猫箱ただひとつ

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仮面ライダー鎧武29話_強者は弱者を踏みにじっていい(2433文字)

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駆紋戒斗による敵の定義とは

「奴は邪魔者であって、敵ではない」
「だが…貴様は違う」
「貴様は敵だ」
貴様のような卑劣なだけの弱者は、俺は決して認めない!

――駆紋戒斗

戒斗はコウタのことは「邪魔者」であるが敵ではないという。逆にミッチのことは「敵」だと断言した。この差はどこから生まれてくるんだろう?

それは「卑劣なだけの弱者」というところがポイントなのだろう。

おそらくミッチが求めている強さというのは他者を支配し操る「権力」というもの。対して戒斗が求めているのは暴力的な強さである。自分一人で誰ものにも負けない力。それを彼は欲しているしとても価値を置いているように見える。

それを踏まえてミッチを見ると、ミッチは暴力面で見れば限りなく弱者なくせに、弱者であるくせにそれとは別の力で誰かを倒さんとしている。それが戒斗にとっては「卑怯」に見えるんだろう。だからそんな力を認められない。自分の大切にしているものを貶されているような在り方に感じられるのかなって思う。

 

 

戒斗とコウタの違い

 

―――貴様は他人を信じすぎている
―――最後に頼れるのは自分の力だけだ

……そんなはずはない
俺はみんなを信じてきたから
みんなに信じてもらえたから
だから
今日まで戦ってこれたんだ!

(コウタ)

 戒斗が言っていることは正しいと思う。結局最後のところどうにかできるのは自分の力だけだし、自分を救えるのも自分だけだ。

そしてコウタが言っている差異は、なんとなく「共同体を否定するかどうか」みたいなふうに聞こえてしまう。保留。

 

 

戦極竜馬の嘆き

「なぜ僕の計画は、肝心なところで邪魔ばかりがっ!!

――戦極竜馬

うまくいくことなんて殆どないよねー……時間の矢が止まらない限り不条理は増加し続ける世界ですから当然だよねー……と。

 

 

森に選ばれる者と禁断の果実

 

お前たちは知恵の実を掴むには値しない
知恵の実?
滅びの定めを超えて、次なる進化の道に至る鍵
森に挑み、森に選ばれたただ一人の勇者に与えられる褒美。
かつて私も一度は手にした栄光

――オーバーロード、貴虎

森に選ばれる者が手にすることができる知恵の実か……。森はどういう選別基準を持って選ぶんだろうか気になる。知恵の実とはそのまんまで、インベス化してもオーバーロードのように「知性あるもの」として存在できるようにしてくれるアイテムのことっぽいな。

新たな世界を蝕むごとに、1つだけこの森には禁断の果実が成る

禁断の果実=知恵の実は、あたらな世界を蝕むごとに1つだけ成るという。それは何故だ? 新たな世界を蝕むことで養分みたいなものを摂取した結果果実を成らせることができるんだろうか? それともそれはイニシエーションみたいなもので因果関係はないけど"そうなる"ということなんだろうか。

 

 

 

力のみに頼った愚かな種族

貴様らも我らと同じ、力のみに頼った愚かな種族
なんだと
そのような無益のために
知恵の実は使わせない

――オーバーロード、貴虎

オーバーロードの意志からすると駆紋戒斗のような「力を求めている者」には知恵の実を渡す気はないようだ。ぎゃくにコウタのような「みんなを守る」という動機がある人間には果実を譲ってくれるかもしれない。

なぜならコウタは「力を求めているわけでも」、「力に頼っているわけでも」無いからだ。

 

 

 

強者は弱者を切り捨ててもいいんだよ!!

 

どうやって森の侵略を生き延びた

「私はこの森に選ばれた」

森に選ばれただと

「この森は挑みかかる者を試し、世界を支配するにふさわしいただ一人の王を選定する」

「だがすべては過ちでしかなかった」

 

生き残る意味がなかったとはどういう意味だ

「この世界の有り様を見れば問うまでもなかろう
すべてが滅び潰え去った」

お前たちは侵略に打ち勝ったのではないのか

「新しいの世界の到来に向け、私は弱き者達を見捨て、強き者たちだけが生き残るのをよしとした

「だが、そうして選ばれた者たちはそれが当然の権利だと誤解した」

「弱き者を踏みにじり、餌食とするのが正しいと。そう思い込んだ彼らは森の支配者となった後も、互いに憎みあい殺しあった」
……そんな
…では、お前たちの文明が滅んだのは

「この森のせいではない。我々自身の愚かしさゆえだ」

……誰もが強さを求めた故に、誰も破滅を止められなかった。それがお前たちの結論なのか。

「クックク。
今生き残る、我が臣下たちは、フェムシンムの歴史において最も強く、そして最も愚かな者たちだ。

あの者たちに再び文明を再建することはできない

お前たちはどうなのだ。その道具は弱き者を守るのか、それとも強き者を過ちに誘うものなのか」


我らと同じ絶望の道を歩むようだな

 

――オーバーロード、貴虎

そうなんだよね。戦うことが良しとされた世界では強者が生き残り、弱者は死んでいく。そして生き残った弱者は強者によって蹂躙され死に絶える。

そして闘争心というのかな、それが活発な個体が多いと「文明」というのは発展できない。文明というのは多くの人間がいて多くの人間が手を取り合っている状態(=闘争がない状態)じゃないと発現しないものだと思うからだ。

オーバーロードが言うように、今のヘルヘイムにいる彼らでは文明を再建できない。まず知性ある個体数が3人と少なすぎるし、誰もが争っている。

 

おわり。