猫箱ただひとつ

物語追求blog。アニメ、マンガ、ギャルゲーを取り扱ってるよ

ゲームレビュー

Sugar+Spice2の「エピソード選択方式」はいいね!サクサク読める。感想#1

Sugar+Spiceシリーズでは、プレイヤーにエピソードの選択権が委ねられており、MAP上に散らばる(かわいらしい)アイコンをクリックすればその通りのお話が読めるし、ひいては告白のタイミングすらもこちらの好きな時にしていい。 これによりプレイヤーの嗜好…

【簡易考察】群青の空を越えて―俺たちは何のために戦ってきた?―

ギャングスタ・リパブリカという先天的物語保有者~生きるとは相手の■■をぶっ潰すこと~

(1)物語を選んだ“後日談” この続き。 ▼ CARNIVALはひとつひとつ取り払い、こなかなは精一杯の物語を信じた(+魔女こいにっき.11eyes) 物語を信じることは――時に――難しいが、もしそれが出来たのならば迷うことはなくなる。それはイコールで『幸い』ではな…

ナルキッソス感想―死の読み味が軽い―

ナルキッソス 総評 やがて、わたし自身のことですら、まるで他人のように眺め、リアルとして認識できなくなった。 ――セツミ/ナルキッソス

和み箱 感想。価格によって作品評価を変えるべきかどうか

『カルタグラ』『ピアニッシモ』のFDにあたる本作は、3本のスートーリーと2つのミニゲームが収録されている。 目玉はカルタグラの後日談『サクラメント』と、凜の娼婦時代を描く『凛 〜雪に咲く花〜』で、後は本当にオマケでプレイしなくても特別差し障りが…

【感想】ピアニッシモ 操リ人形ノ輪舞 

殺人犯として追われる主人公が真相を暴くミステリー作品。でありながら弱々しいタッチで『夢』を描こうとしたのがPP -ピアニッシモ- 操リ人形ノ輪舞である。

CARNIVALはひとつひとつ取り払い、こなかなは精一杯の物語を信じた(+魔女こいにっき.11eyes)

[1]我々は意識することなく多くの物語を取り込みながら ※CARNIVAL、こなかな、11eyes、魔女こいにっきの凶悪なネタバレ注意。4作品未読の場合は絶対読まないで下さい。 ◆

カルタグラ 感想

*ネタバレ注意 ――それは、妄執と狂気に至る愛。

萌え、萌え?①(恋カケ~げんしけん)

(1)内面類推と萌えの関係性 「萌え」とは明確な定義が決まっておらず、発言者によってゆらぎがある言葉だ。私自身は深い感情に出会った時に、それも可愛いの最上級として使っている。 今回はそんな萌えの発動条件・因子はどこにあるのか?と興味をもったの…

【ゆきうた】起こらないから奇跡って、え、起こるんですか【感想・レビュー】

――もみの木に願えば願いは叶う しかしそれはやっぱりただの御伽噺で、飼っていたうさぎは生き返らなかったし、奇跡は起きなかったのだと、主人公は語る。

ライトでポップな推理ゲーム、ダンガンロンパは面白かった。…のかな?(感想)

全クリではないですけど、とりあえずクリアしましたので感想を箇条書きで書いていきます。 *ネタバレ注意。

こなたよりかなたまで考察――無限のように生きる――

遥彼方は、末期癌だ。 すでに助からない身の上でそれでも余命を伸ばそうと投薬治療を受けている。抗癌剤の副作用は絶えず身体をむしばみ、がらんとした暗い部屋で、バケツ一杯に吐瀉物を溜め込む姿は―――彼が一人で生きていることを突き付けてくるようでさえ…

『いつ空』すごいぃぃいいいいッ!!!!いやっほうううう!!

すごいすごい! これはすごい!!!

紙の上の魔法使い感想・レビュー/噓でぐちゃぐちゃな物語を語りましょうか

*ネタバレ注意

果つることなき未来ヨリ考察―『描かない』を描いたアイラ√がただただ美しい―

*ネタバレ注意

天秤のLa DEA~戦女神MEMORIA~感想レビュー/テキストは悪文だがそこを差し引いても満足できるRPGだった

(1)概要 1999年にエウシュリーから発売された『戦女神』、これに新要素・新展開を追加したのがリメイク作『天秤のLa DEA~戦女神MEMORIA~』である。

原理的思考に固執するのは子どもの、子ども地味た考え方に過ぎない。でもね(ギャングスタ・リパブリカ)

「私が原理を重視するのは、それが価値を生むからだ。目的達成のためじゃない」 ――時守希(ギャングスタ・リパブリカ) 「原理」とは多くの物事を成立させるための根本的な法則であり、事象が依拠する最もはじまりの場所である。それ自体が何かに依存せず、ま…

今この瞬間を生きない、いろとりどりのセカイ

*ネタバレ注意 「いま、この瞬間に解らないこと、どうしても知りたいって思うこと、その内容の全てを理解している、そんなお前がこの先のいつかの時間に必ずいるから」 ――二階堂真紅/いろとりどりのセカイ この言葉はたまに思い出すくらいに好きだったりする…

HOLY BREAKER!感想―理解が及んでしまえば、もう終わりだ

※否定的な態度を取っているので注意。 HOLY BREAKER! 感想 「あなたが私に対して容易してきた批判文句は一通り言ったことにしましょう。シナリオが致命的につまらないとか、屏風のように戦闘が薄っぺらいとか、そういうこと全部ね。だから前置きは以上。本題…

2016年にプレイしたエロゲ総括(おすすめ~駄作まで)

例年どおりその年に "プレイ" したエロゲ(含む一般ノベル)26作品を気のむくまま語っていきます。核心的なネタバレはしませんが、作品内容には触れますしダメなものはダメと言いますのでそこはご注意下さい。 ・2014年にプレイしたエロゲ18作品・2015年にプレ…

立ち絵がぐりぐり動く『Corona Blossom vol1』レビュー

*Steam版(全年齢)を購入。18パッチは当ててないのでその前提でどうぞ。 (あと今回書き方(ないし書く立場)を変えてみたので以前の書き方が好きな人はあまり好ましくないかもということで一応注意)

つよきす 三学期レビュー 無印版を全てなかったことにして新たに作り直された本作は「つよきすとは何か?」を考えさせてくれる

*本記事は『つよきすCHRONICLE』(『つよきすFull Edition』→『つよきす三学期Full Edition』)の流れのもとで記述されており、また筆者は制作背景に関わる全てを重視しておらず《物語そのもの》の視点で語っていることにご注意。 ▼関連記事 「アニメ化」と…

『BALDR SKY Dive1』は過去と現代・ADVとACT2つのスイッチングで退屈をはぎとる!(作品紹介)

*今回大まかな作品構造に触れざるを得ないので、そういうのが嫌いな未プレイ者は読まないほうがいい。逆に「序盤のちょっとした情報くらいなら大丈夫」って人は、ここから先どうぞ。 2つのスイッチングで"退屈"を剥ぎ取る『BALDR SKY』 ヒロインに起こされる…

『つよきす Full Edition』レビュー ゴキブリをかばう前代未聞のヒロインに腹筋が震える

*前半は作品紹介、後半は感想。 1)可憐でお淑やかなヒロインなんてものは存在しない あなたはゴキブリを庇い立てるヒロインに出会ったことはあるだろうか? 私は『つよきす』をプレイするまでただの一度もお目にかかったことはなかったし、これからも出会う…

『ランス03』レビュー 正直おすすめできない作業作業RPGだった。(9417文字)

1)なぜランス03はこんなにも作業ゲーなのか 『ランス03 リーザス陥落』(以下ランス03)をプレイしたものの、序盤から終盤までひたすら「作業」感の強い作品だった。楽しむとは縁遠いゲーム設計であり、面白いか?と聞かれれば面白くないと答え、おすすめでき…

やや強引なストーリーだが心地よい『fault milestone one』の購入経緯+感想レビュー(6303文字)

*想定読者=既プレイ者のみ

立ち絵が美しい!5時間以内に終わる同人ファンタジーノベル『fault - milestone one』を紹介するぞ!

『fault - milestone one』(ディレクターズ・カット版) 「これは私達の現実と陸続きの物語ではない」 開始早々、そう認識せざるをえない固有語による固有語のオンパレードによって『fault』は幕を開けた。「クラフト」「カラード・マナ」「風言語」……登場人…

もしも凛堂禊(ギャングスタ・リパブリカ)が『Hyper→Highspeed→Genius』の世界で『守護者』になったら、みたいな妄想楽しすぎ

*果てしなくどうでもいい記事であり、両作品ややネタバレ注意。 凛堂禊×HHG 『Hyper→Highspeed→Genius』(以下HHG)では、何らかの特殊能力を持った者を『守護者』(ジーニアス)と呼び、その能力は透視、念動力、発火現象……おおよそ「超能力」という言葉で連想…

世界は私達を愛してくれないし、私達は世界を愛すわけじゃない。(明日の君と逢うために~ざくざくアクターズ感想②)

※『明日の君と逢うために』『ざくざくアクターズ』ネタバレ注意 1)世界は私を愛さない(ざくアク) 『ざくざくアクターズ』は「ハグレ」と呼ばれる異世界召喚された者たちが跋扈する世界だ。牛男に鳥女、悪魔から七福神まで様々におり、彼らはその強い力を目当…

ゆのはな―ある冬の暖かい物語―(感想レビュー)

ゆのはな(PULLTOP) 季節は冬。 外に出ればぶるぶると震えてしまう寒さが待っている。手はかじかみ、吐き出す息は白い。手のひらで溶け出す六花を見てはやっぱり冬なんだなあって実感する。すると「この気温は堪えるでしょ?」と声をかけてくれる人がいて「ほ…