猫箱ただひとつ

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メダカボックス感想_黒神めだかをメンターにしたいだけの人生だった(2941文字)

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めだかボックス 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
*2巻までの感想。

 

以前から気になっていた『めだかボックス』の一、二巻を読んでみました。

感想はというとめだかちゃん最高ーーー!!!(≧▽≦)

でした。

なんでかって言うと、黒髪めだかの在り方に触れると、尊い、敬い、頭を垂れ跪きたくなるくらいに「王者」としての風格が彼女には宿っています。そこがもうカッコ良すぎるんですよね。

もういっそ抱いて!と言いたいくらいに尊敬しっぱなし。

(抱いて!)

めだかちゃんのこういう所が大好きです。

1、黒髪めだかは人間を愛している。(性善説を信じきっている)
2、圧倒的な才覚を誇示することなく、ただただ「誰かに役立つ」為に行使している。
3、人間を物ではなく"人"として扱っているところ。

この3つがもう私はメロメロになってしまう。

 

めだかボックス 1 (ジャンプコミックス)

めだかボックス 1 (ジャンプコミックス)

 

黒神めだかは類まれなる才能と能力によって、学園の生徒の悩みを1つ1つ解決していくんですけど、その際ちゃんと「個人のことを考えている」んですよね。

自分の価値観を絶対として物言わず解決してしまうようなことはなく、大体いつも依頼者の心に寄り添い、その人が何を望んでいるかまで思索して行動している様子が伺えます。


例えば、依頼一回目の剣道場の件とか。

道場にたむろしていた不良を力づくで追い出すのではなく、彼ら自身の欺瞞を暴き、"彼らにとって" なにががいい結果を考えます。(めだかちゃんは思考する)その結果、彼らを剣道に熱中させた。

また「ラブレターを綺麗な字で書きたい!でも私の字は汚いから私の言葉をあなた達が綺麗な字で書いて!」という依頼主に対して、

めだかちゃんが示した道は

「私たち生徒会が綺麗な字を書いても仕方がない。彼女がしたいことはなんだ? 自分の"想い"を自分の"字"で書くことなんじゃないか?

と態度で表しちゃうところとか。(←実際に依頼主に綺麗な字を"教えた"のは柔道君ですが)

このことをめだかちゃんは確か、「依頼主は自分で問題を作り出している」と言ってたいたと思うんですが、それを人目で見抜いちゃう所はもう流石ってしか言い様がないです。


陸上部のいじめの問題(=依頼主のシューズが鋏で切り刻まれた)の時だって、めだかちゃんは圧倒的な状況証拠を積み上げて、いじめの犯人を見つけ出し、こう聞きます。

お前が犯人なのか?」と。
犯人は「いやいや違うよ私じゃないよ!」と答えます。

もうひと押しすれば、犯人は私がやったんですと自白してしまうような場面でした。しかし、めだかちゃんは「そうかお前じゃないのか疑って悪かったな」とその場を去ってしまいます。

そんなめだかちゃんの行動を見て、犯人はぎょっとしながら「彼女は疑うことを知らないの?」と呟きます。

そこで善吉のこの言葉。 



 

 

めだかちゃんは人を疑うことを知らないんじゃない―――

人を信じることを知っていんだ!!

(人吉善吉)

 
もう泣いちゃうよねここ。

黒髪めだかという女の子は、どこまでも人間が好きで、大好きで、信じていているってことが分かってうおおお><ってなります。

悪辣な行為は咎めるけれども、人格を罰することはない彼女の在り方――――――そりゃみんなめだかちゃんのこと大好きになってしまうのもの当然です。(私も大好きですもん)


そして、自分が他人から嫌われたしまったとしても、彼女はこう言っちゃうんです。

「嫌われたもんだなめだかちゃん」

「構わんさ」
「もとより私は人から好かれようとは思っておらん」

私が人を好きであれば
 それでよい

――めだか、善吉


黒髪めだかは性善説―――「人間は元々は良い奴なんだよ」という信条に基いて行動しています。

ゆえにもしかしたら彼女にとっては、全ての人間は、味方であり家族みたいなものなのかもしれないなと思いました。決して"敵"ではなく信頼出来るような存在。

そりゃめだかちゃんにとって嫌いな行為、悪質な行動、逆鱗に触れてしまう発言だってあるかもしれません。でもそれでも、やっぱり最後には彼女は、その人物を"嫌い"にはならないんじゃないですかね。だって家族なんですから。人類皆兄弟ならぬ、人類皆家族!


あと驚いたのがこの言葉。 

 

2%ではない 8人だ

生きてる人間を比率やら割合やらでひとくくりにするな!

――黒神めだか

 
私は「人類」という言葉を使うとき、60億の人間を「とても曖昧な存在」としてしか見れません。1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人1人を個別の人間として把握できません。それはただの数字で、ただの概念で、曖昧模糊で空虚な存在でしかない「人類」というものになってしまいます。

でもめだかちゃんにとっては、人は人であり、決して数字や比率、割合で落とし込んでいけないような意志を感じます。生きている人間を、生きている人間として認識できる。

それが60億という人類でさえ可能なのだとしたら?

めだかちゃんは学校の人間を一人一人生きている人間として認識できることがもう既に凄いですが、それを地域、街、国、……といった「人類」まで波及できているのだとしたら?


目の前の人間を、"生きて"いる人間として、自分と同じ苦渋と歓喜を味わう存在として、自分と同じように人生を歩んでいる生き物として"観る"ことが出来るってだけでも凄いのに、それをもっと拡大化できちゃうところがね痺れます。ここ感動しちゃったもん。だってそれってもうすごーーーーーーく難しいことですから。私なんか周囲の少ない人間だけを"人間扱い"しか出来ませんもの。学校単位とか組織全体とかで百を超える人間一人一人の感情を読解しようとすると頭痛くなります。


ほんとめだかちゃんに傅きたい。

そして彼女の為に私の人生の一部を投資したい。彼女の為にだけ生きて、彼女の為に死にたい。それはなんて満されたそうな生き方なのかなって思っちゃいます。めだかちゃんをメンターにしたいだけの人生だったな!まったく!w

 

あとあと黒神めだかちゃん可愛い! あのプロポーションといい黒髪といい性格といい、めっちゃ好みだぞ!! 

 
あとあとあと!

黒髪めだかが見ている"景色"がすごい興味ある。花びらが待っている景色? あるいは風に白い花びら舞っているようなそんな世界? なんにしても「花」というイメージが強い。


実際彼女が見ている風景はどんなものか分からないけれど、でもそれでも知りたいって思います。わくわく。

 

<参考>

 

めだかボックス 全22巻完結セット (ジャンプコミックス)
めだかボックス 全22巻完結セット (ジャンプコミックス)

 

めだかボックス 黒神めだか (1/8スケール PVC製塗装済み完成品)
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