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猫箱ただひとつ

物語追求blog。アニメ、マンガ、ギャルゲーを取り扱ってるよ

煙草は嫌いだが、タバコという概念は好きだ

アニメ 世界征服~謀略のズヴィズダー~
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煙草は端的に言って臭いし嫌い

 

煙草は嫌いだが、タバコという概念は好きだ。

物質的なタバコは煙をまき散らし気管にダメージを与え、灰殻を地面に落とし、ゆらめく着火部分は下手をすればすれ違った人が火傷する。これは歩きタバコをイメージしての文章表現であり、もちろんそんな事をしない使用者だっているだろう。

けれどタバコというのはただ近くで吸われるだけでも非喫煙者としては不快で、嫌悪すべき対象になり得てしまう。

なぜか? そう「煙」である。

灰殻は携帯灰皿で、火元は動かさずに吸えば問題ないかもしれないが煙だけはそうはいかない。くさい。公共の場であれば公共の場を私的な場であれば私的な場の空間を根こそぎ汚染していき、ひいては他者に強制的に不快な臭いを嗅がせる事実はただただ最悪だといっていい。

服に臭いが染み付いたらもう気分はだだ下がりになるし、ベランダに干している洗濯物が隣人のタバコの煙によって衣服が汚染されたならばしかるべき怒りしか湧かないのである。食事中に紫煙をまき散らされたらそれだけで食べ物が不味くなるので離席するか我慢するしかない。

ほかには気管支に何かしら患っている人は咳き込む・副流煙による癌のリスクの問題というのもあるだろうが、単純にタバコというのは「臭い」のが辛いんだ。

精神的にじゃない。タバコというのは、物理的に、被害をもたらしている事を強く言っておきたい。

 

「それでは野菜と魚と豚肉鶏肉と中国4千年の歴史を征服した者達に感謝を捧げ、いただきます!!」

「「「いただきます!」」」
……

―――ふぅ、食った食った。

「すみません一服よろしいですかな?」

「……いいわけねぇだろうがこのクソヤロウ」

「てめえは飯を食ってる横でウンコの臭いがしたらどう思う? いやウンコの臭いはまだ身体に害はない」

「お前の一時の気休めのために、毒ガスを吸わさられるここの全ての人間は寿命を縮められるんだ!いいか周りをよく見てみろ 吸ってない人間は、吸っている人間を許してるわけじゃねえ 吸ってない全ての人間がお前を呪い、お前の死を願っていることを覚えておけ!!!」

 

「失せろ!お前の命がまだあることを運命の女神に感謝してな!!」

 

――星宮ケイト(世界征服~謀略のズヴィズダー~3話)

 

星宮ケイトの言い分はオーバーだろうか? 

確かに過剰な部分はあるが、しかし本質は捉えている。いや、ぶっちゃけ、タバコ吸ってない人は大なり小なり似たようなこと感じていると思うよ。

見た目が悪いとか、吸っている人はいい年してまだやってるとか、そういう「思想的」に嫌っているのではなく物理的に害を食らって嫌悪している。ここは大きな違いだろう。

集合住宅で隣に住んでいる人が大音量で音楽を流していたら"非常識"だと注意するのに、なぜベランダでの喫煙は実際に被害をもたらすにも関わらず"非常識"だと徹底されないのか地味に疑問だ。

 

しかし思想上の、あるいは物語の上でのタバコは好きだ。カッコイイとすら思う。待ち時間を灰殻の量や吸い終わった本数で表現したり、相応のシチュエーションでのシガーキスは痺れるものがある。

刷り込まれた価値観なのかもしれないが、煙草にはかっこいい男性のイメージが伴い、そのアイテムを所有することで使用者にそのイメージが付随するのはそれはそれで悪くはないかなとは思っている。『カウボーイビバップ』とか『DEARDROPS』とか『BLACK LAGOON』とか『スカーレット』とかそういうの。

きっとそれは煙のクサさが現実の私に及ばないからだろう。身体中からシュールストレミングの臭いをまき散らす人にいようと思うかといわれれば思わないし、もし意図的に周囲に嗅がせようとしているのならばそいつの渾名が"くさや"という謗りは免れない。そんなふうに実際ににおいが私に及ぶなら例え思想上であれ物語であれ嫌いになっているに違いない。

 

となると私は「タバコ」ではなく、「タバコがもたらす臭い煙」が嫌いなんだろうな。

 

 

 

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