猫箱ただひとつ

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絶対的な正しさは人を狂わせる。タバコと嫌煙家の果てにある未来は喫煙者のテッテイ的な駆逐でしかない。3話『謀略のズヴィズダー』より(3767文字)

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第三話『世界征服・謀略のズヴィズダー』を見ました。日頃、タバコ吸っている人にイラっとしている私は、ほんっとーーーーにスッキリしました。



タバコによる被害と喫煙者の態度



喫煙者は「タバコを吸っているだけ」でも迷惑なのに、人によっては歩きタバコ、自転車バイク自動車を運転タバコ、ポイ捨てを日常的に繰り返します。


上記の行為がいかに迷惑で最低なことも分からないのでしょう。我が物顔で紫煙をまきちらし、ゴミを散らかす。


タバコを吸っている人には分からないかもしれませんが、「タバコを吸っている"だけ"」で吸っていない人からすればとんでもなく迷惑なんですね。

近寄りたくなんてありません。なぜなら「臭(くさ)い」「臭いが服につく」「飯が不味くなる」「煙を吸いたくない」からです。


タバコを吸うのは自由でしょう。けれどもその行為が他人に多大な迷惑をかけている場合、そこに自由の保証なんてありません。家で吸え、人の前で吸うな。お前らの一時の快楽のために、お前らの好き勝手な行動のために、なぜ飯を不味くしながら食べ、歩きながら息を止めなければいけないのか?


なぜ洗濯物に紫煙のくっさい臭いがつかなければいけないのか? 
なぜ肺腑に煙がはいり咳き込まなければいけないのか?



―――『謀略のズヴィズダー』を見て喫煙家の最低な行動に、なぜ吸っていない人が肩身を狭くしなければいけないのかをまざまざと考えさせられました。


3話を振り返ってみます。星宮ケイト率いる「ズヴィズダー」のメンバーが外食する場面。



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「それでは野菜と魚と豚肉鶏肉と中国4千年の歴史を征服した者達に感謝を捧げ、いただきます!!」


「「「いただきます!」」」

……

―――ふぅ、食った食った。

「すみません一服よろしいですかな?」


……いいわけねぇだろうがこのクソヤロウ


「てめえは飯を食ってる横でウ――の臭いがしたらどう思う? いやウ――の臭いはまだ身体に害はない」



お前の一時の気休めのために、毒ガスを吸わさられるここの全ての人間は寿命を縮められるんだ!」



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「いいか周りをよく見てみろ」


吸ってない人間は、吸っている人間を許してるわけじゃねえ


吸ってない全ての人間がお前を呪い、お前のを願っていることを覚えておけ!!!


今までもやもやした疑問が明確な言葉になります。

星宮ケイトの言うとおり、吸っていない人たちは何も言わないだけで、喫煙者を"許している"わけではないんです。


注意しても場が悪くなる、言えたとしてもギャグ切れされる、無視されそのまま吸われるのがオチですから。



次は飲食店でタバコを吸っていた女性のお話。

「うるさいなあ、いつ吸おうがあたしの勝手でしょ」

「勝手だと?」

「お前らの勝手が善良な市民にとって暴力でしかないことを考えたことはないのか」

いやあるわけがない!



「はぁ?」
「なにいってんのこのガキンチョ。吸って悪いなら灰皿なんか置かなきゃいいじゃない、置いてあるからには吸うわよ」


「じゃあ吸え!! 百歩いや一千万歩ゆずって吸うのは許してやる!」


「だが一切煙を出すな、全部吸収しろぉっ!!

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ケイトの言葉はいちいち的を射ています。そうタバコを吸ってもいい、でも「煙」を出すな。

吸っていない人たちからすると、その「煙」自体が害悪であり迷惑極まりない物質なのです。喫煙者はそのことが分かってて吸っているのか一度聞いてみたいです。(ケンカになりそうですがね……)


そしてケイトにごちゃごちゃ言われた女性は、「はーもう最悪」なる雰囲気を漂わせそそくさと退出していきます。

この光景を見て、私は思ったんですね。


ああそうか「喫煙者は『吸うんじゃねぇ!!』と言われたら、自分が吸うために相手を納得できる理由を提示できない」のだと。


このことは『ウド川市全面戦争・喫煙者VS嫌煙家』の戦いでも見ることができます。


「最後の警告である」

「今すぐタバコを捨て、禁煙を誓うのならばこれまでの罪を許し、第三級ウド川市民としてかろうじて生きていくだけの権利を与えてやる。あくまで抵抗するというのなら容赦はしない」


ふざけんな!! 俺たちは誰よりも税金払ってるんだ!たばこ税ばかりあげやがって!!


いじめかぁ?差別化よぉ?!


タバコは紳士の嗜みだろぉが!! つべこべ言われる筋合いはねえ!!

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喫煙者はやっぱり理由を提示できない。彼らに


タバコで迷惑している大衆を納得できる理由なんてない! 



紳士だと……

ふざけるなーーっ!!!


なぜアーケード商店街に煙が漂う。
なぜ会社の入り口に喫煙所がある
なぜ我々が息を止めて歩かなければならんのだ!!!

―――星宮ケイト


星宮ケイト率いる「ズヴィズダー」。敵組織である「ホワイライト」の連中でさえ、こう言って3話は終わります。



隊長よくごらんください。あれはもはや人ではありません。
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なに?!

そうかだからヴィニエイラの説得術が聞かなかったのか

説得とはあくまで人の心にしか届かぬものですからね

―――ホワイライト

正義の味方であるホワイライトでさえ、喫煙者を悪の心を有した人間だと言い放ちます。


さてここからが本題です(前置きの長いことね)


喫煙者は迷惑気まわない人間で、最低だ!という言は私は共有せざるをえないです。彼らの自己中心的な行動に、私も被害を受けているわけですから。


今現在、喫煙者に向かって大きな声で「迷惑だ!吸うんじゃねぇ!」といえない空気です。しかし、あと10年くらいすれば喫煙者は駆逐されているかもしれません。


何度も繰り返していますが、なぜなら「吸っている人は『大衆に迷惑をかけてでも』吸う道理がない」からです。理由も理屈も存在しません。

彼らは一時的な口寂しさ、衝動、快楽によって喫煙しているだけです。



このことは嫌煙家が「絶対的な正しさ」を得られたことも指し示します。彼らの行動すべてが迷惑で、害悪である。彼らの行為に同情の余地などなく、譲歩する利点も、妥協するメリットもないのです。


紫煙を吐き出し、吸い殻すらも満足に持ち帰れない。歩きながらタバコを吸い、ぶつかった人に火傷といった被害を出す連中……etc。さらにやつらはその行為が当たり前だと、なんらおかしくないんだと、堂々とした顔で吸っています。

"吸う"こと自体が迷惑であることも自覚してない連中が多いように私は思います。


昨今の「嫌煙家の異常行動(=タバコを徹底的になくせ運動)」も、彼らのクソみたいな態度の結果でしょう。自業自得であり私は擁護する気は起きません。(でも思想である物語に口を出すのはいかがかなものかと思いますが)


これの行き着く先は、ズヴィズダーで垣間みた喫煙者の駆逐です。


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タバコ嫌いが多数派になっている現在、さらにマナーも守れない喫煙者の態度により、ああいった未来はおのずと起きるんじゃないかなと考えます。


これを見て私は思いました。


人は「絶対的な正しさ」を与えられていると、攻撃的な方向に考えが行きやすいものだと。なぜなら己の行動に正しさを保証してもらえるんです。正義の名の下に行動できるからですね。


誰かを殴ってもそれは"正しい"のですから、行動が過激になってしまうんじゃないでしょうか。


現に私はこの記事で言うほど喫煙者を「嫌い!大嫌い!」というほどには嫌っていませんで・し・た・が。ですが、星宮ケイトの明確で的確な言葉を聞いていると、どんどん・どんどん喫煙者を嫌いになっていきます。だって彼らの行動に「良さ」なんてものはありませんし、こちらが妥協する点も見当たりません。


多くの人に多くの被害を出しているタバコを吸っている人達に、慈悲の視線なんて必要なんでしょうかね? そう思ってしまうんですよ。


「絶対的に正しい動機」はそういった攻撃的思想を急進してしまいやすいなと、身を持って体験しました。彼らにどこまでも攻撃してもいいとさえ。____なにかを徹底的に排除するという行動は、排斥する側の気持ちなんて考えません。そこに正義があるのなら尚の事。


だって彼らは「邪魔」で「迷惑」で「害悪」なのですから。



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でもこれの怖いところは、じゃあ自分が排除される側になったらどうか? 自分が大切にしているものを「正しい動機」を得た人たちに徹底的に蹂躙される未来はどうなのか?と考えるともちろん憂鬱です。


タバコは確かに迷惑です。でもだからといって"徹底的に"排除する必要はないと思うんですよね。被害を受けいている人もなんらかの妥協が必要なのかもしれません。


自分たちが逆に排除される立場になったとき、相手が譲歩してくれる未来の方がいいという打算的な考えです。




タバコが嫌いな私から出せそうな妥協案は、せめて「公に謳われているマナーくらい守ろうよ」ってところです。「タバコを吸うこと自体が迷惑」でも「吸うことを否定」しません。


でも歩きタバコ、ポイ捨て、飯の席で(嫌煙家がいるにも関わらず)吸うことはやめなよ。そんくらい守りなよっていったところですかね。



みなさんはこのことをどう考えますか。


またね!


<参考>

禁煙の愉しみ (朝日文庫)
禁煙の愉しみ (朝日文庫)
ああ、禁煙vs.喫煙 (講談社文庫)
ああ、禁煙vs.喫煙 (講談社文庫)
【指定第2類医薬品】ニコレット 96個
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