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どれもこれも詰まらない作品ばかりだ、って言ってしまうのは(4182文字)

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 読み読み。

読書のストライクゾーンが広い人と狭い人 - Togetterまとめ

これは本当にそうだよねって思う。そして読書だけじゃなくて、どんな媒体でも通じるんじゃないかな。

どこにでも「これもつまらないあれもつまらない」と嘆いている人っている。最近の映画はつまらないなー、最近のラノベはつまらないなー、最近のアニメつまらないなーと言って挙句の果てには「昔のアニメは良かった」とか言い出しちゃう。

違うよ、そうじゃないって。

最近の作品群がつまらないんじゃなくって、自分自身に合わなくなっただけだよ。*1あるいは感受する能力が摩耗しただけだよ。

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そしてそんなにつまらないなら、その媒体にしがみつくのはもうやめて違うことすればいいんじゃないかな。世の中にはいろいろな趣味があるし、何もそれだけが全てじゃないでしょ。アニメがつまらなくなったらボルダリングでも始めればいいんだよ。


以下部分的に引用。

  

 

 

んで、こういう常に批判的に作品を見る人たちにありがちなのは「『いつもは辛めのレビューばかりなのにこの人が高評価つけてる作品ってどんなのだろ?』って見られたいのよ」とか言い出しちゃう。

私にはよくわからないが、作品を読むことが小目的になりレビューすることが大目的になってしまったパターンなのかもしれない。そして、まず批判することありきなんだなーと思ってしまう。

とりあえずその作品の悪いところを探してっていう感じなんだろうか……もう良い部分は霞むようにしか見えなくて悪いところばかりが映っているのかもしれない。
 

「まあ……所詮、"眼鏡のレンズ"は、自分が見やすいように調整されるモノだってことだよね」

――セミラミスの天秤

その作品がつまらない原因は、いつだって自分がそう"観た"からでしかないんだよ。

もちろん私にもこれは言えるし、そしてここを忘れちゃうと「最近の作品は」という言葉を持ってきてしまうんじゃないかな。

あるいは前述したツイートのように「どれもこれもつまらない作品ばっかりだ本物なんてありゃしないな!」とかね。

 

ある程度作品を読み慣れていくと、どうしても「マイナーな作品紹介」とか書いてしまう。マイナー志向は自己愛の一種、っていう言葉があるけれどアレは本当にその通りだと思うよ。

多くの人が知っている作品を挙げることよりも、自分だけが知っている、あるいはある狭い界隈でしか知らない作品をわざと選別してしまったりね。自分にも経験はある。

別にそれは悪いことは思わないけれど、ただ上述したツイートが言っているのは行き過ぎた"通ぶり"は"通"になることを目指してしまい「コレは大衆向けのゴラクサクヒンだー」とか言い始めてしまうのは厄介だなあということなのかもしれない。

この「上機嫌になるのがヘタな人」っていうのは、私からすると楽しむのがヘタな人という感じかな。

 

 

その作品を楽しんでた人のレビューや感想記事が面白いもので溢れているのは、楽しかったという"熱"が文章に滲むからだと思うんですよね。

「いかもの食い」の人のレビューが面白いのもそこらへん関係ありそうじゃない?

逆に、この作品はつまらんつまらんと言って常に辛口な批判ばっかりしている記事は読んでても楽しくないことが多い。

私自身、『のーぶる☆わーくす』で書いたようなやり方ではもう感想記事は書かないって決めていたり。あれは書いているほうも読んでいるほうもテンション下がるんじゃないかな……。 

もちろんこれからもつまらなかったらつまらないとは言うけれど、それだけの感想にはしたくはないよねとは思っています。

 

・過去記事 

私が4年間書いてきた「エ口ゲ感想」の移り変わりと作り方のまとめ(9863文字)

 

そしてこの「読書のストライクゾーン」の記事を読んで思ったのは、

作品を批判ばっかりしている人ではなく、作品を楽しんでいる人の所にいったほうが自分もまた楽しい感覚を味わえるんだろうなということ。

SNSだったらつまらないつまらないと言っている人をフォローするのではなく、楽しい面白いすげー!って言っている人をフォローしたり。

ブログだったらなにやら楽しげな感想記事を書いていたり、ちゃんと作品に向き合っている所を閲覧したり。

別に作品に限らず、楽しい会話をしてる人の元へいたほうが話者の「楽しい」感覚が自分にも伝播してきて幸せスパイラルー(幸せスパイラルとは、あなたも私にも幸せになれるこまっりちゃんメソッドである)を迎えられるってのは体感的に分かるんじゃないかな。

いらいらしている人のところにいけばイライラという感情は否応もなく伝染するものだし、鬱々している人の文章を見ればどうしても自分も引っ張られて鬱っとしてしまうものですから。

それらが悪いわけではないけど、そういう一面は確かにあるよねと。

  ◆

これ読者側ならただ探すだけでいいんだけど、発言者側となると「批判をするな。我慢しろ」っていうことになるのかもしれない。でもそんなの無理なので、「批判の昇華の仕方」とかを身につけていったほうがいいのかもね?とは思う。

例えば作品批判だったら徹底的にこきおろすのではなくて、つまらないと言いながらも読んでいる人を明るい気分にさせたりふふふと笑ってしまうような記事作りは可能だよねということ。

あんまりこの方向性をやったことはないけれど、試してみるのも面白いのかもなーとは思っているのでもしかしたら今度つまらない作品に出会ったらその昇華の仕方を考えてみます。

ちなみに私の中で「つまらない」という評価をくだしつつ、けれど批判記事でもないのが『いろとりどりのセカイ』の総括記事。

「いろとりどりのセカイ」 総括。さぁ、この恋を本物にさせようか 

自分流の「批判の昇華の仕方」がこういうもの*2。別にこれは読んでて笑えるものではないけれど、こういう仕方もあるよということで。

(この記事を書くにあたって当時の「いろセカ」の文章を、今現在の技量に沿って大幅に書き換えてみました。内容は変わってないけど当時の記事を保存している人は見比べてみると面白いかもしれません) 


終わります。またね。

 

<参考>

いろとりどりのセカイWORLD'S END-RE・BIRTH-
いろとりどりのセカイWORLD'S END-RE・BIRTH-

そういえばいろセカのVITA版がでるって知ってました?!! 私は最近知っておおおとなったり。ちょまさかいろセカvita進出とか(゚Д゚)(ちなみにいろセカは私のなかだと評価低いですが、好きです)

 

のーぶる☆わーくす
のーぶる☆わーくす

 

セミラミスの天秤
セミラミスの天秤

 

*1:ここで言っているのは単体作品はつまらないという発言ではなく。「最近の作品はつまらない」と最近に発売された作品群を括ってしまう発言についてである

*2:『水月』の記事もそうですね