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仮面ライダー鎧武5話_自分が適したステージに立つのなんて稀ということ(1363文字)

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仮面ライダー鎧武 (ガイム) AC02 仮面ライダーバロン バナナアームズ

 

5話はまさにこの世界は上手く行くことなんて稀で、自分に適したステージに立つことがいかに難しいかがよく分かる感じだなって思った。

5話の中盤、ぶどうライダーがバナナと決闘することになった。お互いの大事なものを賭けての真剣勝負、それも一対一のガチンコバトルだ。

ぶどうライダーはこう思っていたと思うんだよ、「一対一なら例えバナナ相手だろうと自分にも勝機がある」と。しかし戦いが始まってみれば戦局は大分違うものとなった。

バナナライダーはベルトの扱い方を熟知することで、一対一ではなく、四体一という状況を自分の手で作り出した。「バナナ+雑魚インベス3匹VSぶどう」という状況はやはりというべきか、ぶどうにとって負け戦必死だった。

バナナが行ったことは「ルールの変更」と呼ばれる行為だ。ルールの隙をついて、自分を有利にするステージを作ることそのものである。二人が取り決めたルールは「お互いが戦って負ければ代価を支払う」というものだけだった。ならばそこに自分の勝機をより万全にする方法を取っても卑怯と言われる謂われなんてない。

そういつだって「自分に適したステージで戦う」なんてことは無いんだよね。本当に滅多に無い。自分がレベル1の状態でレベル30の敵と戦うこともあれば、いきなりラスボス級の敵と出会うことだってある。それが不条理がある世界であり戦うということなんだろう。

しかしレールに沿って生きていたり、あるいは守られている世界で生きていたものからすればそういった「不条理」というものは経験したことが圧倒的に少ない。だから動揺したり戸惑ったりしてしまう。

守られている世界では、不条理を限りなく封じ込めているから、自分から「戦いの場」にでない限りそういうものに相対することも少ないい。

そして話を戻すと、バナナとぶどうの戦いから更に戦局が一転する。

ぶどうライダーの元にオレンジが駆けつけ、2人でバナナをぶちのめすという構図が出来上がってしまった。流石のバナナライダーもライダー2人と戦う状況は苦戦を強いられてしまう。

そしてまたここから更に戦局はもう一転する。
今度はバナナライダーの元に、戦極ドライバーを持った2人の味方が駆けつけてくるのだ! その名はグリドンと黒影である!

つまりこういうことだ。「戦極ライダー2人VS戦極ライダー3人」という構図が生まれた。ぶどうとオレンジの二人からすれば、「せっかく自分達が勝てる勝負だったのにどうしてこうなった」という心境に違いない。
もう一度言う。

「自分に適したステージで戦う」なんてことは殆ど無い。何故ならこの世界は、(それがやさしい人間社会だろうと、不条理で満ちた自然世界だろうと)、どこまでいっても「不条理が転がっている」からだ。

不条理で満ちた場所では、自分に都合の良い戦いなんて生まれるわけがない。

 

<参考>