猫箱ただひとつ

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物語の「最果て」を見たくはないか?  ”次" の世界へとシフトする「まおゆう」に大興奮するお話。(2925文字)

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まおゆう魔王勇者 1「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 

 

 

「最果てを見たくはないか?」

 …………

……。

ここ最近『まおゆう』を読みあさっています。

まだ2スレ目ですが、私的にめちゃめちゃ面白い……! 善悪の原型である「勇者VS魔王」ものをこう扱ってくれるのか! とすんごいワクワクしながら読んでいます。

知らない人にいうと、「まおゆう」とは、魔王と勇者が協力して世界を ”次のステージ" へ上げようとする物語。戦争によって片方が勝つ、もしくは戦争をこのまま続ける「以外」の世界を見たいと魔王は言うんですね。

それでまず思ったのが、


なんでこんなにもワクワクドキドキするんだろう?!!

 

ってことです。

 

 

 

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1スレ目、序盤5分で私はもう圧倒され、「うおおおお!!」っと叫び出したい欲求に駆られ……るくらいに興奮しました。 


でもこの『まおゆう』の何が一体、興奮させるのか? と疑問を抱いてたんですけど、これってきっと「次」の物語だからこんなにもワクワクしちゃうんだと思います。

Fate/zero』のイスカンダル風にいえば、「最果て」へと歩む物語だからかもですね。「先」の物語といってもいいです。


「次」とか「先」とか「最果て」とか一体どういうことよ? 世界荒廃系の物語ってこと?

いいえ違います。うまく言葉で言い表わせないんですが、「自分が追っかけているテーマの ”次" の世界へとシフトしてきた物語 」と言えばいいんですかね?

つまりですね、『まおゆう』で魔王が語る言葉、夢そのものが「この物語」それ自体を指しているってことです。


それではちょっとだけ、この小説の一文を引っ張ってみます。

"『あの丘の向こうに何があるんだろう?』って 思ったことはないかい? 『この船の向かう先には 何があるんだろう?』ってワクワクした覚えは?”

――――魔王


この魔王の言葉、胸に突き刺さります。

 


『まおゆう』の魔王の目的はただひとつです。今の世界を誰もがみたことがない領域へとシフトさせたいってことです。

その世界は、魔族・人間どちらか片方が虐げらる社会ではなく、血が流れない、そんな景色を観たいと魔王は言っています。


彼女が言う、 "『あの丘の向こうへ行ってみたくはないか?』” という問い。

 

これを聞いた瞬間、目の前がすんごいきらっきらっした光で溢れました。あまりにも鮮烈で強烈な光は、"肉”に喰い込むほどに、強く。


魔王が言っていることは、「誰もがまだ見ていない世界への憧憬」ただそれだけなんだと思います。


最果ての景色、境界線上の一歩先。新しい風景へと。まだ誰も足を踏み入れていない銀雪を走り回りたいっていう衝動です。

『fatezero』のイスカンダルが、最果ての海を目指したこと。
明日の君と逢うために』の咲が、遠い世界へ夢見たように。

そこに "行く”、そこを"見たい”、ただそれだけの理由なんですけど、それがとてもキラキラしているんですね。

 

"『あの丘の向こうへ行ってみたくはないか?』”

 

この言葉こそが『まおゆう』そのものなんです。 あの丘へ向こうへ行ってしまった作品がまさにこれです。

まおゆうによって、「魔王/勇者」型の物語の ”次" のステージに突入したんですから!! (バーン)

少なくとも私はそんなふうに感じました。

 

 

 

自分が追っかけているテーマの ”次" の物語に出逢うと、ワクワクドキドキする

 

この 「”次" の物語」って『まおゆう』だけじゃないです。……自分が追っかけているテーマ、という前提なので当たり前なんですけどね。 


例えば、ここ最近ではギャングスタ・リパブリカ』(内緒)、『ガッチャマンクラウズ』(倫理観)、『サムライフラメンコ』(ヒーロー)が私の中でもうズキュンときました。

「サムライフラメンコ」は今の状態だと、たぶん「次」の物語にはならない気がしますが、一話みたとき「次の物語」になってくれるんじゃないのかな?! とすんごい期待してたんですよね。

 

サムライフラメンコ 1話。僕たちがヒーローっすよ!!(4764文字)

 

なぜこうなるのか理由がわからないんですが、とりあえず「自分が追っかけているテーマの ”次" へとシフト ”しそうな" 物語」に出逢うと、意識がズレて興奮状態になります(笑)

 

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特に『ガッチャマンクラウズ』はやばかったです。

累君が目指した世界は、『倫理観』の究極の姿ですから。あの子の信念を聞いたとき「……そんなほんとに?! 倫理を超えてくれるっていうの?!!」と大興奮してワクワク状態でしたもの!!

ガッチャマンクラウズ』を観る前に、「倫理・道徳」についていろいろ考えていたんですよね。わりとアホなくらいの時間を使ってです。 (でも勉強ではなくてただずっと考えていただけですね)

そんな風に「倫理観のテーマを追っかけていた」ので、ギャラックス・システムの求める先にとてつもない快感を感じちゃうんです!

自分が思い描いていた、もしくは予想外の「最果ての世界」へと ”行って" くれる物語は大好きになっちゃうかもしれません。

 

 

なぜワクワクドキドキするのか?

 

なんで「先の世界」、「最果てにある景色」を指し示してくれるとワクワクドキドキしちゃうんですかね? 考えてみます。

 

 

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そういえば、イスカンダルも「最果ての海」を見たいが為に、様々な国を征服していった人物です。彼を紐解けばなにか分かるかもしれない。

――――損得勘定でいうなれば、イスカンダルが様々な国を侵略してまで「最果ての海を見るが為だけに」行動することは、実利に適っていないよう見えます。

命を賭けるほどの願いなのか? と言われると納得できない人もいるかもしれません。


けれど思うに、人間は「夢」を見る生き物なんですよね。時には「夢」で政治を変え、倫理を変え、人を虐殺し、民族大移動さえも引き起こしてきました。

それほどまでに、「夢」という内的エネルギーは、とてつもなく強く固いものなんだと思います。

 

んでんで、やっぱり分からないのが、この「最果ての景色を見たい!」という夢はいったいぜんたいどういう動機から、思考から、成り立つものなんでしょうかね?

詩的にいうなれば、「はじめての世界を見たい」ということなでしょうか。おーうぇるかむとぅーざわーるど! ……。

…………。

自分が今まで見たことがない風景、そういうものに憧れる動機の動機?っていうんですかね、未だによく分かりませんが、こういう衝動……なのかな。

ただこれの何が凄いって、人間は他の動物からみれば、ほんっとどうでもいいことを追いかけられるんだなーと。

 

まとめ

 

  1. あるテーマの「次」へ「最果て」へとシフトする物語は、ワクワクドキドキする。 

  2. ワクワクドキドキする理由って、「まだ見たことのない世界の憧れ」かもしれない。

 

 

おわり


あんまり、うまくまとまりませんでした。でもいいのです。思考履歴としてスットクしておきましょうにゃはは。

『まおゆう』のアニメは見ていないんですが、小説版は面白いですおすすめですよ。ウェブ上で読めますので、興味あったら是非。

 

魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」目次

 

んじゃ今日はここまで、またね!

 




<参考>