猫箱ただひとつ

物語追求blog。アニメ、マンガ、ギャルゲーを取り扱ってるよ

批評行為

なぜ批評は創作物と同等に扱われないかというと

これの続き。 参照→批評を批評することの必要性(一億総評論家から創作家へ 上記記事で「批評文物にさらに批評が加えられないのは、批評が創作物として認められていないから」だと語りました。 自己の価値観を絶対のものだと信じてやまない安易な規範批評、…

レビューという言葉は多義的で焦点がぶれる

レビューは多義的 「レビュー」という言葉は(原義はどうであれ)、今では作品の機能分解/評価/批評/紹介/コメントという様々な意味を持っている言葉だと思います。 なので「CLANNAD(作品名)レビュー」とタイトルを決めて、そこから記事を書こうとすると何を書…

アニメブログ&まとめサイトが過剰にやる考察ってただの「今後の展開予測」だよね?……

*一応伏せ文字にしネタバレ配慮はしていますが『Charlotte』未視聴の人はご注意を。

批評を批評することの必要性(一億総評論家から創作家へ)

一億総ツッコミ時代 (星海社新書) posted at 15.08.06 槙田 雄司 講談社 Amazon.co.jpで詳細を見る 1)作品批評を批評することの必要性 以下の記事では『映画・進撃の巨人』を評論した評論家に監督が怒り、 FBにて友達公開でその怒りコメントをUPしたのが、…

レビューの品質が一向に上がらないレビュアー

レビュー・批評もまた創作物であり、アニメやゲーム、小説や絵画などの創作物と(その練度の差はどうであれ)同じだとみなす考え方があります。 これ感情的には受け入れくい人もいるかもしれませんが、我々が思い浮かべるアニメや小説といった「創作物」もまた…

45本分のギャルゲーレビューを書いたので振り返ってみる

SAGA PLANETS 四季ボーカルコレクション SAGAPLANETS Amazon.co.jpで詳細を見る 43作品45本分のギャルゲーレビューを書いてきたので、どんな発見があったか振り返ってみます*1(広義の意味でのレビューということで一つ) 1)やたら時間がかかる 「作品を機能…

『反解釈』を読んで、作品を思想・文化に吸収せしめる批評がまったくもって要らない事がわかる

そして、作品から無限の意味を引き出す「解釈」さえも――― いま断じて必要でないこと、それはこれ以上さらに「芸術」を「思想」に吸収せしめること、あるいは(こちらのほうがもっと始末がわるい)「芸術」を「文化」に吸収せしめることである。――『反解釈』S…

『良質な読者』

このように、オタク文化の頂点に立つのは教養ある鑑賞者であり、厳しい批評家であり、パトロンである存在だ。 それは作品に美を発見する「粋の眼」と、職人の技巧を評価できる「匠の眼」と、作品の社会的位置を把握する「通の眼」を持っている、究極の「粋人…

批評は、個々人が抱いている作品評価を書き換えられるか

*批評=私は"こう"観たを語ったものhttp://eroge-pc.hatenablog.jp/entry/2015/02/03/090000 批評は、作品の価値を開拓できるかもしれないが、個々人が抱いた作品評価を変えらはしないと常々思っている。 以前にも語ったように実感が伴わないただの言葉で、…

『良い批評』を定義する

読者からみる『良い批評』 以前、作品に即した上で新しい視点の提示がなされたものが最もファンに求められている批評だと語った。 何故ならこれなら誰も文句言わないからだ。 《物語そのもの》として作品を捉えているファンは尚更にこの方向性の批評を好むし…

レビューという行為は、アニメやギャルゲーをただの「実用品」として扱うようになるのでは

レビューという言葉は多義的に使われていますので、ここではアニメ・ギャルゲーレビューサイトでよく見かける「作品を機能毎に分解し評価」することをレビューと定義します。 シナリオ、CG、作画、演出、音楽、キャラクターといった要素に分けてその一つづつ…