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「リトルバスターズ」それは仲間との関係を『強靭』にするために付けられた固有名詞 (2102文字)

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ある日、あの幼き日、棗恭介は自分たちを「リトルバスターズ」だと言い放った。それは恭介、鈴、理樹、真人、謙吾―――の5人を結びつける言葉になる。 

そんなやり取りを見て、私は思ったんですね。

リトルバスターズ」って結局のところ「仲間」って意味で、それ以上でもそれ以下でもないよね?と。リトルバスターズって何? と聞かれると、野球やってバカやって楽しく日々を過ごして、仲間とわいわい何かやってる、共同体くらいのイメージ。

 

でもそれって「仲間」や「友達」、「グループ」という言葉にだって置き換え可能ということになります。それでは何故、恭介は自分たちの関係性を既知のものではなく「リトルバスターズ」という新しい名前を作ったのか?

じっさい恭介がなぜリトルバスターズとつけたかの真意は分からない。勝手な思いつきだったのかもしれないし、深淵な思考のもとに付けたものかもしれない。 

ただ私が思うに、「関係性を強靭にするため」だったんじゃないですかね。

  

ある物事に、自分で作った、自分たちだけの固有名詞をつけると存在が強固になります。さまざまな事象自分だけのオリジナルを割り当てる。すると対象物に『価値』が生まれ、強度が高まりますから。


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  • 自分の感情に名前をつける
  • 自分がずっと考えてきた事柄にオリジナルの造語を当てはめる。 
  • 自分たちの関係性を固有名詞を言い表す

 

 つまり「造語」ってことですね。例えば私でいえば『心象強度』と『読解モジュール』のことなど。

 

心象強度

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている 3話│ 雪ノ下雪乃は「友だち」に価値を見いだせれば救われる?

 

読解モジュール

「読解モジュール」を駆動させると、アニメは7倍面白くなる!! (6247文字)

 

 

 

 たしかに。複雑な事象に「造語」を当てはめることで、その言葉の意味が明確に理解できるようになりますし、なにより愛着がわきます。そういう意味では言葉の強度が高いというのも私は結構納得しています。


ただ、自分で考えた言葉なので他者にはうまく理解できない「コミュニケーションコストが高い言葉」になっているのも事実です。造語が生まれた背景、文脈、そのものの意味を説明しないとディスコミュニケーションが起きちゃうでしょうね。


でも、これってようは「自分が理解」するために造った言葉なので、必ずしも誰かに説明する必要はないとは思っています。自分だけが分かっていればいいし、自分だけがその意味を知り得ていればいいと。 

(いやでもやっぱり説明できた方がいいかなという気もします!)

 

 

まとめ

 

リトルバスターズ」みたく、ある事象に、現象に、物事に、概念に、自分たちで"造った”言葉を当てはめると存在の強度が跳ね上がる。

 

造語は説明しないと分かってもらえない。出来るならば自分の造語を、他人にわかりやすく説明できるのに越したことはない。

概念を言語化できるっていうことは、それだけ概念を理解していることにも繋がるので、存在強度が増す。

 

・1つ付け加えるならば、自分で事象に名付ける行為は「インスピレーション」がいいと思われる。そう思いつき、直感、流れの間に間にどうぞ。

 

 

おわり

 

さてどうだったでしょうか。リトルバスターズを切り口に「固有名をつけることで存在強度は増すよね」というお話でした。


ちなみに、私が自分だけの言葉を当てはめるときは、「それ以外無い」なと思ったときです。

既存の言葉や単語じゃ、ちょっとこの考え、概念を説明できないなと思われるときに、造語を生成しちゃいます。ただただあまりやり過ぎると、人に説明するとき超絶にめんどくさいのでそこらへんの塩梅は見極めたいなーと。

あとは造語を生み出したものの、込めた言葉の意味が「広」すぎて、その言葉が死んじゃうこともあつので注意したいです。

 

んではまたね。

 

 

 

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