猫箱ただひとつ

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七宮 智音を見ていると泣きそうになってしまう。存在が儚いからだろうか……?中二戀(1081文字)

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8話の七宮を観てたら泣きそうになってしまった。*1……彼女は存在が希薄だから? 幽霊のように?……分からない。ただ私は七宮のことを……この世界には存在していないような気がするんだ。とても儚げな印象を受けてしまう。

 

 

七宮の "ありえたかもしれない" 勇太との恋路を想像してみて胸が痛くなる。七宮が勇太に向けていた恋心がどこにも行けていないような気がして胸が苦しくなる。淡い淡い恋心を彼女はどこに置いてきてしまったんだろうか……。六花と勇太が恋人でいること、そして七宮は恋人ではないということ、そんな現実を観ているとうるっとくる。

到達できなかった未来を想像してしまって辛い。

 

…………。

……。

 

……そうだな……あとは……うまく言葉にできないけれど、「七宮」という女の子の在り方が純粋すぎてどうしようもなく羨ましいと思った。

 

私はずっとこのままでいようと想ったんだよ

―――世界の理レンカンテイソクに則って 

―――魔法魔王少女として私は私でいようと想ったんだよ。

「私は魔法魔王少女ソフィアリング・SP・サターン七世」

 「全てを捨ててこの力と共にその生涯を全うするんだよ!!」 

 

――七宮

 

 

「現実」と「幻想」2つの世界を強く意識してかつ、幻想を選びとった彼女が凄いと思う。その事実だけでもうなんか泣けてくる。七宮は「幻想側」で生きることを選んだからこそ、人として生臭さをあまり感じないのかもしれれない……いやちょっと違うな……現実に強く固着していないからゆえに、存在の儚さが感じられないだけなのかも。

 

七宮の在り方は現実で生き続けながらも、幻想に身をやつすって感じだ……ひどく……なにかが抜け落ちているんだ、服を脱色するみたいに、色がすーっと抜けていっている。"生"という部分が真っ白なんだ――――だから七宮は"生きている"って感じがあんまりしない。触れれば実体はあるんだろうけれど、いつもどこか半透明で伸ばした手がすり抜けてしまうそんな危うさがある。

 

 

彼女は自身の存在と現実が、うまく結びついていないような……そんな印象を受ける。なんだろうね?ほんと。ほんと……なんなんだろう……。

最果てのイマ」の本堂沙也加とはまた別ベクトルの「綺麗さ」を感じ取った。沙也加は生きる意志がなく現実に執着しないがゆえに、すべての出来事は"等価値"な人間である。何かを失うことも得ることも壊すことも老いることも創ることも生きることもすべて等しく無価値。だからこそ沙也加は人間臭さがない。人間味が剥離した存在はそれだけで、異常な美しさを放つ。

けれども七宮はそんな感じはしない。生に固着してなさそうとはいったけれども、死人のような死んでもいいような印象は受けない。ただボーダーを超えてしまったからこその、儚さなんだろう……。それはそれでやっぱり「美しい」。七宮の存在が私にはとてもキラキラして見える。


七宮の目には何が映っているんだろうね?

ものすごく静かで、光が止まったような世界を観ている気がする。光り輝いているのにどこか静謐……そんな心象風景を想像してしまう。

 

 <参考>

 

 

*1:8話というか7話の彼女の心情を聞いてしまったがゆえにって感じだったりする。