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猫箱ただひとつ

物語追求blog。アニメ、マンガ、ギャルゲーを取り扱ってるよ

作品を圧縮する為にしてきた試行錯誤(3055文字)

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私がブログをはじめた理由は思考を銘記する為、と言ってきたけれど、実はこれ正確じゃない。というのもergに限っては思考を銘記する為ももちろんあるのだけれど、それ以上に「ergを圧縮し保存する為」にブログを始めたからだ。

ergを保存するっていうのは、約20-40時間もかかる膨大な量のerg媒体をを出来るだけ・そのまま・コンパクトに記録したいっていう意味。その記録物を観るだけで「一本のergを短時間で思い出せる」ことが目的ということでもある。

本記事はそんなergを記録物として残すためにしてきた試行錯誤を記述していく。

 


ergを圧縮し保存する為の条件

ergを記録物にする条件としては以下です。

1)見る(あるいは読む)だけで、そのergの殆どを思い出せる
2)見る時間は短時間が望ましい(具体的には30分以下)

この2つを前提にして、一本のergの内容を圧縮し記録物として残す。実際やってみた方法がこの3つ。



1)15秒動画

プレイ中にergを録画する。プレイが終了したら録画終了を押し動画が吐出されるのを待つ。この際特定の録画アプリを使えば「15秒に圧縮」された状態で動画が作成される。

この方法であれば動画を視聴する際、時間を圧倒的に抑えられるし(わずか15秒)、プレイしていたergの当時の感情をよりビビット残せるかなと考えた。

しかしまあそう簡単にはいかないよね。

プレイ時間30~60分くらいのを「15秒」に圧縮したものを見てみると、画面切り替えが半端ないスピードでするする変わっていく。見終わると「一体全体なにがどうなっているのか分からん」ってくらいに得られる情報がとても少ないことに気づいてしまう。

つまりこの方法だとあまりの圧縮ぶりにゲームの全体の流れしか把握できないので、どんなergだっけ?ってのが思い出しにくい。

あの時何があったけ?という情報を取得できない為、直近でやったゲームならばともかく、3年前にプレイしたゲームの圧縮プレイ動画を見ても得られるものは少なかった。

本当に展開の流れくらいしか拾えなく、テキストもノイジーだしね。

そしてまだ欠点はある。それは最長でも2時間くらいのプレイ動画しか15秒に圧縮できないってこと。これはアプリ自体の問題でもあるし、録画する携帯のスペックの問題でもある。

つまり20時間のergだったら少なくても10個のプレイ動画を作成するということになる。正直閲覧性としては微妙だし、動画から得られる情報が低いことからあんまりな方法だとも言える。(もちろん10個を1つの動画に繋げてもいいのだけれど、労力に見合う成果が見込めない)


あとまだ欠点がある。それは撮影方法がすごい面倒くさいってことだ。まず用意するものは「iPhone」+「固定台」+「15秒動画(アプリ)」の3つを使い、動画撮影をする。

しかもiPhoneを設置する場所はできるだけで真正面に置きます。じゃないと視認性が悪い動画を作成してしまうことになるので。(ちなみにプレイ中すごい邪魔)

そしてiPhoneで動画が出力されたら、今度はそれをPCに取り込んで、aviutlで編集、MP4で動画再作成して…………という労力の割に、あんまり大した記録物を作れないのでこの方法はおじゃんになった。

一時期は一回一回プレイ動画を撮って、その動画を添付したerg感想ログを取っていたなと思いだした。(ローカル上)



2) CGの動画を作成


あるergの全CGをスクリーンショットして保存する(差分含めて)、それを1枚1枚パラパラと捲っていく動画を自分で作る方法がこれ。

ちなみに動画作成のとき、1枚に対して1.5秒で切り替わるように設定すると、だいたい3~5分くらいの長さになる。あとはそこにそのergで思い出深いBGMも付加すれば完璧。


この方法の行程としては

1、ergの全CGをスクリーンショットで保存する。
2、それを動画作成のフリーソフトに流し込んで、BGMも追加して、動画出力
3、使っている動画作成フリーソフトはAVIでしか出力してくれなかったので、aviutl(動画編集ソフト)でMP4に再圧縮。こうすると大幅なサイズダウンが可能。

この方法はとてもおすすめ。

作るのも1番より楽だし、見返す時の満足感もとても高めになる。CGが1枚1枚めくられていく動画なので、ゲームの殆どの思い出を想起できるようになるのはグッド。それも3分ちょいだしね。


これを超・高度化していった先にergMADの世界があるんだろうなーとは思っている。(本当に複雑な技術が必要に違いない)

 

 


3)物語を圧縮して再構成する→


3つ目はこの記事でも扱った(「erg感想」の移り変わりと作り方のまとめ)、の「読解型感想」のこと。


あるergの長さを100だとしたら、それを自分の言葉で圧縮して1にしてしまおうっていう取り組み。エ口ゲという媒体を、文字媒体にエンコードしちゃおうと言い換えてもいい。

違う言い方をするならば、ergで感じた情念情動を文字として書き残し物語を更に"物語化"する。"観念を昇華する"と言ってもだろう。

「読解型感想」は見返すときはどれだけ長文記事になったとしても、せいぜい30分以内で読めるものだと思うので特に問題は感じられない。ただそのergの「圧縮率」は書き手に委ねられることになる。

つまりそのergの本質をどれだけ"見出だせ"るか? そのergをどこまで"思いだせ"るか? は書き手たる自分によって決まってくる。

さらにいつでも練度の高い「読解型感想」が書けるとも限らないし、それにこの方法はめちゃくちゃ時間がかかる(時には一ヶ月とか余裕ですし、最果てのイマならば3ヶ月は軽く飛ぶ)のでそこがデメリットだよね。

逆にメリットとしては、当時自分が何を考えていたか、何をどう感じていたかを思い出せるところがポイントだろうか。あるいは自分の手で、1つのergを、また違う物語へとオーバーライドする感覚。あるいは圧縮する感覚を味わえるところなんじゃないだろうか。

ここにデメリットを上回る価値を見出すことが出来るのなら、満足度高いと思う。……ただやっぱり「ergを圧縮」するという目的だけならば、この方法は人におすすめしにくい。


ちなみに今現在このブログの中で、私のなかで、最も出来が良く満足感が高いのは『はつゆきさくら』の考察記事。(逆にいえば今のブログの限界はこの記事ってことでもある)
 

『はつゆきさくら』考察(21461文字)

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この記事3回も推敲に推敲を重ねたのに、先日読み直したら文章が拙すぎて正直落がっくりした。もっと伝達効率が高い文章や構成を書くことが出来たらいいのになあ……と切実に考えてしまう。うーむ。推敲し続けるしかないんでしょう。

てことでまとめ。

ergを保存する為に試行錯誤してきたのは、この3つ。

・15秒動画
・CG動画
・読解型感想

今のところベストは「CG動画」と「読解型感想」を両方作ることだろうか。 ただもっと別の良い方法でパッケージングできるとは思っているんだけど、いい案が出てこないのでぐにぐにと考え中。

……。

ではでは、またね。

 

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