Charlotteがこんなにも文句言われるだなんてお姉さんびっくりだよ

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▼お知らせ

本作の考察記事を書きましたのでよければどうぞ

 

Charlotte考察―もう僕たちに奇跡は必要ない―

――お知らせおわり――

 

 

 (姉さんという言葉を使うとき思いだすのはレントンですよね。え違う)

 

 

 

1)シャーロットの不満は何処に

 

Charlotte全話視聴終了後、私はこう思った。

 

「毎話面白く、退屈せず、映像もアニメーションも高水準なアニメだった。多くの人にオススメできる作品だったと言っていいんじゃないかな。満足満足」

「しかし全力でオススメしたい作品かと言われればそうではないし安易に持ち上げてしまうと良くないかもしれない。読後感はわりとあっさりだったし。あっさりが悪いわけじゃないけど、そうだなここは厳しく『秀作』といった感じか」

 

そんな想いから夏アニメ総括記事では、「まとまりきった秀作」と評したのだけれど、これは擁護といった意識もなかったし、KEY作品大好きなファン*1ゆえの甘めな評価でもなかった。

むしろ厳し目な評価だった。

参照→2015年夏アニメの総括。(8179文字)


しかし頂いたコメント、Charlotteの感想を漁ると、かなり不評みたい。もちろんある作品に不満を感じるのは仕方ないし人には作品との相性の悪さなどもある。

でもいくらなんでも「ダメ」という意見が多すぎる。あるいは多いように見える。

私は自分の主観-擬似客観視をもって『Charlotte』という作品を見ても、別段そんなことを感じられずむしろどこが悪いかさえも検討がつかなかった。世間といったら語弊があるけど、アニメファンの幾人からすれば本作はいまいちな印象を持っていることさえうまく把握できないのだ。

「そりゃCharlotteはこういうダメな部分はあるけど、いいところもあるんだよ」とかそういうのじゃなく「Charlotteって良かったよね、不満なんてない」という感想を持っていたがゆえのカルチャーショックにも似た衝撃は大きかった。

 

 

ええええーーー!! そんなダメだった?!?!!!

 

 

ダメだったらしい。

 

その不満の多くは「伏線未回収」「つめこみ過ぎ」といった感じだろうか。全部の不満を読めてるわけではないが、この2つがメインだと思うことにしよう。

 

*1:私は、PC版『ONE~輝く季節へ~』『kanon』『Air』『CLANNAD』『智代アフター』『リトルバスターズEX』『クドわふたー』『Rewrite』『Rewrite Harvest festa!』をプレイ済みであり、アニメ『Angel Beats!』も見ているのでKEYファンといって差し支えないと思う。ちなみに京アニ版のKEY三作品も見てます。JCのリトバスはダメだと思いますし、アニメRewriteは不安ですはい。

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