猫箱ただひとつ

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『言の葉の庭』見ました_この強い動機は一体なんなのだろう(1235文字)

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劇場アニメーション『言の葉の庭』 DVD

満足度:★★★★

言の葉の庭』見ました。

正直これを「言葉」では説明するの無理で、それでも説明することを選ぶと大事なものがぼろぼろと零れていってしまう印象があります。

この作品を言葉にした時点でそれはもう『言の葉の庭』の本質の一割も言い当てることは不可能なんですよ、、、みたいなね。そんな感想が見終わったあとに浮かんできました。


この映像美は、もう語るの不可能っしょ!と。

ゆえに私はこれがどういう作品なのか? なにが魅力なのか特には説明しませんが、ああでも私の感性・センスを信じてくれる人は見て損ないですよっ。おすすめします。(レッツレンタル!)

きっと見終わったら「こりゃ言葉で説明するのか無理だわ……」と思ってくれるに違いありません!笑 これがアニメーションの力なんですよっ!w

とても満足でした。うんうん。こういう作品にちょこちょこと出会えるだけでも幸せだよねー。ほんと多彩な世界。

こっから下は、本編のある一部分についての視聴メモです。

ネタバレ注意。

 

 

 

強い動機


雪野先生が泣きながら、追いかける場面がある。

はじめはなにもかも諦めていたのに、諦めようとしていたのに、それでも少年を追いかけた場面がある。必至で必死に足を動かし、走った。


そして思った。

彼女のああいう"強い動機"は、どこから生まれて、どうすれば手に入れられるのだろうと。諦めることすら蹴飛ばしてしまうような、傷つくことすらどうでもよなくってしまうくらいの、強い行動力。


よく言われるのが生死に直面した時と、戀する時の2つがその側面を強くするっていうけれど、もちろんそうじゃない場合もある。


そしてそれは決して"自然に発生"するものでもないと思っている。そう思いたい。先天的なものではなく後天的なセットアップで身につくものだと。つまり自分の意志で、どうにかできる領域なんじゃないの?と私は思っている。

どうなんだろう。
気になる。

楽観的な未来が待っているわけでもないのに、むしろ悲観的な結末が待ち受けている可能性のほうが高いのに、痛みを伴うかもしれないのに、どうして彼女は行動できたのか?

彼を失うのが怖かった?
損失感に耐えられそうになかった?
それが彼が部屋からいなくなった途端に実感できたから、飛び出すことができた?

確かにそういう一面もあるのかもしれないが、なんかどうも違う気がする。そういった「生理的な」オートで動くようなものじゃなくて、もっと理性で、感情を炉にくべて、行動を起こしたような気がするんだよね。

自分の願いを明確にして、意思のベクトルを合わせて、決断―――という行程を心のなかでしていたんじゃないかみたいな。
 

―――絶対の意志は絶対の運命を呼ぶ


そんな感じ。うん、あの<強い動機>での追いかける様子は、本当にそんな感じがする。

願いを求めて→選択肢を浮かべて→決断をし、実行する。うんそんな感じ。

 

 

<参考> 

劇場アニメーション『言の葉の庭』 Blu-ray 【サウンドトラックCD付】
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小説 言の葉の庭 (ダ・ヴィンチブックス)
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