猫箱ただひとつ

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ゲルルルゥ~~♪ ガッチャマンクラウズInsight第7話

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今回は、箇条書きで

 

 

一ノ瀬はじめはあらゆる対立を飛び越えていくか?

 

 

・一ノ瀬はじめを見ているとアンサートーカーの資質がある人間のように思える。もちろん彼女にだって時間をかけて「答え」を得ることだってあるだろうし、何にだって一瞬で理解をはじき出せるわけじゃない。

でも、はじめちゃんは「言語」を介さずに「論理」を介さずに「答え」に行きつける人間だと思う。そんな感覚思考者な気がしてならないんだよね。だからこそ彼女は自分が得た答えとか理解を、他人にうまく伝えられない。それは言葉を超越して行き着いたものなので、どうしても相手に納得してもらえない場合が多い。一期は特にそうだった。

はじめちゃんが行き着く「答え」がいつも正しいとは限らないが、一期を見ていると正答率は確かなものだろう。もちろん「答え」なんてものは視点・立場が違えば簡単にに"間違い"になるものだが、どの視点からも見ても(絶対)ではなくとも最良の答えなるものはあるかもしれない。いや違うな。"誰もが納得してしまえるような"答えか。

 

・つばさはゲルに近くにいながら、ゲルの異常に気づいていない。ガッチャマン基地にてはじめちゃんが「ゲルちゃん最近異常ないっすか?」趣旨のことを聞いても「何にもないですよ」と答えたとき、嘘をついているのかな?と思った。しかしその後の様子を見ているとつばさは気づいていないだけなのだ。だから「何にもないですよ」と答える。心がひとつに……か。

それと終盤、累くん、はじめちゃんの呼びかけ、対話を拒絶したつばさは印象深い。彼女もまた―――衆生と同じく考えることをやめたか。

 

・はじめちゃんを見ていると、友達になりたくて仕方がない。彼女は私にとってどこまでも"超越"していてカッコよすぎるのだ。あのテレビを頬杖しながらみてるオレンジの服きたはじめちゃんがキュートすぎて……!!!

 

 

・マンションのベランダでカッツェと話すはじめ。あの時彼女はどこか声が「不満気」でなんか珍しくない? 一ノ瀬はじめがこういった負の感情を見せるところって今までに(微量ながらでも)なかったと思う。

太字にしたところが不機嫌そうな感じするんすよね。

 

はじめ「カッツェさん、ゲルちゃんのことどう思うっすかー?

カッツェ「そっすねー、マジレスするとクソみたいな野郎っすねー、逝ってよしって感じっすねー」

はじめ「嫌いなんすかぁ?

カッツェ「って言ったら、超涙目でしたわあww」

はじめ「えっ、カッツェさんゲルちゃんに会ったことあるんすかぁ?」

カッツェ「あるし! あいつめっちゃ有名やし!」

はじめ「まじっすか喧嘩したんすか」

カッツェ「喧嘩になんかなるわけないやーん!」

はじめ「どういうことっすかぁ?

カッツェ「まーたはじめたーん、とぼけおってからにー」

 

――ガッチャマンクラウズInsight7話

 

 

・ゲルちゃんが教祖化してしまっているわけで、その内部にいる者からすれば居心地よくて平和だと思うんだけど、その「外部」に居るものはあいつらまじきめーとなるのも仕方ない。善性―――というより心で平和を実現しようとするとこうなる気がする。その意味で累くんはアーキテクチャで世界をよくしようとしたのとは雲泥の差がある。

どちらがいいか?と問われれば、より人間の多様性が確保される累くん側に私はつきたい。けれど、ゲルの理想信念が間違っているわけでもない。

 

・つばさちゃんの「私難しいことわからないですけど」が鼻につく。いいのか……それで……。確かに世の中判らないことばっかりだけど、自分の頭で全て考えて答えを出せるかといわれればそんなの無理だけど、「難しいことわからないですけど」を免罪符にしてしまえばそれは本当に猿化してしまうわけで。

 

・ゲルはいう「みんなが望んでいたことだ」と。その結果「ゲルにおまかせボタン」を実装したと。確かに民衆は「考える」ことが重くて辛い。出来るならば考えたくないし、考えないまま平和と幸福を享受したい。もちろん私もそうだしそういう社会が実現するのならばいいのではないかとも思う。ただそれは社会の決定者がゲルという個人に委ねられるということで非常に危ういというのも確かだろう。でもなあ……累くんの言うように全人類に内発性を獲得できることなんて「絶対」にないと私は思う。つまり、みんな流されて生きていきたいんだよ。だから衆生からすれば……。

それに対抗するのが"洞察"を兼ね備えた「ガッチャマン」なわけで、今や「ゲル」VS「ガッチャマン」両者の「考え競うフェイズ」に入ってしまっている気がする。そこには衆生はいない。いるのは、猿ではない、考えることを大事だと思っている内発性を有している人間達の立場の違い……なのではないか。

そして、一ノ瀬はじめだけは、その対立構造から免れていると私は思う。つまり彼女は二項対立を超越していると。早計か? いやでも、いままでのはじめちゃんの振る舞いからするとそうじゃないっすか?

 

 

・終盤。つばさとゲルに話す一ノ瀬はじめの「表情」がとても好きだ。否定されても拒絶されても、彼女の表情は崩れない。さわやかなほほ笑みがそこにはある。ああいう対立構造から飛び越えてしまっているものはやっぱりカッコイイ。

 

 

 

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