猫箱ただひとつ

物語追求blog。アニメ、マンガ、ギャルゲーを取り扱ってるよ

2015年春アニメの総括(8072文字)

スポンサーリンク

f:id:bern-kaste:20150701005604j:plain

(にこ~~っ……うぐぐ)

 

2015春アニメは、計10作品みました。まだ続いているものもありますが、ここまでの感想を書き残していきます。

 

  1. 俺物語
  2. 食戟のソーマ
  3. アスラルーン戦記
  4. Fate/UBW2期
  5. やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
  6. 終わりのセラフ
  7. プラスティックメモリーズ
  8. ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか。
  9. ニセコイ
  10. 暗殺教室

 

ためらいなく最終回までのネタバレしてきますのでご注意。

 

 

 

1)俺物語!!


砂川のお姉さんである「砂川愛」が登場し、剛田武への恋心を手放し、去っていった辺りでだんだんと見なくなってしまった。どこが悪いとかそういうのは無いのだけど、私のなかの面白いの閾値を超えられなかったから視聴を止めてしまったのかもしれない。

いや……でも…。もし言葉にするならば、剛田武と大和凜子の恋愛がどことなく虚飾されたように感じられて、それをそこまでして、見たいとは思わなくなったからと言えるのかもしれない。

それと鉄骨が落ちてきたあたりで冷めてしまったというのもあります。いきなり店が燃えて、炎上中の店内に入り、窓ガラスを突き破って脱出するというのも辛かった。

俺物語!!』はギャグアニメではない(と私は)思っていたけれど、ギャグ的な生還(=不条理の摂理を超え)を何度もされるのが辛いです。それも剛田武"のみ"が毎回それを起こすので、なんか辛いのですよ……。彼は違う世界戦線から来た人間なのかなあ……と今ふと思います。別にギャグアニメとか嫌いじゃないですし好きです。しかし"こういう"今回のアニメのようなのは私は苦手だなと。

 

 

 

 

2)食戟のソーマ(続いている)


料理で学園のてっぺんを目指す物語。いや学園のてっぺんじゃなくてソーマだったら世界のてっぺんを目指しているのかもしれないけれどね、そんな料理バトルアニメ『食戟のソーマ』はめちゃんこ面白いです。

毎話楽しく、料理楽しそうだなあ……とか、私もこれ作ってみようかなあ……ソーマかっけえなあ!とニヤニヤしながら見てます。EDのソーマの笑った顔が可愛すぎて辛い。

そういえばED時、ソーマと仲間たちが食卓につきなにやら珍妙な「動き」をしている。けれどその動きは誰かに向けられたものでもなく、誰かと連動したものでもない。ただひとりひとりが、動きたいように動いているという謎の構図。

あれはもしかすると「人間ってのは結局スタンドアロンなんだよ。繋がっているように見えて実は全然バラバラなのさ」という意味なのかもしれない。(考えすぎか)

 


▼書いてきた記事

 

まだ最終回を迎えてません、そしておそらく今から視聴しはじめても問題なく楽しめるようなきがするんですけど、どうですかね? あれそんなことないかな? でもまだ見てない人は見て欲しいなと。

 

 

「食戟のソーマ」第1巻<初回生産限定版> [Blu-ray]

「食戟のソーマ」第1巻<初回生産限定版> [Blu-ray]

 

 

 

 

3)アスラルーン戦記(続いている)


こちらもまだ終わりを迎えていない大河ファンタジー作品。(というより原作自体まだ続いているそうで…)

鉄仮面の正体も判明し、アスラルーンが目指す国づくりもだんだんと土台が固まってきているのでこれからも楽しみですね。(え、これだけなのか感想)

物語内容自体に言いたいことがなさすぎるんですけど、とかく楽しく視聴できるのはとても有り難いことです。

 

アルスラーン戦記(1) (講談社コミックス)
 

 

 

 

4) Fate/UBW2期(終わり)


最終回・エピローグまで見ました。もう素晴らしい。原作の"後"のお話をここまでやってくれるなら文句なんて出るわけがないし、多くの原作ファンは満足して成仏できるレベルだったんじゃないですかね。まじまじ。

血と死体で積み上げられた山の上ででやりなおしを望んだセイバー。そんな彼女アーサー王のお墓に士郎が"行く"ということ。そこにはもちろん血腥いものはなく、ただきれいで豊かな土地があって、アーサー王の伝説に触れたい人、もっと別のいろいろな思いを持っていろいろな人間が立ち寄っていく。そんな風景がたしかにそこにはあった。

 

 

f:id:bern-kaste:20150630214417j:plain

f:id:bern-kaste:20150630214420j:plain

セイバー 王様だったんだよな

ありがとう

とりあえず ここまで来たよセイバー


――衛宮士郎


その風景自体に意味はないのだけれど、けれど、それを"描く"ことこそに何かしらの意味が発露したように思える。それはウェイバーの十年後の姿であったり、凛がしっかりと口に出して "これからの私達の未来" を士郎に言ったことも同じ。

きっとこれは数多の物語が人の手に渡り、そして感化しその"想い"を受け継いでいきそれぞれの物語を新たに紡ぎだしていくのと似ている。それは魔術師のようなもので血を受け継いで濃く強くしていくこと、"根源の渦"を目指すのと同じかもしれない。

―――答えなんかない、でも答えはあると歩いていく。真理なんかあるかわからない、でもあると断定して進んでいく。


そうして物語の実をおとし、蒔いては結び、花弁をもたらす。牡丹灯籠のように。このままいくと本当にfateは文学になりえるかもね。それは"文学"なる空っぽの定義の上での話ではなく、社会的にそれは文学だとされる位置づけになってもおかしくはないということ。数十年必要だろうけども。

違うそういう話ではない。

まだうまく言葉にできないんだけど、物語は漆喰を積んで月に届けさせるのごとく拡がる性質を持つんだなということ。そしてそこに、昔の物語の、Answerを切り開くことも可能なんだ。イデアに手を届けることも。それはきっと願いの同一性と呼んでいいかもしれない。

 


あらゆる人間は感想なんて書いている場合じゃない。批評している場合じゃないんだよ。創作しろっていう話になっていくのかもしれない。

 


脱線しすぎたので話を戻そう。

FateUBW二期の最終回・エピローグは、原作Fateの世界を切り広げ、それもそこに "言葉では言い表せない" ものを見せてくれた気がする。なんだろうなあ……ここ本当言語化難しい。

とにかく素晴らしかったよね。↓の凛の言葉が初恋を覚えるくらいにいい。……凛さん士郎のこと任せましたからね。彼を幸せにしてくださいね! 絶対だよ!

 

 

f:id:bern-kaste:20150630220851j:plain

 

あれからずっと考えてきたけど 俺は自分の生き方を変えられないみたいだ

 

俺は自分が正しくないと知りながら 道を変えられない

あいつが言ったとおり あいつと同じ結末に

そうね それは同感

士郎は間違いだらけよ あなたは同じ道 同じ方向を目指すでしょう

だけど どこまで行けるのかは違うかもしれない
大事なのはどこに辿り着くか どこまで行けたかでしょ

辿り着く場所 結果は同じになったとしても その後もっと先に歩いていけたのなら あなたはきっと正しい最後を迎えるわ

そうか そうできたらほんとうにいい

いや そうなるようにやっていくんだな

それは大丈夫 あなたははじめから答えを得ているんだもの

でもいいのか 遠坂にとって時計塔は大事なところなんだろ

私はいいのよ 最後には時計塔に落ち着くだろうけど気が済むまでいろいろ見て回りたいし 諸国漫遊ってやつね

今度は俺が遠坂を連れ回す番か

ええ 少し先の話だけどね


どうあれいろいろ楽しんで 苦しんで 見てまわって めでたしめでたしになるのが私達の未来だもの

 


――遠坂凛衛宮士郎



 

 

少年は言った。
死んでいく人を見たくない。助けられるものなら 苦しむ人々全てを助けることはできないか、と

少年が切り伏せようとしていたものは自分自身
信じていくもののために剣を振るった
戦いは終わり 引き返す道などもはや存在しない 
ただ答えは得た 
後悔はある やり直しなど何度望んだか分からない
この結末を未来永劫エミヤは呪い続けるだろう


だがそれでも 俺は間違えてなどいなかった


――アーチャー


もうあれだ。ヘブンズフィールが終わったら[Fate] √のほうも作ってくださいお願いしますお願いしますお願いします。セイバーの本意を叶えた姿が見たくて仕方がない。

 

 書いてきた記事

 

 

 

5)終わりのセラフ



百夜がミカエラと再会する前に脱落してしまいました。1話-3話あたりはおもしろかったんですけど、だんだんと飽きてきちゃったなあと。こちらからは以上です。

 

 

 

6)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。


(ちなみに私はアニメ組でラノベは呼んでません)

二期の最終回を見ると、一期の終わり方、終わったあとの気持ちも感覚も好きだったなと思います。虚無感と懐かしさがないまぜになった、それこそ"お祭り"が終わってしまったあとの寂しさが感じれる文化祭END。

 

 

二期も悪くないんですが、なんだか「違う物語」になりすぎているような気もする。

俺ガイルは確かにコミュニケーションやそれらに派生するヒエラルキー、劣等、優越、偽物といった要素は確かにあるんだけど「一期」と「二期」がどうも私のなかでうまく接続しない。なんか違う。

おそらく一期はクラスヒエラルキーによる青春への劣等感と、ひとりぼっちについてが主軸になっていたのが、二期になってから結構な勢いで「その関係は本物か偽物か」といった問いに切り替わってしまったような感じがとてもする。

その2つにはグラデーションのように変化していったのではなく、わりとぶつ切り。断絶しているとは言わないけど、それに近い状態なのではないか。

あともう完全にアニメ組は置いてけぼりをくらう情報量の不足さであり、「ああもうラノベ読んだ人向けに作られてるのかな」と思う感じの隠匿性だったよね。たださいきん物語を読んだときに "わからない" を感じることが少なかったので、わからないが連続した俺ガイル続はその意味ではよかったなと。

でもやっぱりアニメ単体で見るとどうなのかな。うーん。これだと全話なぞなぞ探しみたいになっていてあんまり好きではないのですよね……。

とかいいながら楽しかったです。3期は……もうなさそうですけど(いやなんとなくあの終わりだと無い方がいい気もするので)、今度はラノベのほうも手にとっていきたいなと思います。

 

書いてきた記事。

 

 

 

7)暗殺教室

 
まだまだ本作の続きはあると思うんですが、アニメはこれにて終わりました。わーい! よかった、よかったですよ。

謎の地球外生命体である"コロせんせー"を暗殺しようとする落ちこぼれの生徒たち。最初はコロせんせーを殺害することでもらえる報奨一億円の金額の高さゆえに行動していきますが、だんだんと自発的に殺そうとしているのかなって思います。

殺す動機がお金ではなく(口では金額を言いますけど)、殺したいから殺す、到達点がコロせんせーを殺すことだから手段として暗殺をしなくてはいけない、とそんなふうに。

コロせんせーは優秀な先生です。ちゃんと人を導いていける存在であり、人望も熱く人柄もよい。彼が人類に害をなすと宣言しなければ、よき隣人となりえた。

ただ3年E組の生徒は、例えそんな先生だとしても、殺そうとする。大好きな先生を殺すことに逡巡や躊躇いなどまったく無く、暗殺しようとする。

彼らはこの愛すべきコロせんせーを自らの手で殺害したあとどうするのかな……、そんな捩じ切れるような歪んだ構図がたまりません。

さらに彼ら生徒は暗殺という行為を通じて、生き方や在り方、態度、を学んでいくのも見ていて楽しいなあと思えた『暗殺教室』でした。この流れは絶対的に3期やると思うので待ってます。わくわく。

暗殺教室5 (初回生産限定版) [Blu-ray]

暗殺教室5 (初回生産限定版) [Blu-ray]

 

 

 

 

8)ニセコイ

 
千棘やっぱり可愛いなあと思える最終回で満足でした。うんうん。あ、そういえば一期は文化祭のロミオとジュリエットで終わったんでしたっけ懐かしい。どんくらい前だよってくらいに懐かしさあります。どうでもいいですね。

ともかく、2期は楽にまつわるペンダントは保留にされた上でラブコメをひた走る作品になってましたな。

OPもテンション上がる楽曲ですし、EDは毎回その話数にあった楽曲をいれてくるのもグッド。千棘は恋に自覚的になり楽にたいしてのもどかしさや恥じらいが出てきたのも微笑ましかったですね。

あと舞子 集のANOTHER STORYがあったのがよかったと思います。いつも楽・ヒロインの視点でいろどられる『ニセコイ』ですが、舞子による世界はこういうふうに見えていて、彼女のことが好きだったんだなあって分かるのがニセコイワールドの色彩が豊かになっていくようでありました。

ああいうの好きよ。

 


書いてきた記事

 

 

 

 

 

9)ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか


8話英雄願望、つづく9話鍛冶師のお話が興奮とたのしさあふれる回だったのが印象的です。

ベルくん可愛いし、戦闘かっこいいし、ヴェルフとの絆いいですし、リリちっこ可愛さですしいいアニメだったなあ……。2期やってほしいなあ……。と思えました。

やっぱり"ナイフ"がでてくる作品は、自分との相性がよくなるのかもしれない。そんな実感ありますね。

 

 書いてきた記事

 

 

 

 

10)プラスティックメモリーズ

 
(文章書くの疲れてきた)

 
このアニメは、アンドロイドが実現した近未来の物語。

この世界のアンドロイド(ギフティアと呼ばれる)は耐用年数が9年であり、9年しか記憶が保てない。時間がたちそのまま放置すると人格と記憶が崩壊した「ワンダラー」と化し、この状態になればギフティアに理性的な行動は望めなくはてには人を殺傷する場合がある。ゆえに「回収」する部署が存在する、通称ターミナルサービスセンター。

そんな部署に配属された青年と、ギフティアのお話が『プラスティックメモリーズ』。

 
ギフティアの生は人間からするとたった9年であり、その一生は短い。ターミナルサービスセンターに所属するものは何度も何度も記憶が欠落する様を見ては、思い出を引き裂いて、ギフティアが眠る姿を目にしてきたんでしょう。

ツカサが属する部署は、他の部署と違い、出来る限りギフティアとそのオーナーの別れを辛くないものにと努めますけど、でもそれでも結末は変わらない。

もちろんそのHospitalityに意味はあるけれど、彼らの記憶を消していく行為そのものがなくなるわけではない。……それでも…なのかな……。アイラは回収対象となったギフティアに毎回

――― 大切な人と、いつかまた、巡り会えますように


と言っていたそうな。

それはもう祈りだと思う。あるいは物語化。いやどうなんだろう違う気もする。アイラがやっていたことはなんなんだろうな。今頭のなかではじき出される答えが全部「違う」と訴えている。

わからない。ただ回収対象者の"未来"を想っていたのは確かな気がする。もうあなたの記憶は失われてしまうけど、でもこれは終わりなんかじゃないよ、この先もあるんだよって。そんなふうに彼女の言葉は聞こえる。

 

プラメモは

「アイラちゃん可愛い」

ほんとうこれに集約されると思います。なんだろうこの愛らしヒロイン、最近じゃめったに見かけないぞ。萌え萌え叫んでいた人が多かったのかなと推測してみます。いやそれくらい彼女は、しゃべり方から、一連の動作、表情がかわいらしいよね。なので。

あとEDの『朝焼けのスターマイン』が毎話聞くことを楽しみにしてました。OPよりこちらが好きな派です。(EDアニメーションのアイラちゃんのジト目が最高に以下略)

そういえばEDで、口パクでつぶやいているあれは、なんと言っているんだろうなあ……。

いつかまた、巡りあえますように」だったら最高に幸せなんですが。

 

朝焼けのスターマイン(アニメ盤)(DVD付) 朝焼けのスターマイン(アニメ盤)(DVD付)
今井麻美

アニプレックス
売り上げランキング : 294

Amazonで詳しく見る

 

 

 

おわり

 

一気に書き上げたのでもう疲れました。最後テンション落ちて投げやりになっている箇所ありますが気にしないてもらえると幸いです(遠い目

個別に感想記事かいてきた作品は、言いたいことだいたいそこに書いてあるので相対的にこの記事の文量は減っていくというジレンマ。


春アニメのおすすめは全力でこれと

・FateUBW2期

 

次点でこの4つという感じです。(続いている作品は除外)

・ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

・プラスティックメモリーズ

 ・暗殺教室

 

この5つはおすすめですね。特にUBWは原作既読者に全力しておきます。

 

ではではまた。ノシ