猫箱ただひとつ

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アルドノア・ゼロ10話_お前のせいでお前のせいでお前のせいでお前のせいで(1703文字)

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界塚伊奈帆くんいいなあ……。お姫様も好きだけど、界塚伊奈帆はほのかに漂う異常性がなんとなくいいなあって思うんですよね。

てことで10話の感想をさくっと書いていきます。

 

 

界塚伊奈帆の特殊性?あるいは異常性

瀕死状態になっているお姫様を助ける為に人工呼吸を淡々と行う伊奈帆。

彼の正確な人工呼吸を見てマグバレッジさんは「よく覚えていますね」みたいなことを言い、「学校で習いますから」と伊奈帆は答える。最後にマグバレッジさんは「けれど学生は聞き流しますそんなふうにちゃんと覚えている人はいない」と指摘。

ここを見て「そっかなるほどね」と思った。

界塚伊奈帆という少年は、ふつうの学生が聞き流してしまうことあるいは適当にやってしまうことわざわざ本気で覚えようとしないことを「覚えている」。それも知識としての技術ではなく実践し反復し実戦で使える練度を保ったものにまで昇華している。

カタフラクトを操縦すること、火星人のカタフラクトを撃破するときに見せた「異様な知識」、オートマチックの銃の無力化の方法、そして人工呼吸の手腕……。

彼はきっと他の人が「これくらいでいいだろ」という程の労力を費やす所に、いつも全力を費やしているんじゃないか? 伊奈帆はどこか無気力な(あるいは冷静な)雰囲気を纏っているせいか「全力」を出している感じが全然無いけれど、もしかして一瞬一瞬、一日一日に全力で生きているんじゃないか?そんな気がする。

もしそうならばさっき言ったようなことも全て説明が付くと思う。彼の世界の見方が『今』"のみ"にフォーカスしているんだとしたら―――。もしそうならスレインを敵認定したのも理解できそうな気がする。いやまだはっきりとはしないんだけれどなんとなく。

 

 

お前のせいで

火星人の女の子は「お前のせいで私は不幸になった」とアセイラム姫に何度も何度も繰り返した。

でこの時に私は「"お前のせいで"っていう言葉は、因果関係を明示化するものなのね」とふと思った。つまりとても当たり前なことなんだけれど「過去の因によって結果が生まれること」を明確な言葉にすると「お前のせいで」ってなるんだなーと。ああ本当にどうでもいいね。

でももしそんな「因」を無くせることが出来たとしたらどうだろう。自分の認識上のみで「原因」という概念を消し去り、原因によって結果が生まれるという考え方を排除したらどうだろうか。それは『今』だけになる。一瞬一瞬を感じて、感じた瞬間にそれは全て過去になるから、過去は認識上では"消え去って"いく。

『今』だけをフォーカスして生きるというのはそういうこと。過去がない、生き方である。

それができたらこの火星人の女の子が抱える、悲しみ、恨み、辛み、苦悩すべてが消え去るのになと思った。

過去ばかり見ている人は、今を蔑ろにして未来を毀損させていく。今を見ていないからこそ未来は消えていく。それが駄目とか不要だとかは言わない。

ただ幸福希求の視点に立つのならば、過去を見つめ続けるよりは『今』を直視していたほうがいいんだろうなという気はする。

界塚伊奈帆が一瞬一瞬に全力で生きている"かも"しれないことと、火星人の女の子が「お前のせいで」と過去を直視し続けているのがどことなく対比に見えた。

10話の感想はそんな感じかな。終わり。

(これくらいの感想なら本当にさくさく書けるレベルになってきていてちょっと嬉しい。いやま推敲もしてないんで読みにくいとは思うんですけどね)

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heavenly blue

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