猫箱ただひとつ

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euphoriaをプレイしたら【性欲】と【情交】のフルスロットルだった件(4045文字)

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<!>インモラルハードコアADV

  プレイ時間   2時間
  製品版を買いますか?   買おうかなと思っていましたが……買わないですかね……

公式HP│euphoria

ここから先はだらだらっと、『euphoria』体験版の感想について語っていきます。

 

 

 

 

白い部屋と同じ学校の人間がいるっていうこと

 

 

そうだ。間違いない。間違えるはずがない。

帆刈叶だ。俺の幼なじみだ。

―――恵輔

 

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気になる点がある。それは、同じ学校の人間たち "だけ" がこの白い空間にいるっていうこと、集められたということ。

 

そこに……この謎めいたゲームの背景があるように思える。つまり、「ゲーム参加者全員が、同じ学校から選ばれた理由」が存在するはずだ。

 

ゲームの(強制)参加者は以下のとおり。

 

恵輔

叶(幼なじみ)

真中(同じクラス)

梨香(部活の後輩)

安藤(同じクラスの委員長)

白夜(隣のクラス)

葵(英語担当の先生)

 

 

()←は恵輔の主観からの情報である。そしてこれはゲーム開始時の情報なので、随時刷新される可能性有り。 

ざーっと参加者の情報を見ていると、この「学校」から参加者を選抜しようとしたのか、もしくは「ある誰か」の関係者をより集めたのかという2つの線が見えてくる。 

可能性が大きいのは「恵輔を中心にした関係者」を、ゲーム参加者として選んだというものだろうか?……。(保留)

 

(ゲームルールの説明) 

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次にゲーム内容が、特殊であることも頭に留めておいたほうがいいと思われる。ゲーム内容それは
「『解錠者』と『鍵穴』が役割を果たしたとき、地上に出るための5枚の扉が開かれてゆく」というもの。つまり、「男性が女性をある条件下で犯したとき、地上へと出られる」ということだ。

 

そして、ここに妙な引っかかりを覚える。
なぜこんなルールを設定したのか?と。

 

快楽主義者や、他者の不幸を観覧するのが愉悦だと感じる人間が、このゲームの企画者ならば問題ない。(大アリだけど!)だってそういう人たちは、そういう人達としてしか見れないから。そういった人たちの思考を理解しようとするのは、無理だと思うからだ。

 

でもそうではなく……もっと別の(別の?)理由があったとしたらどうだろう。

つまり、「男と女が強制的に交わる環境を作り出す」というのがサブ目的だったとしたら? サブということはそこからが繋がるメイン目的があるはず、するとどういうことが考えられる?

 

1、ゲーム参加者の中に、異常性欲を持っている女性がいる。彼女が今回のゲームを企画した(めっためったに男に犯されたい願望の持ち主)

 

2、ゲーム参加者の中にいる、「恵輔」の異常性欲を解放する為。(解放してどうしたいのかは現状不明)

 

 

私にはこれくらいかな思いつくのは……。
(1)は真中ネムを指している。彼女は、ゲームのルールを最初から知っている……ような気がする。序盤で『声』の説明にも動揺せず、怯えず、むしろ嬉々として参加している印象があるからだ。

 

そうかしら? あなたは必ず誰かを選ばなくてはならない。これはそういうゲームだから

―――真中

 

それと、「ルールを破ったら死刑」というルールも見逃せない。このルールがあることで、ゲームを放棄できなくなってしまうからだ。大抵の人間は、死にたくはないだろう。生きる為に、強制的にゲームに参加せざるをえなくなる囲いなのだから。

 

 

 

 

働きアリと行動閾値について

 

「きゃうっ! な、なに? なになに? やだぁセンパイ梨香怖いよぉ……!」

「黙って。声が聞こえない」

 

―――梨花、白夜

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ゲーム参加者7人は、壁が真っ白の密閉された施設に集められたとき、一種の共同体になってしまったと見れる。

 

つまり、こういう特殊環境において、人間は「働きアリと働かないアリ」の状態をよりよく明確に再現してしまうんじゃないか? ということ。

 

働きアリは、働かいアリに比べて、腰が軽い。行動するときに行動閾値と呼べるものが低く設定されている。なにか仕事があればすぐさま行動する個体、それが働きアリだ。

しかし、働かないアリは、働きたくないわけではなく、「働こうとする前に、すでに『働きアリ』が働いている状態」になってしまっているだけ、働こうとしたらすでに仕事が終わっていたということである。

この見方は、恵輔たち7人の状態にも当て嵌められると思う。

普段の日常生活なら、泣いたり怒ったり喚いたりすることは滅多にないが、この閉鎖空間では、「誰も喚かないから」故に、我先に喚いてしまう人間がいる―――みたいな見方である。 

誰も怒らないから、行動閾値が高い人物が我先に怒り始める。本当なら、皆が皆「喚いたり」「怒ったり」する心理状況だったとしても、先に行動を起こした人間がいると、行動を起こさなくなってしまうものなんじゃないだろうか。

 

梨香という女の子はきゃーきゃーうるさいが、この子がいなければ叶や恵輔が喚いていた可能性は十分にある。

 

 

 

弱者にたいして、強者は寛容であるべき?

 

「あなたは十分に落ち着いている。だから、他の人間の恐怖を無用に煽ることはないでしょう」

 

「落ち着いているからこそ、少しだけ悪戯したくなるの。わからない?」

 

「理解できないし、したくもない」

 

「あら、どうして?」

 

「弱者に対して、強者は寛容であるべきだから」

 

―――真中、白夜

 

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怯え続ける梨香という女の子を、不必要に煽る真中ネム。そんな真中をたしなめる白夜という構図。

 

「へー、白夜ちゃんってこういうことを言える人物なのかー、感心した」―――と思ったらこれである。

 

「皆、このゲームの恐怖に耐えているのだから。私は、あなただけが感情を垂れ流す資格があるとは思わない」

 

「あ、あの……その…り、梨香は…そのっ……うっぅう…ぅう……っ!」

 

―――白夜、梨香

 

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弱者と見なしている梨香に、「喚くな」とさらっと言い放つ白夜。

 

「弱者に対し、強者は寛容であるべき」という言葉はどういうことなのだろうか。これでは、寛容ではないじゃないか。梨香という弱者に追い打ちをかけるこの子は、ほんと一体どういう人間なんだろうか。

 

白夜がいったこの言葉「弱者に対し強者は寛容であれ」とは、「弱者の心情・能力値を考えろ、そして寛大であれ」と私は受け取った。

 

つまり、「梨香という女の子は、メンタルが弱い。だから泣き叫ぶことも喚くことも当然だ。それはさながら生まれた赤ん坊が泣かない事が無いように、蒔羽梨花は泣き続ける。それを考慮しろ、そして受け止めてやるのが強者である私達だろう

 ということだと思ったのだ。


でもどうも違う。白夜という女の子が言う「寛容」とは、もっともっと狭い領域の話なのかもしれない。泣き叫ぶ梨香を無用に不安にさせないのは「寛容」だが、喚くな!と言い放つのは「寛容外」なのだろう。

 

私はそれを寛容……とは言わないとは思う。言葉尻をあげているだけかもしれないが、白夜ちゃんの言葉は不言実行みたいな、変な脆さを感じるのだ。

 

 

恵輔の異常性欲

 

どれだけ妄想したか、どれだけ夢みたか!! こんな風に、女を拘束して物みたいに犯して、相手が大事にしておいた大切な物をあっさりと壊すことを!!

「ひ、くっぅ……わ、私の…処女…っぅ…はってはぁっ…ひ、ひぁっ、私の、処女がぁ…ひっひぐぅっ…!!」

 

―――恵輔、真中

 

恵輔は学校生活を送っているときから、「ゴウカン」という要素に興奮を覚えていたらしい。前々から、異常性欲・衝動を持っていたということか……。この要素が恵介が「参加者として選ばれた」要因なのかもね?と思った。

 

だって他人を「ゴウカン」するのに抵抗がない人間だから、よりゲームはスムーズに運びそうだもの。暴力と征服欲。文化的生活を送っていると、大抵の人はここに恐怖を覚えてしまって、なかなか出来ないと思いますから。

 

 

 

人間の尊厳の剥落

 

「あのルール、この施設……すべてが、私達の尊厳を剥奪し、理性と分別をなくすように働きかけている」

 

―――白夜

 

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やっぱりそうなんだよね。ここは、人の尊厳を剥がれ落ちさせる場所といっても過言じゃない。

 

けれど「尊厳」とはなんだろう?

 

うまい答えが導き出せないが、それは「自分が捨ててはいけないと決めたこと」ではないだろうか。現代の文化的生活を送っていると、そういった「捨て去ってはいけない領域」というものが拡大化していっているように見える。

 

もしこれが、原始の人間や、隠者という存在だったら、どうってことはない。犬のように飯をくらい、水をすすり、排泄を垂れ流し、汚物に触れ、他者を蹂躙する。そこに躊躇い__感情__罪悪感は存在しない。なぜなら、「尊厳」と呼ぶほどに自意識が育っていないからである。 

となると「尊厳」とは、人の歴史が積み上げてきた「共同体」→「個人」による自意識の拡大によってもたらされる「理性の極大化」とでも呼べるものなんじゃないだろうか? 

 

尊厳を捨てるということは、獣になる。理性を投げ捨て、本能のままに、寝て食べ壊し寝て食べ壊しを繰り返すものになることを、目指している施設なのかも?……。

 

 

 

う、うざ!!

 

「おいひぃいい~~~! 梨香こんなごちそうはじめてですっ……はぐ、はぐはぐっ……んぐっ…もぐもぐ…」

 

―――梨香

 

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梨香をVIPルーム入室させることを決断したとはいえ、
この子はもう助けたくなくなるくらいの人物だと、
私は胸に刻みつけた。もぐもぐもぐもぐっ!!

 

 

 

 

おわり


DMMの50%OFFセールで買おうかな?と思ってたんですけど、買わない……ですかね……。

エログロ☓☓がダメというわけではないのです。体験版をひと通り平穏に終えるくらいには、耐性があることは分かったんですが、単純に「魅力」を感じませんでした。

好きな子が一人もいないということが地味ーに辛いですorz OP映像から迸る「何か」の存在を感じ取れて、わりと期待値は高いんですけど、体験版プレイ時の興奮度とかもろもろ鑑みて、ちょっと購入は保留です。

それではまたね!

 

<参考> 

 

euphoria
euphoria
posted with amazlet at 13.12.30
CLOCKUP (2011-06-24)