猫箱ただひとつ

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仮面ライダー鎧武・最終回(1896文字)

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鎧武最終回見終わりました。

前回の46話が実質の最終回でしたね、47話は最後の最後の駆紋戒斗と舞の会話だけが大事かなって思います。あれは印象に残りました。

それと映画見ていない私からすると映画勢の敵が現れて死んでいったのは(おそらく映画勢の奴らですよね?)「ぁん?……」って軽く微妙な気持ちになりましたね……。これがラストだなんてちょっとふざけんなって感じです(涙)

……あと他にはこれ以上言いたいことや語りたいことがあんまり無いんですけど、どうしましょ。

仮面ライダー鎧武』は「総括的に語らない」「評価しない」という行為を取りたいので、全体俯瞰の話はしないでおきます。「鎧武どうだった?」と聞かれて「どうもしない」って言っちゃうようなスタイルを今回は取りたいのです笑 その方が私にとってプラスになりそうなので。 

それだけだと味気ないので、すこしだけ舞ちゃんの会話を考えていきます。

 

 

 

 清濁併せ呑む世界観

みんな過去を乗り越えて前へ進もうとしてる
人類にはまだまだ未来があるよ

「だが、またいつか間違える」
「再び争い傷つけあう」

そうだね

そしてその度にやり直す
間違いを正しながら
少しづつ歩いていく

「やはりお前は強いな」

――駆紋戒斗、舞

 舞ちゃんの言葉を聞いていると、世界の欠陥構造に嘆いてしまうのはこどもっぽいのかなって思わされてしまう。世界の根底に敷かれているルールは不幸の製造機だからこそ、それに嘆き、どうにかしてそのルールを"変更"させたい。

駆紋戒斗風に言うなら「弱者が踏み躙られない世界」。誰もがやさしさを持ち、誰もが弱者を踏み殺さない世界にしたい。その為には今の世界に敷かているルールをぶっ壊し、新しいものにしなくちゃいけない。

―――でも舞ちゃんは言うのだ。弱者が踏みにじられたらその度にやり直せばいい。間違いを修正し、少しづつよりよい未来にしていけばいい。そうやって歩いていけばいいんだよ。

って。

強い。強いよ。この考え方は。今の世界のルールは間違っている、それを受け入れて尚「そうだね」って言っちゃう感じが。間違ったなら正していけばいいっていう感じが。

それはなんていうか高望みせず、自分の手の届く範囲で出来ることをちゃんとやろうよって言っているようにも聞こえる。「世界が」「ルールが」そんな刑事上のことなんかどーでもいいのかもしれない。

この舞ちゃんが言う世界の歩き方って「未来がある前提」なんだよね。"今"的生き方じゃない。未来を認識し認知している生き方。この考え方って一見素晴らしいように見える。

未来を見据えて目指して生きるのってなんだか素敵なことのようにも見える。けれど私は思ってしまうのだ。なぜ未来を見据えなければいけないのか?と。

いや未来が大事じゃないとか、そういうことを言いたいんじゃない。

なんで「人間は"未来"というものを見据えられるんだろう?」そんな考えがある。なんで明日とか明後日とか身近な領域のことではなく、未来っていう漠然としたものを"感じ"て"考慮"してしまうのだろう。

農業?……んー農業かー。(=農業は長期的な戦略が必要で未来の収穫の為だけに今を犠牲にする考え方でもある。今無理をして頑張ってへとへとになるまで作業をするからこそ、未来に大きな収穫を期待できるのだから)


……変な飛躍と脱線をしてしまった。 

 

46話


46話を見なおしたわけでもなく、思い出しながら書いているんですが、 

コウタが選択した「この世界で進化するのではなく、別の星で俺達は進化するよ」ってあったじゃないですか。地球ではなくもう全然関係ない生命さえ育つか怪しい最果ての星で進化すると飛び出してしてしまったコウタと舞。

言うなれば―――これが俺達のステージだ、ってことですよね。

サガラは"この"星で人類を進化させようとしていた。しかし相手のルールに乗っかりステージに乗っかることは大抵の場合自分たちの希望は行き届かない。

これを打開するには「自分でステージを作り上げる」っていう考え方が必要だって私は思ってます。

5話で戒斗とミッチが1体1で決闘している時に割り込んだコウタ、パティシエに音楽を留められ絶望する中ミッチが指パッチンでリズムをとりダンスを続行した時、ユグドラシルの考え方に歯向かい続けた挙句に別の方法で人類救済の道を切り開いたコウタ。

鎧武には「ステージ」という概念がいくつも散らばっている。だから実質最終回の46話のコウタの「別の星での進化」という選択もまた相手が提示したステージを変更し、自分のステージにしたということなのかなと思います。

自分のステージにしたとき、そこは自分の意思が実現した場所なんだとも。

ってことで終わりです。

下のは今まで書いてきた鎧武記事です。

またね。 

仮面ライダー鎧武4話_ルールから外れた世界にようこそ!(1842文字) - 猫箱ただひとつ。

仮面ライダー鎧武5話_自分が適したステージに立つのなんて稀ということ(1363文字) - 猫箱ただひとつ。

仮面ライダー鎧武11話_大人ってなんだ?子どもでいられなくなることなのか?(646文字) - 猫箱ただひとつ。

仮面ライダー鎧武16話_力を手に入れた人間はたやすく怪物になる(949文字) - 猫箱ただひとつ。

仮面ライダー鎧武20話__戒斗が言っていることはつまり「保護された世界」なぞいらんということ(1359文字) - 猫箱ただひとつ。

仮面ライダー鎧武21話_自分の人生にちゃんと向き合うことってはつまり(787文字) - 猫箱ただひとつ。

仮面ライダー鎧武22話_世界そのものを屈服させる力を欲するとはどういうことか?(2935文字) - 猫箱ただひとつ。

仮面ライダー鎧武23話_世界のルールと戦うと決めた日。絶望との抗い(2310文字) - 猫箱ただひとつ。

仮面ライダー鎧武29話_強者は弱者を踏みにじっていい(2433文字) - 猫箱ただひとつ。

仮面ライダー鎧武31話_純粋な力を求めた結果(847文字) - 猫箱ただひとつ。

仮面ライダー鎧武32話_力を欲するということ(654文字) - 猫箱ただひとつ。

仮面ライダー鎧武36話_そんな弱い考え許せない(2310文字) - 猫箱ただひとつ。

仮面ライダー鎧武40話_俺は俺の為に戦っているんだ!!(1151文字) - 猫箱ただひとつ。

仮面ライダー鎧武42話_そいつは蛇で、ただの概念だった(2977文字) - 猫箱ただひとつ。

仮面ライダー鎧武43話_まじかまじか!!やだなにこれ面白えええ!!(501文字) - 猫箱ただひとつ。

仮面ライダー鎧武45話_決して互いの道は交わらない(1338文字)