはこれだけなのは一体どういうことなの沢渡さん?と首を傾げてたいです。

いや、そりゃね、私が見ていたアニメはそれだけだったというだけの話なんですけどね。

 

1.すべてがFになる

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原作読んでからアニメに突撃しようか悩んだものの、結局は見ちゃった『すべてがFになる』。

一話から時間の使い方がゆったりで――さりとてダレてるわけでもなく――登場人物の軽妙なトークは心を奪われます。いいですよね、ああいう無駄だからこその高級感。

まるでそれは「午後三時にコーヒーを啜りながらほっと息をつく感じ」の雰囲気であり、『化物語』の無意味で・無益で・掴みどころのない会話劇が楽しめちゃう私は本作もまた楽しめました。

強いて難点をあげるならば―――の後に続く言葉はなく、全体的に水準高めな作品であり、良いミステリーアニメだったと思うのですが原作ファンからするとどうなのか興味深い所です。さてさて?

具体的に好きだったポイントは、真賀田四季博士の"他者"感あふれる存在強度の高さや、物語の核心的な「謎」を考えることの楽しさ、そして「謎」が開陳した後のむなしさ、犀川教授と西之園萌絵の心情の応酬にくわえ、

すべてがFになる』のOPムービーはお気に入りです。真賀田四季博士らしきものが犀川教授と西園さんの手からどこまでも逃れ続ける様子はふふっと笑みがこぼれてしまいますし、音楽と映像のテンポがよく何度見ても飽きませんでたから。

関連→思い出すだけで良かったのにそれさえも出来ないんでしょ?『すべてがFになる』感想

 

余談ですが、『すべF』を見てて思ったんですが、アニメ話数考察(=今後の展開予測に終始)するサイトって、「こういう"謎"を解く気構えでやっているんだろうな」と実感したり。なるほど。すべてのアニメを「ミステリー小説」のように臨んでいるのだろうなと。

参照→アニメブログ&まとめサイトが過剰にやる考察ってただの「今後の展開予測」だよね?……

 

 

 

2.機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ(まだ続いてる)

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視聴前は「ガンダムかあ……」と若干の苦手意識があったんですが、実際見てみるとそんな気持ちはどこへやら。毎週楽しく見ています。うん。面白い。

三日月の躊躇いもなく人を殺せる無機質っぽさ、そこにオルガとの少年時代からの縁によって共依存的関係を保っていたり、彼らの灰色な少年性がクリーンヒットしごろごろ転げまわっています。私こういう男の子好きなんだよなー。(EDでのちっこい三日月とオルガやばすぎません?)

何クール続くのかわかりませんが、少なくとも2クール目始動中です。

 

 

3.学戦都市アスタリスク

 

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テンプレストーリーな『学戦都市アスタリスク』は、やっぱり物語自体に新鮮味はないありきたりな作品です。

けれどアニメーションの質がそこそこ良いので見れちゃうんですよね。本作を見て思うのは作品外形が優れているならば例え"中身"が分かりきったお話だとしても楽しめることでした。ないし王道物語としても機能(=観測させりえる)ことも可能なのだなとしみじみ思ってしまいます。(外形やっぱり大事)

 

・関連記事

見飽きたテンプレート展開をなぞる『学戦都市アスタリスク』がそれでも面白いのはなぜだ?

 

ただ最終回のラストバトルは、うーん、という感じ。戦闘中の「セリフ」の入れ具合が下手くそすぎてスピード感は死んでしまっていますし、切った張ったをやってる緊張感もなくなっているのが個人的に苦い顔になってしまったなと。

原作既読者ではないので想像でしかないんですけど、このラストバトルシーンは原作ラノベを "そのまま" アニメ化した典型的な例のように見えます。戦闘の疾走感を殺す「セリフ」の入れ具合が特に強くそこを感じさせます。文字媒体作品と映像媒体作品は全くの別物なので、ラノベでやっていることを"そのまま"アニメにしてはいけないんですけど、でももし、もししてしまったらああいうぐだぐだした映像になるんじゃないかな……。(愚痴愚痴)

それに最終回という大舞台なのにも関わらず、それまでの戦闘シーンより一段ほど質が落ちていてぐぬぬアスタリスクは(私からすれば)アニメーションの質の高さによって中身が生きてくる作品なので、そこからアニメーションの質を取り除いてしまえば……涙。

とはいえ毎週楽しく見させて頂きました。二期もあるようならば見たいです。

 

 

4.櫻子さんの足下には死体が埋まっている

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骨格標本士・九条櫻子と、語り部たる館脇正太郎が牽引するミステリーアニメ『櫻子さんの足元には死体が埋まっている』。

本作は毎話発生する事件・ミステリーはspice程度であり、謎を暴こうとする九条櫻子自身が一番のミステリーだと思っています。

九条櫻子の過去、後悔、傷跡、生い立ち、思惑――すべてがちらりとかいま見えるもののその全体像はいまだに不明かつ不可解であり、どこまでも閉ざされ(Mystere)ています。だからこそその閉じられた「謎」を私達は余計に知りたくなるし、彼女に興味を持ち、そしては惹かれていってしまうんでしょうね。

つまり本作は「事件・トリック」ではなく、九条櫻子という「人」に謎が集約されるミステリー作品と言っていいかもしれません。。あるいはヒューマンドラマ色が強いミステリー作品でしょうか。

最終回を見れば分かる通り "スフィーノイダー" のお話は全然終わっていないにも関わらず、道半ばにして、物語は閉幕してしまいました。本来ならばこんな中途半端な終わり方は消化不全でありもやもやしまうに違いありません。

なぜなら今までの一話からの因果が収束しようやく待ちに待った"スフィーノイダー"という派手な舞台を私達は観れるはずだったのですから。

けれど本作は「櫻子さんと正太郎の繋がりが深まった」ところで最終回を迎えることで、前述した消化不全感がをきれいに消し去ってしまっています。それは今までうんともすんとも進展しなかった二人の関係性がここで一歩前進したことが"スフィーノイダー"のお話と同等に、あるいはそれ以上に、刺激的で、私達が「求めていたお話(見たかったもの)」だったからでしょう。

ここがヒューマンドラマ色が強いと言いたい部分です。

もし本作が「事件・トリック」を中心にしていたならば、この最終回は呆れたものになってしまっていたのでは。

なのでもし……もしも『櫻子さんの足元には死体が埋まっている』を最後までミステリー作品と捉えるていた人は消化不良感MAXのよくわからない終わり方に見えたんじゃないでしょうか。

とかく、私としては満足な終わり方でした。二期あれば是非見たいです。

 

関連→言葉遣いと櫻子さんの足下には死体が埋まっている感想(最終回)

 

 

 

5.おそ松さん(まだ続いている)

 

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赤塚不二夫作品だし見てみよーということで視聴した『おそ松さん』は予想を裏切る作品でした。一話からパロのカオスでどうなるかと思ったんですが、2話以降は働かないニート・6人兄弟が奔走(?)するその独特の世界観に病みつきに。

よいギャグアニメ。ではなかった自己責任アニメでしたっけ?(口笛)

 

 

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 おすすめ作品はあるのか

 最後まで視聴した5作品を他者におすすめできるものはあるか、私なりに評価してみようと思います。

ジャン

 

全力でおすすめ

・なし

 

おすすめ

すべてがFになる

ガンダム・鉄血のオルフェンズ

・おそ松さん

 

 人におすすめできるとしたら(私が観た中だと)この3作品くらいでしょうかね。あとはわりと人を選ぶ傾向のある作品なので省きました。

ということで、まあそんな感じの秋アニメ総括でしたよ(--  

 

ノシ

 

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