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「暁の護衛」体験版_レミニセンスとの繋がりが分かって興奮するしかなかった!!(3126文字)

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 そう、オレは求めていた

 逸脱した世界を

 

  

  プレイ時間   2時間
  製品版を買いますか?   三作品詰め合わせパックが出たので買いたいです

公式HP│暁の護衛 Official Site

 

暁の護衛のポイント

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・治安が劇的に悪い日本でお嬢様を守る存在(ボディーガード)が必要とされる

・↑の赤い髪のお嬢様(二階堂麗華)が凛としていてグッド

・朝霧海斗(主人公)の非日常を求め続ける性質を持っていること(つまりは異常な気質の持ち主)

  

 

ここから本編に触れて感想になります。

 

 

 

 

 

非日常を求めること

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あと数十秒で、この場はいつもの静寂な日常へと還るだろう。

予め言っておく。オレは周囲の自己保身に走る人間と同類だ。
けっして愚かな正義感に走ったりはしない。

駆けだしていた。駆けだして、男たちの車にてを伸ばしていた。
なぜ? と問われたとしたら、オレはこう答える。

真逆だからだと。
日常を逸脱した異常行為だからだと。

そう、オレは求めていた。
逸脱した世界を。


――海斗

 

海斗は「日常」より「非日常」を求めてしまうのか。秀隆とは逆ベクトルの人間ってことじゃないか。

退屈が嫌いで平凡が嫌いでありきたりな日々が嫌いなように見える。ならば海斗が求める「逸脱した世界」とは、常にめまぐるしい変化と危険に満ち溢れた世界ということだぞ。

それは……そうそれは―――安定とかけ離れた生活だ。


変化を望み続ける者か……にゃるほどね。だから海斗は退学届を出すのか、決まりきった日常、簡単に予測できる現実に価値を見いだせないんじゃないか?

また二階堂麗華のボディーガード役を引き受けたのも、たんなる"ボディーガード"という仕事で終わりそうにない匂いを嗅ぎとった、とすればあそこまで渋っていたのに引き受けたのも納得できる。


誘拐されていた時にも見せない、不安を秘めた眼をしていた。
けれどそれも一瞬。
すぐに凛とした何者にも屈しない眼に戻っていた。

「少しの間だけ、付き合ってやるよ」

自分でも理由は分からない。もともと、これからあてもなかった人間だ。少し暗い立ち止まってみてもいいだろう。

――海斗

 

律儀にボディーガードを引き受けなくてもよかったはずだ。
……やはり、匂いを感じたからか。
非日常的なものを感じ、そこには退屈を感じさせる隙間などないからと、そう……思ったからだろうか。

「だが……」

誰かを守る仕事など、オレには向いていない

――海斗

 

 

 

人間の遺伝子

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『人間の遺伝子が、成長の過程で狂っていく』

そしてそこには、こうも書かれていた。

『遺伝子が狂う前に正しい遺伝子へと導け』

オレはこの一文が割りと好きである。

――海斗

 

狂うとは進化のことなのかな? と思ったがどうも違う。成長の段階で予期せぬ方向へズレてしまうのが狂うなのかな。それは環境に適応するためのモノというよりは、どうしようもなく"ズレ"た存在みたいなね。

うまく言葉に出来ないけど…なんだろうな、綺礼とかアラヤとかああいう絶対的にコミュニケーションがとれない人間みたいなイメージだろうか。 

 

 

 

空の境界(中) (講談社文庫)

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 しかし「正しい遺伝子」とは一体なにを指しているんだろう? どういう遺伝子を「正しい」と位置づけているんだろう気になる気になる。

 

 

 

 

拳銃

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「これは脅威だ。どれだけ進化と過ちを繰り返しても、変えようのない事実なのだ」

「だから人は狂う。これを手にして狂ってしまう」

「過去も現在も未来も、これ一つで差は埋まる」

――佐竹

 


佐竹の言っていることは面白いな。拳銃という道具によって、「なにか」の差は埋まるという。この「なにか」とはなんだろう?

人類の可能性? 人間が積み上げてきた叡智? 文明? 歴史? 答えは瀑として掴みどころがないが、とにかく拳銃によって、原始の人間だろうと、現在の人間だろうとそう大差がなくなってしまうと。

ふーむ。人間という肉体の基礎スペックみたいな感じのことを言っているのかもしれないな佐竹は。


 

脅しますよ?

 

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海斗「脅すとき、どういった手口で脅すのかは非常に大切だ」


オレは不敵に笑い、ジッと少女の瞳を覗き込む。


麗華「なによ」

海斗「拳銃なんかで脅すより、ナイフを首筋にあてがい一筋の切り口をつけてやる方が、遙かに相手に恐怖を与えられる」

「なぜなら、拳銃とは概念の外にある物であり、刃物は概念の内側にあるものだからだ


拳銃はふだんお目にかかれないものね、その脅威度がどれくらいのものかよく分からない。よく分からないものに恐怖することはありえない。だから身近にある刃物のほうが、人は怯えてしまうんだよと。


―――概念の外にある物と、概念の内側にある物。

こういう考え方はいいね。


 

 

 

尊道の気遣い?

 

「麗華に遠慮することなく、本当のことを言ってくれ」

「何者にも臆さない度胸は持ちあわせており、その点は立派だと思います」

「しかし勉学においてはやや他の者に劣る部分があり、体術や非常時の対応力には物足りない部分もあるかと」

「結果的に協調性と積極性に欠け、非常に負担亭なボディーガードだと、僕は考えます」

――尊徳、源蔵


海斗のことをもっと悪く言うのかと思っていたが……逆なにか気を使わせているような物言いだった尊徳。あんがい悪くないやつなのかもしれない。

 

 

かな?たぶん。

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二階堂麗華の海斗・探求

 

「まったく……」

朝霧海斗……あんたは何者なのよ。
どんな平民だったとしても別に構わないのに。
成績や態度なんて二の次なのよ?

ただ知りたかった。

あなたがどんなヤツなのか、ってことを。

それだけ……。

――二階堂麗華

 

麗華の「ただ知りたかった」という独白がいいなと。こういう"なんとなく"っていう行動が私は大好きだったりする、なんとなく気になってなんとなく好きになってなんとなくなんとなくね。

 

 

 

おわり 


ユウキや"倉屋敷"という名前の繋がり、他にもいろいろなレミニセンスとの繋がりを感じられてとても楽しかった。買いたいです。

 

 

 <参考>