猫箱ただひとつ

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エロゲ感想記事に「42時間」費やしてみて (3216文字)

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8月8日にプレイ終了した、『ギャングスタ・リパブリカ』。このゲームの感想記事を作るにあたって、「42時間」ほど費やしました。

時間を正確に計っているわけではないので、あくまでざっくりとした数字になります。私が確認できたところだけですね。


▼ 今回、計8記事を作りました。

 

エロゲの感想記事に、ここまでの「熱意」をぶつけたのはこれが始めてです。10万字近く書いたことは無かったので、いい経験になりました。

本記事は、エロゲ一本まるまるの時間を使ってみてどうだったのか? なにか得るものがあったのか? それを語っていこうと思います。

 

それではどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1) 考えながら言語化することは楽しい

 

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『ギャングスタ・リパブリカ』の記事で、8万5千文字ほど文字を書きました。引用文も含めてですね。

度重なるタイプの果てにあったのは、単純に「楽しいなあ」という思いでした。私は自分の考えを「記録」すること自体が、とても楽しいのです。


自身の考えなんて脆くも曖昧で、薄くも儚いものです。ふっと息を吹きかければ飛んで行く綿帽子のように、存在が弱いんですよね。

時間が経つごとに、消えてなくなるものを「固定」させること、そういうのが面白いのかもしれません。


最果てのイマ』という作品で、「"記録”こそは人間の営みであり、知性化の道のりである」という自分なりの答えを見つけたので、その思いが余計に強いのかもしれませんね。

最果てのイマ PORTABLE (通常版)

最果てのイマ PORTABLE (通常版)



自己の考え、感情をひたすらに銘記し続けていく。それは「今」を積層していき、明日のためにと思いを馳せる行為なのだしたらちょっとロマンチックじゃありません?笑

参考:最果てのイマ 感想・考察│ 世界は情報を「記録」し続けていく。 (10888文字)

 

 

 

 

2) 書くことでいろいろな考えが積もり混じっていく

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[雪が積もったススキ] 


文字をひたすらに書いていると、ある事柄と別の事柄が連鎖的につながっていき「予定」していなかったことを思いつくことが度々あります。


ちょっとこれは説明しづらいんですが、自分の考えを書いていく(=言語化していく)と脳内で「素材」が積もってゆく感じです。

思ったことを書いて、感じたことを書いて、気になったことを書いて、考えたことを書いていく。

すると積層した素材同士が「なにか」のきっかけで混じりあい結合し、「お?! いいアイディアを見つけた!!」となります。違う言い方をするなら、「別の視点で物事を捉えられ」ることが出来るようになります。


雪が降り積もるように、雪の結晶が融け合っていくように―――「アイディア」の素材が溜まっていく気がします。

このひらめいた!! という感覚を、「思考を言語化」していると結構な頻度で味わえます。これはほんと最高だなあ……と。

『ギャングスタ・リパブリカ』では、「悪の信念」「対立構造」「ガラクタ」……etc、といろいろなことに気づけました。とはいっても自分なりに、ですが。


自分の考えを書く(=言語化)をまだ試してない人は、ぜひぜひやってみてください!! 思いつきもしなかったことが、ガンガンに現れていきますから。

 

 

 

 

3) 愛着が増す

 

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『ギャングスタ・リパブリカ』のプレイ時間が約40時間。さらにその感想記事を書いた時間が、約40時間。

合計でだいたい80時間。さすがにここまで長い時間触れていると、『ギャングスタ・リパブリカ』じたいに「愛着」が湧いてきます。感想を書きはじめて10日以上ですからね、好きにならないわけがないです。


プレイ中の時間ではなく、プレイ後の時間が長く、接触回数が多いと「愛着」がより増していくかなと思います

接触回数が増えると~~ってやつですね。触れる機会が多いと、必然的に情が移ってしまうっていうあれです、悪に情だなんて! とても納得的☆


『ギャングスタ・リパブリカ』に愛着が湧いてくると、全てを「味わい」たくなってきます。「別にこれは考えなくてもいいかなー?」 と投げていた劇中のファクターも「うっしゃやりますか!」という気持ちに変わっていきます。

なんでもそうなんですが、「好き」から始まる行動ってモチベーションがとても長く続きますよね。味わい尽くしてからじゃないと、次のゲームをプレイしたくないなあなんてちょっと思ってます。

 

 

 

 

4) 感情の「凍結」はとても面白い!

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エロゲの感想記事を書いている人は、すでに分かっていることだと思います! そうです、自分の「感情」を凍結する作業はとっても面白いんですよね!! 



あの時、あの時期にプレイしていた、プレイし終わったときの自分の感情を記事として残しておくと、「後で読み返す」ことができるんです。
「ふーん、それだけかあ」と思われるかもしれませんが、これが実におもしろいのです。

「日記」を書いている人は、想像しやすいんじゃないかなと思います。自分の日記を読み返すと、理由もなく理屈もなく意味もなく「おもしろ」くありません? あれと一緒です。

過去の自分を知ることができる____きっとこれがワクワクドキドキに繋がっているのかなと思います。


1年前の自分のエロゲーのログを見ると、当時はこういうことを思っていたんだとか、今じゃこんな考え方はできないよなーとか、そんな過去と今の比較もできちゃいます。


こういった「過去の自分を視る」、「比較」ができるのは私にとってすごい面白いです。

今回『ギャングスタ』では8つの記事、文量・総量としては過去ダントツの結果を残せました。一年後に見返すときがもう楽しみで仕方ありませんっΣΣΣ

 

 

 

 

まとめ

1) 考えながら言語化することは楽しい
2) 書くことでいろいろな考えが積もっていく
3) 愛着が増す
4) 感情の「凍結」はとても面白い!

 

 

おわり

 

「42時間も感想に費やしてもったいなくない?」

なんて思う人がいるかもしれませんが、そんなことありませんでした。先述したとおり、自分の考えを記録していくことで思考の深度がぐっと深まりますし、なにより「楽しい」です。

ここ大事ですほんと。楽しいことはそれだけですべてに勝りますから。価値の源泉はいつだって、"おもしろさ”にあるんだなーと実感します。

私は以前から、「ゲームが終わったあとが1番おもしろい」と言っています。感想記事を書いてない人がいるなんてもったないよね! なんて思ったりもします。

この2つの記事ですね。ふたつとも「消費的な物語の接し方」を拒絶する方法です。良かったら試してみてください。

 

「読解モジュール」を駆動させると、アニメ・エロゲーは7倍面白くなる!! (6247文字)

 

 

 

 

ちきりん先生から学ぶ「アニメ」をもっと楽しむ方法 (3892文字) - 最果てにあったのは、猫箱ただひとつ。

 





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そして、もし自身の感情を「凍結」させることに、「記録」することに"おもしろさ”を感じるのであれば、ログを残すことをぜひおすすめしたいです。ブログとかとっても良い媒体です。

それでは今日はこのへんで!

またねー!

 

▼ ギャングスタの感想記事はこちら。
かなり全力で書きました。

ギャングスタ・リパブリカ 感想レビュー__悪は世界を変えていく (15543文字)

 


<参考>

 

 

小説の読み方~感想が語れる着眼点~ (PHP新書)

小説の読み方~感想が語れる着眼点~ (PHP新書)

 

 

ギャングスタ・リパブリカ
ホワイトソフト (2013-07-26)