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猫箱ただひとつ

物語追求blog。アニメ、マンガ、ギャルゲーを取り扱ってるよ

ひとつ飛ばし恋愛。感想(4043文字)

ゲームレビュー ゲームレビュー-ひとつ飛ばし恋愛
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  プレイ時間   15時間
  面白くなってくる時間  ヒロインによる度合いが強い
  退屈しましたか?   してない
  おかずにどうか?   使えない
  お気に入りキャラ   紅

 公式HP│ひとつ飛ばし恋愛 オフィシャルサイト

 

「ひとつ飛ばし恋愛」のポイント

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妹、幼なじみ、姉は攻略できません。代わりに「妹の親友」や「幼なじみの後輩」 がヒロインとして登場する変わった作品。

1人だけとても残念な(扱いも酷い)ヒロインが存在。
・ 気負わず期待せずゆるりとプレイしたい人向け。

とりあえず体験版必須。ノリが合わなかったり、ヒロインに好感が全然持てない場合が予想されるのでとにかく必須です。

私は体験版やらないどころか『ひとつ飛ばし恋愛』のひとつ・とばし・恋愛のコンセプトを理解しないまま衝動買いしてしまったんですが結果唸りました。妹は攻略できず幼なじみは攻略できず、挙句のはてに頭のオカシイヒロインを押し付けられる始末。唸りました。ぐぎぎっ。

でも別に買って後悔したり、買わなきゃよかったって思ってるわけじゃないんですけどね。ただ後悔しそうな人多そうだなと思いました。これは合わないと厳しいかも。

個人的には前前作の『アッチ向いて恋』のほうがギャグセンス高いですしおすすめです。それと『恋愛ゼロキロメートル』も近いうちにやりたいですね。じたばた。 

 

 

う、うざ……

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なんでこの子初対面なのにここまでフルスロットルなの?!なのか!!こんな場が温まっていない状態からギア全開で飛ばしてこられてもうまくついていけないんだよ!って思いながら、りさ無双を聞き流す日々が始まりました。

ぼけが面白いときもあるんだけど、基本的にだだ滑りな気がするね。うん。

「え?あたしと三枝の関係?知りたい??知りたいの??ミダルサスーン??」

こんなの

「はっ……これだから素人は、なにもわかってないのだよ。こちらはいついかなる時も」

「ボケる準備、ツッコまれる準備を整えていると言うのに、そうまさに心を整えているのだよ」

「なんでお前だけキセキの世代なんだよ」

 どう反応したらいいんだっ(殴

ていうかキセキの世代ネタ分かりづらすぎて、ちょっと考える自分がいましたからね!(涙

あー見ていてよかった黒子のバスケ

可愛いのに

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可愛いのに残念すぎる。言動が残念すぎるよほんと。ほんと!

 

 

許すかどうかはまた別問題


友達のお姉ちゃんの部屋に入り、それを咎められているときの図。

「確かに、素直に謝ったことは評価する、と言ったけれど。……それと許すかどうかは全く別の話」

――夏芽

ちゃんとそこはびしっとするんだなあと。素直に謝ったらなあなあで終わらせてしまう人もいるけれど、いやというか今回は夏芽さん的になあなあで終わらせてはいけない問題だったに違いない。

いやそこじゃない。そこを掘り下げたいわけじゃなくて、「誠実さ」と「けじめ」でいいのかな、それは別個の問題なんだなーと思ったわけ。素直に謝ったことと、それを許すかどうかは別の話っていうのは感覚的に分かるんだけれど、言語化するとちょっと意味がわかりにくいものでもある気がする。

 

 

 

理解できないコミュニケーション

 

「おいてめコラ、どこ行こうとしてんだ!舐めてんのか園原コラ」

「こ、寿先輩痛いっ、腹パン痛いっ」

「お前さー後輩と分かった途端に態度変えるのやめろ」

「うるせー黙ってろ三枝。これはあたしなりのコミュニケーションだ!」

「それとも何だ?おめぇは自分の理解出来ないコミュニケーションは真っ向から否定派か?

 
――りさ、園原

 ほんと最悪なコミュニケーション方法だけど、この言い分は認めざるをえない。た……たしかにそういう暴力的な(というより上から目線的な)コミュニケーションだからといって、自分が理解できないからって否定はしちゃ……いやいや!これは否定するわ。

倫理に囚われていなくて、ちゃんとそのコミュニケーションを否定できる理由を説明できるのならば否定派に回ってもいいんだよ。うむ。

 

 

こういうの安心する

馬鹿な口論してたら、いつの間にか二人並んで歩いていた。
くだらない事で揉めては、すぐ仲直りする友達みたいに。
……なんかこういうの安心する。

 お花見でりさとだべりをしたあとの気持ち。この気持ちなんか既視感あるんだよなー……なんだったけな……。小さい頃の友達とのケンカしても数分でリセットされるあの感覚に似ているような気もするけれど、これじゃ無い気もする。むむ。

 

 

痩せたいの!

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「女の子はねー、皆痩せたいの。いーっぱい痩せて、がっりがりに痩せて可愛くなって~」

「地球を征服したいのだよ」

――りさ

無性に笑ってしまった。あーそうだよねうんうんそのとおりだとやたら頷いてしまった。「がっりがり」という語感がとてもいいね。がっりがっりに痩せて痩せてを繰り返してがりがりにっ。

大丈夫っしょ!って人がカロリミットを買っているときを見たとき「なぜ?!」という気持ちを思い出したのよさ。

 

 

もうやだなにこのルート

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「ツキアッテミル?」

中略

「つか、マジかよ……たしかに俺も彼女は欲しかったけどさ……けどさ……ぁ!!」

「もっとこうさっ。玉森とか蒼木先輩とか園原とかっ、もうむしろ紅とか阿知華でも良いからさっ」

中略

こうして……

俺は何故か

りさと付き合う事になった……

助けて……誰か……

 正直りさは女の子として見ると微妙なんだけれども、微妙というかもう友達という関係しか想像できないんだけれどもそれでもかなり好感もてる奴なので始めにりさルートを行ってみることに。

そしたら和樹が全力でりさと付き合うこと嫌がり、え?ん?付き合うことを拒否している?ことに気づき「おかしい」という気持ちが膨れ始めてきた。りさルートをどんどん進んでいくともうメタ視点のオンパレード、私の心は灰になった。真っ白に。

挙句の果てに幼なじみの父親から

「和坊、お前は阿知華を攻略すべきだった……入るルートを間違えたぞ……和樹!!」 

 と言われる始末。うっせー!!!!のぞんではいったんだー!!

そしてようやくここで阿知華を攻略できないことを知った私は「うぞでしょ?!!」と嘆いた。まじかまじなのかおいそんなのってあんまりだよヒロインの中で幼なじみの阿知華がかなり魅力的なのにどうなってるの。

となるとヒロイン4人中2人は私のなかで候補からハズレてしまうくらいに魅力を感じないのだけれどどうすればいいの。

 

「なんでこんなアホみてぇな金髪のルートがあって、俺の可愛い阿知華のルートがねぇんだ!」

――阿知華の親父

うっせー!!!こっちが聞きたいわ!! 

 

さらにエンディングがローションENDになっているしもうわけわかんないよorz
なに?!これ!!りさの扱いが存在すぎじゃないの!もう!もうさ!!もうさーかわいそすぎるよ。

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というかメタ視点の会話が多すぎて、普段あまりメタ視点で語らないんだけどメタ視点で語らざるをえなくなってしまっているっていうね! 

 

 

 

紅可愛すぎな!

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この笑顔だけで疲れ吹っ飛ぶくらいに可愛い。にゃっしゃしゃ。

そして妹である紅すらも攻略できないことを知ったのもこの時であった。

これが『ひとつ飛ばし恋愛』ってわけか……。

本来くっつくはずの妹や幼なじみを飛び越えるってことか、これが世界の与えたルールってやつなのか(錯乱

夏芽と、桜は、個人的にうーんうーんって感じなのだけれど(魅力がない)、園原は可愛い。紅といちゃいちゃできないのはかなり精神的ストレスなのだけれど、その紅のひとつ飛んだ園原もまた可愛いのでトントンになっている気がする。

にゃおーん

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ぞっとする

「(まぁ、友人と兄者の馴れ初めなんて、想像するだけでぞっとするからの。よかよか)」

――紅

 兄と親友が交際していることを考えるだけでぞっとするわい、という紅ちゃん。これはわかる。自分の知り合いが自分の家族と付き合っているだなんて考えるだけでぞっとする。やめてー!ってなる。

なんでだろ?んー。

たぶんパーソナルスペース的な領域を侵略されようとしているからなのでは?という仮説を思いついた。パーソナルスペースっていう意味だとちょっと違うんだけど、なんかあるじゃない? こう家族全体のパーソナルスペースみたいなやつ。

 

 

園原の自己正当化しない姿勢

 

「だからって、碧里が怪我をして、弟がいるところと同じ場所に行こうって言うのも、ナンセンスだと思うけどな」

「ですよね」

「でも、あたし、こういうことしか出来ませんから」

――碧里、和樹

 弟のために、怪我をした状態で競泳をやるという碧里。もちろんそれは傍からみれば無意味でナンセンスなんだけれども、それに対して「ですよね」ってへらっと受け流しちゃう彼女をいいなって思った。

たいていこういう時さ。「ですよね。"でも"」って繋がると思うんだよ。でも、~~~にゃら~って言ってそれは正しいことなんですよ。分かりますか。って返すことが多い。何故かというとみんな自分の行為は正しいものにしたいからだ。私にだってある。

他人から見てどうしようもないことでも、これは自分にとって正しいことだとロジックと納得できる根拠を持ち寄って組み立てるいわば自己正当化みたいなことをしてしまう。それはきっと悪いってわけじゃない。でもさ

もしそれを正当化せず、にへらって受け流してそういうものなんです。正しいなんて思ってませんよ。こうしたいだけなんです。って言えちゃう人がいたらそれは素敵なことだと思うんだよ。

 

ってことでそろそろ終わり。

付き合ってくれてありがとね。