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伝えたかっただけの告白。グラスリップ3-5話

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未来の欠片ってなんだったの?グラスリップ総括

 

 

 

沖倉駆とは何者

 

沖倉くんの見ている世界の捉え方、切り方はどことなく「詩人」ぽい。雨の中やなぎと「自分の名前の由来」について話すときは特にそういう印象を受ける。

あんなスラスラ「君の名前は~~のようだね」、なんて常日頃言語感覚磨いていなければ出来ないって! 日常会話の言い回しも、世間的な言葉ではなく小説ちっくな言い回しが多いのもそこらへん現れてんじゃないのかなって思うわけです。

「未来の欠片」が透子とは違い耳で聞こえる、母親がピアニスト、といった所からも"言葉"には強そうな気がしている。

 

 

高山やなぎの伝えたかっただけ、という自己満足

 

5話でやなぎから雪哉へ告白する。

このときやなぎは彼どういう返答するのかを全て織り込み済みで「好きと言いたかっただけ」と言う。これはつまり「伝達」したかっただけなんでしょう。

他者の反応を期待しているのではなく、ただただ自分の感情を届ける。届けられた相手に反応を求めないというのは(やながどう思っているのかわからないけど)「反応はしないで」と言っているようでさえあった。それはつらい。

この伝達はやなぎの自己満足にすぎないと思うけれど、人間みんな自己満足で生きているんだよ。だから伝えられた雪哉もまた、思うようにすればいいとすら感じる。

「好き」と伝えられて、「嫌い」と答えるのもいいし、態度を変えざるをえないのなら変えていいんじゃないかな。やなぎは変えられるの嫌がるけれどそう単純には人間出来てませんし。

なんかあれだよね、暗に「答えは言わなくていい」っていうのは、「今の話忘れてくれる?」といった言葉と酷似するものがあるよね。こっちは機械がじゃないんだからそんな都合よく忘れられるわけないでしょという苛立ちとどうすればいいのか迷うという意味で。

 

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