猫箱ただひとつ

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キルラキル7話_社会システムに疑問を持たないと飼い殺されるかも? (2266文字)

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「脱げ、そんなもの 」  

 

 

 

暮らしている社会に疑問を持てってば!

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「部活の成果が生活に結びつく、こんなに露骨とは」

――――流子

 

満艦飾マコの一家は、無印から1つ星となり、豊かな生活を享受していくことになる。その背景にあるのは、鬼龍院がこの街に敷いている体制である。

結果を積み上げれば、誰だって無印から1つ星、1つ星から2つ星……へと、階級を上げていくことができる。貧困な暮らしから、贅沢な暮らしを掴み取れるようになる。

なんだかこれは一見? 良さそうに見える。
機会の自由がもたらす、「自由な社会」のようにも見える。

でもしかし、それが「幸せ」に繋がるとは限らないんだなと、満艦飾一家を見てそう思った。

 

「でもほんと、こんな大きな屋敷に住めて、贅沢な暮らしができて、あたし達ほんとにキラキラだよね。絶対にこの暮らし守ろうね」

――――満艦飾マコ

 

満艦飾マコは今の暮らしをこう言う。

今の家族を見ても、キラキラだよねとそう呟く。

流子にはそうは見えない。なぜなら、家族がバラバラになっている現実と、欲望だけを満たし続ける彼らの行動に疑問を呈せずにはいられないからだ。

 

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なんで――――豊かな暮らしは、幸せな暮らしと=で結びつかないんだろうね?

思うに、豊か ”すぎた" のがいけなかったんだろう。1つ星の暮らしでとどめておくべきだったのだと。何事にも限度があって、そのラインを超えてしまうと、一気に、堕落してしまうんじゃないか?

なんというか、命が燃えている感じがしないんだ。傍から観ていて。

貧困のスラム街で、生活するっていうのは、 ”戦う" ってことと同じだと思う。貧しいゆえに命を燃やさなければいけない。命が燃えるってことは、人として輝くように見える。そんな気がするのだ。

少ないお金から、家庭をやり繰りし、不自由の制限が多いなかで自由を探し求める。無印の生活すべてを肯定するわけではないんだけど(だってちょっと辛そうに見えるので)、そういうある程度の「不自由」というものは、あったほうがいいのかもね?って。
  
たぶん、「不自由」さというものがあると、強制的に「欲望」の歯止めがかかるように思える。なんでかっていうと、「欲望」を実現するための土台が無いから、かってにセーブされるのではないのかな。

お金とか、身分とか、そういうので。

ドンペリをむちゃくちゃ飲みたい、高級チョコをたらふく食べたい、なんていった欲望を持っても、それを実現するための「お金」がない。だから勝手に「ま、しょうがない諦めるか」と気持ちがセーブされる

この事は「不自由」だけれど、「不自由」だからこそ良い面もあるのかなって思います。

んでんで、その「不自由」さを取っ払ってしまったらどうなるか? 潤沢なお金、豊かすぎるほどの生活、名誉や高い身分を与えられたらどうなるか?


それは満艦飾一家の成れの果てのように、 ”堕落" するんでしょう。

 

「どうだ纏これが人間だ。

成功は欲望を生み、欲望は破滅を呼ぶ。
だが一度快楽をしればもう抜けられん!!
私が作った学園の虜となる。

奴らこそ服を着た豚。力で屈服させるしかない――――豚共だあぁーっ!!

――――鬼龍院 皐月

 
皐月が言うように、服を着た豚となってしまう。
こうならないためには、流子がとった行動――疑問を投げかける――ことが重要かなって思います。

一人で食事をしていることや、マコたち家族の成れの果てをみて、「これで良かったんだろうか?」と、「この結果を見てうんとうなずけるのか?」と。

じゃないと、社会システムに飲み込まれちゃうんですよ。このシステムを盲信しきっているのは、マコの弟を見ればわかります。弟くんは「鬼龍院が言うんだったらそうなんだろうよ!」と言うんですけど、これはもう盲信だよね(汗)

信じることと盲信の違いは、その過程にあると思います。それを ”疑った" かどうかです。そのシステムは正しいのか、間違っているのか、どういう生い立ちでそれがあり、何を持って私達の恩恵となっているのか、信じるのか信じないのか、疑い続けて否定するのか


――――そういった疑問を投げかけた過程をへて、信じたのなら「信じる」ことだと思うんですよ。


故に社会システム、体制、仕組みに溺死しない為にはどうすればいいか? 疑問を抱いてみる。それが最善手かなと思います。

 

 

「私は喧嘩部をやめる」

「そんな! いま流子ちゃんが辞めたら、またスラム街に逆戻りよ!」

「それでいいんだ」

――――流子、マコ

 

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「な、なんで……なんで止めてくれないのよ!
このままじゃ流子ちゃん死んじゃうよ!!
なのにお父さんもお母さんも止めてくれないの!!それでも人の親?!」

「部長になって生活良くなってみんなキラキラしていると思ってた。家族皆が輝いていると思ってた。でもそうじゃなかったの。あれはキラキラしていただけ、欲に眩んでクラクラしていただけ」

――――マコ

 

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私の直感だと、キルラキルの ”核" はおそらくこれでしょう。

 

 

「鬼龍院、人間はお前が言うほど弱くない!!

欲望も自分の意志で抑えこめる!」

――――流子

 

人間はお前がいうほどには弱くない。そこまで惰弱ではないと。

 

そこに「恥じを捨てる」、「裸になる」、「服を着る」ということが繊維のように縫い合わせっていくような気がするんですよね。


どうなるかwkwkです。

 

 

 

「マコも戦っていた、自分の欲望とな 」

+++

「脱げ、そんなもの 」

――――流子

 

んじゃまた

 

 

 

<参考>

 

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