読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

猫箱ただひとつ

物語追求blog。アニメ、マンガ、ギャルゲーを取り扱ってるよ

「こなたよりかなたまで」感想をだらだらと

スポンサーリンク

f:id:bern-kaste:20151019231119j:plain

*もちろんネタバレ全開なので注意。

 

 

こなかな感想をだらっと語る

 

もう久しぶりにだらだら書こう。そうしよう。思いついたままに書き始めるから構成とか気にしない。

 

「こなかな考察」を2ヶ月前に着手し、あまりにも書くのが大変すぎてそのまま放置状態になっているんですがこの未完成品どうしましょ……。今見たら16000文字分あるのでこのまま破棄するのはもったないんだけど完成させるしかないのかなあ……辛さしかない……みたいな途上にいます。

それをそのままUPするのもどうかなと思っているので余計に。あれ本当鬼だわ。疲れてくると意識が剥離してくるんだなあって。愚痴りたい。ぐちぐち。

   ◆

こなたよりかなたまで』をどういう物語か知らずプレイ。序盤で彼方が癌の嘔吐を繰り返し気持ちが重くなってくるのを観て病気系のお話かと思うものの、クリスが現れ「まじで?吸血鬼のお話なのか!」と昂奮。

しかし吸血鬼の要素が大きく絡むことなく、「無限」の可能性として彼女は屹立するんだよなあ……。こなかなの物語は言わずもがな「無限のように生き抜こう」とするお話なので、クリズの存在は彼方にとってそういう"終点"を取り払った存在であり、そういう存在だからこそ拒否したり、拒否しては受入れたりする。

彼方が面白いのはもう既に優ちゃんとの出会いで「此方を生きる」ことを覚悟して、退院するものの、でも佐倉の告白によって「此方を生きる」ことに対して"佐倉だけ"は例外になってしまうこと。

それが彼方の懊悩のすべてであり、苦痛の源になっている。そうそう簡単に人は生き抜けないんだよねえ……って思っちゃう。それがいくら正しいことだと理屈で分かっていても、心が拒否してしまう。だからその"正しさ"を受入れられない。

こなかたは上述したことを演目紹介の冒頭で言及していて、あの時の彼方はもう時間がないからさっさとどちらかを決めないといけない、でもでもでも!って言っているんだよね。

そして最終的にクリス・佐倉√では今までの"此方を受入れられない"自分を否定する。「結婚」という概念と、無限を生きる吸血鬼「クリス」の組み合わせはまさしく"終点が取り払った世界で生きるということであり、癌を抱え、死期が迫っている人間がとり得る最上の方法なのかもしれない。

という話を丁寧に考察記事でやりたいわけなんですけど全然伝わらんと思うのよねこれじゃ。いやまどうでもいいな。

でもねー、クリス√で一番美しいのは2周目の奴じゃなくて、死んでしまいながらも「死」という終わりを捨てて無限のように生き抜いて死んでいく彼方のENDだと思うんですよね。

クリスが見送るシーン――金色の桜が咲き誇る――はこの作品で最も輝いていた一瞬だと思う。『こなたよりかなたまで』が誰の物語かと言ったらもう満場一致で「クリスと彼方」のお話なのも、この√と、2周目の"はるかかなた"の終わりが物語っているなと。

   

 

『こなかな』って短いし、短編ノベルの印象が拭えないんだけど、あんまり薄っぺらいという印象を与えないのも面白いなあと。ただ私としては作品すべて包括した満足感は低めだったりする。

これまた「作品外形」が2015年版だったら、多分もっと満足度高くなっている気はする。というのも音声ノイズが……やはり現行作のボイスの質と比べると思う所はあります。

 

  

優ちゃんかわいいなあ……。

優ちゃんとクリスが私的に好きだ。前者はその妹的可愛さで、後者はわがまま可愛さとても言えばいいのかそういうのが溢れ直射される様はなかなかに気持ちが良い。あとクリスは一見強そうで、でもとても孤独で、弱いというのが"くらっ"とくる。

私は強い人に憧憬し、自分と同じように弱い人に共感するのかもしれない。いやなんだろうな、「強くあろう」とする人間が好きなのか。なるほど道理。

 

そうやっぱりどこまで言っても本作は"こなた より かなた まで" なのだなあとこの記事書いていて思う。

まあ、それはどうでもいか。個人的に、クリス[金色の桜]ENDが胸に滲みたのが得られたものだろうか。あのあとクリスさん……また一人なんだけど、彼女は彼女で彼方同様「無限のように生きる」故の「約束」を交わすシーンはじーんとくるしかない。

だってもう彼方死んじゃうんだぜ? 死んじゃうのに、"約束"するんだぜ? なんだよそれ! もう死ぬ間際まで"終点を取り払った生き方"を貫くのはずるいでしょばかー!

 

 

 

印象批評ってめっちゃ楽だなあ……良さしかないですわ

 

 

他のゲームの記事はこちら