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猫箱ただひとつ

物語追求blog。アニメ、マンガ、ギャルゲーを取り扱ってるよ

???。Charlotte第11話

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あとちょいで今季も終わりとか嘘でしょ!嘘だといってよあゆあゆ!

 

■Charlotteの考察記事を書きました。よければどうぞ。

Charlotte考察―もう僕たちに奇跡は必要ない―

 

 

決めようともしても決められない選択、ではなく

 

・古木さんの家族、熊耳、友利奈緒が人質に取られている。

・その交渉材料として乙坂有宇を引き渡せと提示。

・組織が全力で匿い、他勢力に引き渡してはいけない、そんな彼を引き渡す。

・それが嫌なら敵を殲滅するか?さてどうする

 

さてどうする? もちろん人質となっている三人を見殺しにする。古木さんなんか知らないし、熊耳との縁も薄い、友利とは今までに一緒にいたし恩義もあるけれど―――私が乙坂有宇の立場だったらこの選択を選ぶ。

何故ならリスクがあまりにも大きすぎる。例えタイムリープの能力があったとしても、相手は既にそれを承知で交渉してきているから対策だって立てているだろう。生かさず殺さず、能力を使わさずに乙坂を確保することだってもちろん想定していても不思議じゃない。

むしろそう想定してこちらも動くべきなのだ。さらに乙坂一人で行かなくてはいけないのならば尚のことそうだし、乙坂が略奪した能力が全て割れているかもしれない(実際に割れていた)。彼が言うようにただの「カンニング魔」のただの学生であり、もちろん誰かと戦うなんてシチュエーションを多く経験しているわけじゃない。喧嘩はいくらかあったかもしれないが、あれは喧嘩であって「戦闘」ではない。

ふつうの日常を送ってきた(歩未の死とそれにまつわる顛末はそれの域を出ない)、人間がこんな血腥い状況に耐えられるのか?

 

そんな不安視できる要素がいくつもある状況で、彼を相手が指定する場所に向かわせるのは死地に赴くの大差ないではないか……。

相手が乙坂をどのように利用するかは定かではないが、もし捕まってしまったら(乙坂隼翼の言葉が正しいのであれば)テロに加担されることだってあるのかもしれない。隼翼が築き上げた組織が壊滅し、再起不能に陥り、超能力達の居場所がなくなるかもしれない。

それは大局的に見れば、大きな――それはとても大きな――損失だ。少数の人間を切り捨てても釣り合うくらいには。そんななかで貴重なものを賭けなければいけないのだろうか、こんな杜撰な計画といっても差支えない「乙坂一人で敵を倒し、やばくなったらタイムリープを使え」なんて実行するのは馬鹿げている。

 

――だから、友利を見捨てる?

 

そうなる。

ああ、自分でも思うよ。なんて冷たい選択肢を掲げて選ぶのだろうと。私は(別にCharlotteのような仮想的シチュエーションでなくても)実際に、こういうシチュエーションが現実で起きたら、きっと大切な人や、大切な人になろうとしていた人を簡単に見捨てるだろう。

なんの葛藤もなく、すこし「ああ冷たいな」と思いながら。

 

―――ということに今回Charlotteを見てて気づいてしまった。まじかまじか。おかしいおかしいぞ、以前の私はこんなことを「言う奴」だっただろうか? 「思う奴」だったか? 個人領域と社会領域が対立しあった時、葛藤しながら、どちらかを選ぶことはあっても、こんなにも迷いなく社会領域を選ぶ奴だったか? なぜ迷いもせずこの選択を選べるんだ?

最大多数の最大幸福? いや違うそんなお話じゃない。

なんだろう。以前とどこか変わってきている。心の構造が? 以前っていつだ? 2014…いや今年になってからか……。??? いやまさか。

隼翼は「見捨てる」という選択肢さえないようで、人質を「助ける」という前提であらゆる行動を取っていた。超能力者を、そして組織を束ねる者としてそれはどうなのかなと思うがでも、そう、「でも」なのだ。そんなことは瑣末な事なのかもしれない。

 

――言語スイッチを切る。


ああ、そう、今回確信したのだけど、「集中」とはイコールで「言語による思考」を切るものだったか。納得。「集中」している時に、言葉はでてこない。他意感覚的なフィードバックが強い、指がぴくぴくする、目が痛い、視界が乱れる、目を閉じる。走馬灯のように回想する、あの時どうすれば最善手だったのだろうか、サイコキネシスを褐色の少女に向けるべきだったか? 歪む、違う、巻き戻す、停止、再生。

 

―――片目の損傷と引き換えに友利を助け出せたのは、僥倖だったといっていいのだろうか。

いや……そうじゃない、なんだろうな、もう時間跳躍が失われて、こういう取り返しの着かないこと、元には戻らないことは、以前の彼の人生に戻ったような気もする。A地点とB地点の乙坂ゆうの「人生」が時間跳躍によって絶たれたものの、片目を損失し、時間跳躍を使えなくなったことでそれら2つがリンクする。そう繋がった感覚がある。気のせいかもしれない。

 

 

 

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