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猫箱ただひとつ

物語追求blog。アニメ、マンガ、ギャルゲーを取り扱ってるよ

それのどこが好きなの?って聞かれてもわかんないよ

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*一年前に下書きしてた記事を見つけたので少し修正して投稿。

 

 

どうしてそれが好きなのかな?

 

私は私が「好き」なものは分かる。ひと目見てあーこれが好きだなーって感じる。そう感じられる事が全てであり、どうしてそれが好きなのかは分からない。

例えば『Charlotte』に登場する「西森美砂」が好きだとしよう。どういう所が好きなの?と聞かれたとしよう。私は自信満々に彼女のクールな低い声が好きなんだとか、その赤い眼差しに惹かれちゃうよね、ガサツでどうしようもない性格の持ち主だけど芯がある強い所が好みなんだとか、部分部分を切り取って言うことはできる。

でも、じゃあその一部分を有しているキャラクターならば誰でも好きになるのか?と言えば違う。クールな低い声を奏でるキャラだから好きなわけじゃないし、赤い瞳を持っているから好きってわけでもない。もちろんガサツで喧嘩っぱやい性格だからこそ好きになれるなんてことはない。

私は西森美砂が好きなのであって、彼女の一部分を切り取った所を好きなわけなのではないのだ。

 

さらに言えば『はつゆきさくら』の小坂井綾もまた好きなんだけど、どこが好きなのか?と聞かれれば『ちょい』っていう挨拶をする可愛さからはじまり生徒会長ということで一見情に厚いタイプなのかと思いきや中身はめちゃくちゃクールなところだったり(←自分の為であっても怒るなんて面倒なことはしたくないと言っちゃう所とか)、初雪と並んで狂気に触れた人間として好感と共感を覚えちゃうしそういうところがめちゃ良いよねー。なんて思う。

けれども今上げた3つが小坂井綾の全てではないし、その3つを別の誰かが持っているかといって必ずしもその人物を好きになるわけではない。

そんなふうに「好きな理由」を挙げても「好きな理由」になっていない事ばかりだ。ていうかね好きな理由なんてものは全部後付なんだよ……。

好きな人の好きな要素を上げることは可能だけれど、その人が好きな理由って1つじゃなくて総合的なものだから言葉では伝達不可能なんじゃないかな。

 

「小坂井綾が好きな理由?

彼女が『小坂井綾』だからだよ!

 

きっとこれで全てが解決できてしまう。けれどもこんなの誰にも伝わることのない曖昧なものでしかない。

好きな理由を答える時、それを答える時―――私は私の為に理由をこしらえているのではない。他者に自分の好きを「納得」させるために理由を探し当て後付し外付し具体的な情報として吐き出していくのだ。

それに私自身、それが好きな理由なんてものは曖昧模糊としてよく分からないかったりする。もうインスピレーションであり直感的なものでしかない。◯◯だから好き―――なんて式は通用しない。自分がよく判っていないものを他人に伝えるとか本当は無理すぎる。好きに理由なんて本当に無いんだよね。

 

でもその無理を承知で言語化していかなきゃいけないのかもしれない。つらいなー……。

 

 

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