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猫箱ただひとつ

物語追求blog。アニメ、マンガ、ギャルゲーを取り扱ってるよ

英雄希求、食戟のソーマ10話

アニメレビュー アニメレビュー-食戟のソーマ
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食戟のソーマ」は今10話まで放映されているが、一話足りともつまらないと感じたことがない。毎話面白い。ほんと、いいアニメだと思う。

特に10話は、田所さんの退学をめぐって四宮先輩と創真の言い合いがグッとくる。こういうの弱いのよ。いやというかこういうのが好きなんだ。

 

いいか下っ端、これ以上俺に楯突くならシェフの権限でお前もクビにしてやろうか?

んだとっ!!

創真くんもういいの! 


もう大丈夫だから
創真くんまで退学になっちゃうベさ 
ね だからもう

は゛あぁ!?んなこと言っている場合かよ!!

いいの わたしの わたしのことは もういいから えへへ

 

 

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このままじゃ田所は絶対に退学になる、それは決定事項のように、地球が平らではなくまるいように事実になってしまう。今場にいる権力者はこいつでこいつの評価こそが全てを決定し断定する。その評価を覆さなければ失う。失う?何を?仲間を?友達を?時間を?居場所を?つながりを?―――分からない。ただなにかが損なわれていく感覚はたしかにあって手をこまねいていたら確実に訪れる。彼女は消えてしまう。それは予感なんてものじゃなくて現実という形で目の前に現れるなら――因果を逆転させる

この創真の「泣いて笑っている田所を見て」から→「四宮を睨めつける」一連の動作がそういった"決意"に近いものがあったと、私は感じてしまうんだ。

自分の領分を超えてまで何かを為そうと思う熱量、情念の揺れ。絶対的強者だと規定されている相手に立ち向かっていくその創真の在り方は、ああ、こいつが英雄かと思わせてくれるほどにその存在は眩しい。大好きだよ。

 

遠月のあのルールって卒業生にも適応されるんですかね

何の話だ

――食戟

食戟でアンタを負かしたら 田所の退学取り消してくんないすか

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アルゴノゥト(英雄願望)という意味の造語があるのだけど、10話のこのシーンにおいてまさにこれだって思う。それは少年が英雄に憧れ英雄になろうとする本来の意味ではなく、まわりにいる者が"英雄を求める願望"という意味で。きっと自分にもその願いがある。

英雄。

蛮勇と紙一重の存在。

でも私は求めている。倫理を踏み越え、ヒエラルキーを破壊しうる者を。天高く手を伸ばし続ける者を。そういった欲望を―――アルゴノゥトという元々ある言葉に含ませてまた別の形のタームにしようとも思った。

"アルゴノゥト"(英雄願望・英雄希求)と。

ね?

 

 

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